ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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よーし、また新作書くかー!


8話 野営しつつも

《スキル:ガチャを使用しますか?》

《GP:220060000》

《はい/いいえ》

 

はい。

 

ノーマル×70

レア×22

スーパーレア×8

レジェンドレア×0

 

 

 

ちっ、レジェンドは出ないか。

 

スーパーレアで新しく出た物の中に、いくつかの魔法系スキルスクロールが出たが、俺はあまり魔力が高くないようなので使わないでおく。

 

俺は実質、PSY専門ってことになるだろう。

 

逆に、レクノアには魔法の才能があるようなので、『無属性魔法』とついでに『杖術』を覚えさせた。ノーマル相当の魔法の杖も持たせる。

 

本当は他の魔法スキルスクロールもあるのだが、『ステータス偽装』ができないレクノアにあまりスキルをつけ過ぎると、鑑定されたときに困るので最低限のスキルを二つつけた。

 

一方で俺は新しく、PSY『フロストバイト』を覚えた。これは、パイロキネシスの氷版だ。

 

あとのスーパーレアは道具類だった。

 

体感だが、スーパーレアだけでなく、基本的に全般で言えるのは、スキルスクロールのドロップ率は低いってことだ。

 

排出率は……。

 

PSY<スキルスクロール<武器<道具<ポーションや食料

 

と言える。

 

 

 

「おい、レクノア!飯食って寝るぞ」

 

「うん」

 

「俺は寝る。夜中の十二時になるまで見張りよろしく」

 

「えっ、見張りは夜の方が辛いよ?」

 

「そうだな」

 

「そもそも、私の魔眼があれば奇襲は受けないよ?今晩は安全に眠れるって見えてるもん」

 

「念のためだ。この際だから言っておくが、俺はお前を完全に信用している訳じゃない。お前だってそうだろ?」

 

「それは……、まあそうだね。でも、私は、お兄さんを信頼できそうだと思ってるよ」

 

「俺はまだ分からない。とにかく、見張りしとけよ」

 

 

 

十二時頃、アラームが小さい音で鳴る。

 

「レクノア、交代だ」

 

「くぅ……、くぅ……」

 

うわこいつ寝てやがる。

 

「この野郎、起きろ!」

 

「ひゃあい?!」

 

「見張りしとけっつったよな?」

 

「ご、ごめんなさいっ!つ、つい……!」

 

まあ、なんの訓練も受けてない十五歳の女に夜の見張りなんてできない、か。

 

「はぁ……、もう良い、寝袋で寝とけ」

 

「え……、怒らないの?」

 

「いや……、ガキに夜更かししろってのは難しいよな、俺の采配ミスだ」

 

「……殴らない?」

 

「そんな趣味はねえよ」

 

「その、ごめん、本当にごめん」

 

「良いって、早く寝とけ」

 

 

 

次の日。

 

「その、昨日はごめんなさい」

 

「良いって」

 

だけど……、未来が見えるなら、自分がミスするって分からなかったのかね?

 

「えと……、未来は色々な可能性で分岐してるから、結果が変わりやすいのと、私がちゃんと見てなかったのもあるかな」

 

「見てなかった?」

 

「全知の魔眼は、使おうと思わないと発動しないの。常に未来や過去がずっと見えてたら、頭がおかしくなっちゃうでしょ?でも、察知は常に発動してる」

 

なるほどな。

 

「分かった。明日からは……、そうだな。何時までは起きていられそうだ?」

 

「時間の単位がよく分からないからなんとも言えないかな」

 

「じゃあこうするぞ、俺が先に寝て、夜中の前に起きて交代、お前を早めに起こして更に交代。これでいく」

 

具体的には、六時から九時まで俺が眠り交代、そして次の日の四時に更に交代して七時まで俺が眠る。

 

「ごめんなさい、迷惑かけて……」

 

「そりゃ一度二度のミスなら許すだろ。何度も足を引っ張るなら殺すが。それに今回は俺のミスでもあるから怒れねーよ」

 

「……ありがとう、お兄さん」

 

 

 

それから六日かけて移動。

 

もちろん、毎日ガチャを引いた。

 

すると……。

 

《スキル:ガチャレベルアップ!》

 

と謎のアナウンスが。

 

「は?」

 

《ガチャを千回引いたので、ガチャのラインナップが強化されました!》

《一日に引けるガチャの回数が三百回に増えました!》

《ログインボーナス機能が追加されました!》

 

ほーん?

 

そう言う感じなんだ。

 

じゃあ、無理にでもガチャはたくさん引いた方が良いんだな。

 

 

 

そんなこんなで帝国に到着〜!

 




思いつき集はね、終わらせられるかどうかわからないssを載せているんだ。本気で終わらせられるなら個別で連載してるよ。

だから、ぽこじゃか新連載が増えるし、前のssは終わらない……。

ツイッターとかで続きを書いてくれと言われたらまあ、書くかなあ……、書かないかな……?くらいの気持ち。

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