ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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笑いたい奴だけわーらえっ。




3話 移動

深夜二時。

 

どうやら、この世界は、ファンタジーらしい。

 

俺はエアロリムをやり込んだドラゴンホーンなのでファンタジーには詳しいのだ。

 

ファンタジー世界では、夜はみんな寝ているっ!!!

 

……日本では、徹夜してゲームやら、夜遅くまで開いている飲み屋だとか、二十四時間営業のコンビニだとか、そういうのがあったが、ファンタジー世界では、日が昇ると起きて、日が沈むと寝るのだ。

 

つまり、今もみんな寝ている。

 

俺もちょっと仮眠を取ろう。

 

この辺の、林の木々の下で、軽く鳴子を設置してから、スキル『察知』を使いつつ、三時間ほど仮眠。

 

 

 

起きた。

 

鳴子を回収して、移動を開始する。

 

今は朝の五時。

 

人々は起き始めて、色々と仕事を始めているようだ。

 

俺は、目立たないようにしつつ、街の人間に鑑定をかけながら移動する。

 

フード付きの外套を着て移動しているので、顔は誰にも見られていないはずだ。

 

ん?

 

あれは……。

 

「すみません、こちらのチーズとビスケットをください」

 

幅広の帽子、長い外套、丈夫そうな靴。

 

……巡礼者ってやつか。ダークネスソウルで見たことがある。

 

つまり、人通りは多い……?

 

なら、旅人がいても不自然じゃないな。

 

もしかしたら、身分証とかが欲しいのかもしれないが、俺の目的はこの国から出ること。

 

まずはそれからだ。

 

さて、まずは、そこの店でチーズとビスケットを買おうか。

 

「すみません、これください」

 

「はいよ、って銀貨か。釣りは足りるかな……?」

 

銀貨はそこそこに高額な貨幣らしい。

 

鉄貨十枚で銅貨一枚、銅貨十枚で銀貨一枚、銀貨十枚で金貨一枚。

 

鉄貨一枚で100GP、1GPで一円って感じかな。

 

そう考えると金の流通量が多いのかな?なんて思ったが、どうせ、金より貴重な魔法の金属やらが存在するんでしょ?俺は詳しいんだ。

 

それに、金本位制だから、経済の規模も大きくないんだろうな。

 

因みに、買ったチーズとビスケットは『鑑定』で問題ないと分かったので、後で食べます。

 

バレないように移動する予定なのになぜ買い物をしたのかというと、手ぶらで旅する旅人は怪しいからだな。

 

俺以外にも、巡礼者、旅人、恐らくは冒険者……って言うのかな?そんな感じの武器を持った人、他にも、旅芸人や傭兵のような奴らもいる。

 

木を隠すのなら森の中なので、周りと同じ行動をして紛れ込んでいこう。

 

 

 

さあて、割と簡単に外に出れたぞ。

 

周りの人の流れに乗って、移動してみようか。

 

「なあ、巡礼者さん」

 

「はい?」

 

おや……、旅人が巡礼者に話しかけているな。

 

同じ道を行く人々は、話しかけられたりするのが普通なのだろうか?

 

とりあえず、聞き耳を立てる。

 

「俺はこの辺の地理に詳しくないんだが、こっちの方には何があるんだ?」

 

「ここはネブリナ王国で、北にはトルニス帝国がありますよ」

 

「へえ、あんたもその、トルニスって国に向かってんのか?」

 

「はい、そうですね。ネブリナ王国とトルニス帝国は敵対していますが、我々、聖教の教徒には関係がありませんから」

 

「聖教って言えば、レゲン聖教国の?」

 

「ええ、この世界で最も尊き教えです」

 

「巡礼って……、何でわざわざトルニスへ?」

 

「トルニス帝国は通り道ですよ。トルニス帝国の西に、ヌボラ聖国という聖地を擁する国がありますから、そこへ行くのです。でなければ、神を信じないトルニス帝国のような国には行きませんよ」

 

なるほどな、地理関係はちょっとは分かった。

 

俺はとりあえず、そのトルニス帝国ってところを目指そうか。

 

敵の敵は味方、じゃねえけどよ、この王国から逃げるなら、その敵の国に行けば、この王国に手出しはされないんじゃないかと思ってな。

 

「で……、あんたは旅人か?それとも冒険者か?」

 

旅人が俺にも話しかけてきた。

 

「ああ、まあ、そんなところだ」

 

「へえ、何で旅を?」

 

ふむ、何と答えるか。

 

「住んでいる村から出て行ったんだよ。次男だしな。俺は帝国に向かって、そこで働きたいと思ってる」

 

「そうか……、まあ、言っちゃ悪いがよくある話だな。帝国には働き口があるのかねえ?」

 

すると、巡礼者が口を出してきた。

 

「帝国では、実力さえあれば、貴族でなくとも召し上げられるそうですよ」

 

「なるほど、実力主義って訳か」

 

「そのせいで、汚らわしい亜人種も召し上げていますからね……」

 

巡礼者は、亜人が嫌いなようだ。

 

亜人ってのは何だろうか?

 

だが、それを聞くのはおかしい気がする。

 

基礎知識なんだろう。

 

「亜人ってのはどんな姿なんだ?俺の村にはいなかった」

 

などと、それとなく聞いてみる。

 

「耳長のエルフ、ちびデブのドワーフ、もさもさの獣人とか……、まあ、色々だ」

 

と、旅人が言った。

 

なるほど、そんな感じか。

 

 

 

それとなく聞いたところ、街に入るのに身分証はいらないらしい。

 

ただ、犯罪者は顔に焼き印をされるので、それでわかるとのこと。

 

えっ、それは……、某カードゲームアニメかな?

 

どうしよう、俺もバイクと合体しなきゃならないのかな。

 

 

 

そんな感じで、宿場についた。

 

旅人と巡礼者はここで休んでいくそうだ。

 

俺は、持ち合わせが少ないから、一刻も早く帝国に移動したい、などともっともらしいことを言って離脱。

 

そしてガチャタイム。

 

ノーマル×74

レア×22

スーパーレア×4

レジェンドレア×0

 

ノーマルでマウンテンバイクが出たので、それに跨り北へ……。

 




ガッシュベル、漫画は全巻読みましたけど、アニメは見てないです。

てか、少年漫画のアニメって大体途中で終わるからほんとひで。

漫画の最終話まで放送された長期連載少年漫画って、ドラゴンボール以外にありますか?

俺の記憶だとトリコとかも途中で終わってましたよね?
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