ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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あー、なろうへの転載したいのは山々だけど、どれも完結しねーんだよなあ!!!


34話 ダンジョン攻略の準備

五人のタイプの違うおねーさんを侍らせて、ダンジョンを攻略する。

 

惜しむらくは、ロリタイプがいないことだが、まあ、贅沢は言わない。

 

筋肉鬼人お姉さん、ダーナ。ギガ盛り。

 

活発猫獣人お姉さん、ナーゴ。中盛り。

 

母性ダークエルフお姉さん、カトリーヌ。並盛り。

 

クール蟷螂人お姉さん、ガギリ。小盛り。

 

妖艶魔人お姉さん、リリーベル。大盛り。

 

そして俺の六人でやっていきたいと思います。

 

え?名前の横の〜盛りって何だって?

 

乳だよ。

 

俺。

 

錬金王アレックスであるという正体は誰も知らない知られちゃいけない。

 

表向きには、錬金王アレックスに非常に可愛がられている有能な丁稚の『エイハブ』である。

 

服装は、白いメンズのチャイナ服に、七元徳と同じ、背中に大きな錬金紋が描かれた赤い外套。

 

この外套は、ドラゴンの革でできており、フードと袖がある。

 

ぱっと見、完全に悪の組織の人達が着るやつであった。

 

裾や袖は金糸で飾られて、折り返した部分は黒。即ち、外套の内側は黒い。

 

金糸の飾りは、この外套が極めて上等なものであると示している。要するに豪華そう。

 

チャイナ服……、いわゆる長袍(チャンパオ)っぽいのだな。色は白。

 

だが、改造がされており、丈が短めで動きやすくしてある。

 

靴も、ドラゴン革のシューズ。

 

両掌には、錬金紋が刻まれている。表皮を錬金すれば刺青が入れられる。消すことも可能だ。

 

革のベルトで腰に、短い金属の棒を何本もぶら下げている。

 

これは、『可塑性錬金ミスリル』と言って、戦闘時に錬金をかけて、様々な武器にするのだ。

 

 

 

さあ、と言う訳で、冒険に出発だ。

 

俺は、腰に、アイテムボックスの魔法が付与されたポーチを二つつける。

 

大きいのと小さいの、二つだ。

 

これの中に、錬金王ブランドの魔導具や食料を詰め込む。

 

「おい坊主、やけに軽装だけどよ、ダンジョン内でポーションや食料が切れても知らねえぞ?」

 

と、ダーナに忠告される。

 

俺は、腰のアイテムボックスポーチから、ポーション瓶を取り出す。

 

「これ、アイテムボックスなんで」

 

「へえ!アイテムボックスか!珍しいもん持ってんな!」

 

「そうなんですか?空中都市マイブリスでは、これと同じものが金貨一枚くらいで店売りされてますよ?」

 

「ははあ、そりゃ凄えな。アイテムボックスは小さいのでも金貨三十枚はいくぜ?」

 

「へえ……」

 

そうなんだ。

 

マイブリスでは、金貨一枚で、三百キログラム入るアイテムボックスポーチが買えるけどな。

 

俺のこれは、千キロモデルと、五百キロモデルだ。

 

冒険者の一日の物資の消費量は、食料、水含めて三キロ程。

 

一日三階層進むとして、百階層に到達するまでに消費する六人分の物資は充分にある。

 

まあ……、最短一ヶ月で百階層に到達する、と言うのは、俺達、錬金王と七元徳みたいな、ゴリゴリの最強パーティだからできたことであり、普通の冒険者パーティなら、百階層までに一ヶ月半、ないし二ヶ月はかかることを覚悟するべきだ。

 

つまり、一般的な冒険者パーティなら、一日二階層ほど。

 

五日かけて十階層に到達できるかできないかと言ったところだ。

 

もちろん、階層が低ければ低いほど、ダンジョンの道のりは短く、逆に、高ければ高いほど長い。

 

十階層くらいまでは、一階層につき二、三時間で済むが、段々と距離は伸びていき、百階層では、突破に三日ほどかかるかな?

 

つまり、何が言いたいのかと言うと、今俺は、ここにいる六人のパーティメンバー全員分の水と食料、物資を持っているってことだ。

 

「一応、俺達も、アイテムボックスは持ってるんだが……、物資は五人で切り詰めて一ヶ月分しか入らねえな」

 

ってことは……、二キロと五百グラムを一日分くらいとして、それを五人で一ヶ月だから……。

 

三百〜四百キログラムくらいか?通常のアイテムボックスの容量はそんなもんなのか。

 

「ああ、大丈夫ですよ。このアイテムボックスは、そちらのアイテムボックスより容量が大きいんで」

 

「ほう……?カトリー、鑑定してみろ」

 

「はあい、よろしいかしら?」

 

「はい、構いません」

 

そして、ダークエルフのカトリーヌが俺のアイテムボックス二つに鑑定をかける。

 

「……まあ!すごいわ!こちらは、私達のアイテムボックス袋の1.5倍くらいの容量があって、こちらの大きめのに至っては三倍以上も!」

 

「こちらのアイテムボックスポーチは、全部マイブリスで売ってますから、到達した暁には是非ご購入ください!と、師匠が言ってました」

 

「そうかい!なら、物資を持ってもらうよ!」

 

「そう来ると思って、食料や水などの資材は集めておきました」

 

「ふむ……、そこまでされると、こっちは金を出さなきゃならなくなるな」

 

「いえ、こちらの……」

 

俺は、使い魔のハチドリを指差す。

 

「さっきも言いましたが、こちらの使い魔が、皆さんのことを見て、脳内ネットワークに映像を流しています。皆さんのプライバシー……、つまり、戦うところや休むところを撮影する予定なので、その分、物資はこちらから供出させていただきたいと思います」

 

「ふーん?まあ、それなら構わねーけどな。流石に、ションベンしてるところは見んじゃねーぞ、坊主!グハハハハ!」

 

と、豪快に笑うダーナ。

 

「もちろん、そう言ったところは誓って写しません」

 

「じゃあ、明日から軽く十階層くらいまで潜るぞ!準備しな!」

 

そう言うことになった。

 




ダイエット頑張ってます。

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