ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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明日のご飯どうしよ。


21話 空中都市開発

ウルトラな面倒事発生。

 

錬金王アレックスの名前が全国放送。

 

これはまだいい、だって俺は丁稚のエイハブ君だもの。

 

問題なのは、押しつけられたこの、『空中都市マイブリス』の管理権。

 

これはマジでやばい。

 

まず、マイブリスを見てみよう。

 

マイブリスには、コンソロールシステムが生えていた。

 

某牛丼屋のお持ち帰り注文するときに使うような……、タッチパネル式のアレだ。

 

俺は、それを使ってデータを見る。

 

『空中都市マイブリス

大きさ:80000平方キロメートル

移動ルート:東西南北周回、時計回り

入門料:設定されていません

飛空艇:大型4、中型8、小型16

《飛行艇はサービスよ!by女神ヒューラ》』

 

つまりは、北海道ほどの土地の支配権が俺にあるのだ。

 

それも、東西南北どの国にも、物理的に上から攻められる土地。

 

それだけじゃない。

 

百階層をクリアした者は、必ず次の階層に、この100.5階層であるマイブリスに来る。

 

裏を返せば、マイブリスから101階層にチャレンジすることになる。

 

すなわち、このマイブリスは、101階層以降を攻めるための補給拠点として使えるのだ。

 

ついでに言えば、マイブリスにはモンスターが出ない。

 

今回、ダンジョンの百階層を攻略して分かったのは、百階層を攻略すると、レベルが上限解放されるってことだ。

 

それと、これは予想だが、百階層クリアごとにスペシャルな特典が得られるってこと。

 

……これからどうなるか。

 

まず、八神将は間違いなく、すぐにでも百階層を攻略しにくる。

 

レベルキャップの解放はあまりにもデカい。

 

レベル100到達者として各地でデカい顔をしていた八神将達は、俺達がレベル200への道のりへ進めば、自らの地位を守るためレベル200を目指すだろうことは想像に難くない。

 

ええい、こうなったら、徹底的にやってやろうじゃねえかよ。

 

 

 

まずは、七元徳に生き物の死骸と建材の類を方々から集めてもらう。

 

虚空錬金のことを秘密にするため、カバーストーリーとして材料集めだ。

 

七元徳は全員、転移魔法が使えるので、それでワープを繰り返し、銀行に行き口座から金を下ろして、資材屋に転移し、このマイブリスに転移するのを繰り返し、ピストン輸送する。

 

エクスシアには、ありとあらゆる国の、ありとあらゆる組織が現れ、七元徳及び錬金王の引き抜きを試みている。

 

それは、強引な手段によって無理やりの奴隷契約魔法をかけることも厭わないくらいの強烈な勧誘だった。

 

だが、七元徳は転移で逃げられるので、そう言った連中に捕まらずに済んでいるらしい。

 

それでも、日に日に勧誘は増えていき、今では、俺がエクスシアの大通りに建てた店の前には、昼夜を問わずに人だかりができている。

 

大量の奴隷も買い集めて、下働きもやらせる。

 

反抗的な奴も、錬金王アレックスが目の前で死んだ人間を錬金し、ホムンクルスへと作り替えるところを見せてやれば、そのおぞましい所業に震え上がり、真面目に働くようになった。

 

もちろん、錬金王アレックスは、俺の精神魔法によって見せられる幻覚であるのだが。

 

人の死骸がブクブクと泡立ち、傷ついた死骸が元に戻り、全身が漂白されたかのように白く染まる。ホムンクルス……、機械のように動く人間モドキを見た奴隷達の恐れようは大きかった。

 

その様を見せたのは反抗的な犯罪奴隷だけだが、噂はそのうちに広まるだろう。

 

だが、主人として考えると、俺がいないときに謀反を起こされるのが一番困る。

 

多少怖がられても良いから、とにかく言うことを聞かせることを優先しよう。

 

入門料は銀貨一枚に設定、大型船を東西南北に、中型船を八方に、小型船は六隻を予備として、残りの六隻をエクスシアとの定期便とする。

 

タイムリミットは大体一ヶ月間。

 

八神将が子飼いの部隊を集めるまで一週間、ダンジョン百階層を攻略するまで三週間と見ている。

 

それまでに、街の体裁を整えて、冒険者ギルドから人員を招致し、運営できるようにしなければならない。

 




麻婆豆腐とかどうよ?

なんかおすすめあります?

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