ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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あああ、書けない。


16話 仲間と更なる力

傭兵ギルドに来た。

 

「おはようでーす」

 

「でーす」

 

俺とレクノアが入室すると、傭兵達の目が一気にこちらに向いた。

 

何なんだ?

 

「な、なあ、あんたら!俺と組まないか?」

 

「おいっ!抜け駆けすんなよ!俺と組もうぜ!」

 

「そいつらより俺の方が強い!だから俺と組め!」

 

おお、勧誘。

 

ふむふむ、なるほど、なるほど。

 

俺は、隣のレクノアの肩を抱く。

 

「すまんが、俺は顔が可愛い女としか組まないんだ」

 

と宣言。

 

傭兵達は絶句した。

 

「本気かよ……」「そんなことをハッキリ言うか普通?!」「どんだけだよ」

 

すると……。

 

「はいはーい!アタシは可愛いぞー!」

 

んお、獣人だ。

 

虎の獣人。

 

エアロリムのワーウルフみたいなガチ化け物ほどじゃないけど、一般通過萌えキャラの猫耳だけ生やしたエセ獣人でもない。

 

ニッチ受けする人外萌え向け系の獣人だ。

 

某ヤドカリ氏の漫画の世界観だ!

 

ふーむ、これならぶっちゃけ抱けるな。

 

「確かに可愛いな」

 

「だろ〜?このキレーな毛並み!」

 

「いや、毛並みは分からんが顔が」

 

顔は、まあ……、可愛いと言うよりは美人系で、髪は短めなんだが、屈託のない笑顔を浮かべているのがギャップがあって良いな。

 

年齢は俺と同じくらいか、いや、ちょっと下くらいかな?

 

胸も身長も、レクノアより大きい。

 

「顔?顔はよく分からないんだけど」

 

ああ、そうかい。

 

「で、俺達と組みたいのか?」

 

「そうだね!メンバー級にして既に二つ名を持つ、有望な傭兵二人!そしてアタシも、二つ名はないけど同じメンバー級で、しかも一人!ちょうど良くない?」

 

ふむふむ、確かに丁度良いかもしれない。

 

どの道、俺も人数を増やしたいと思っていたところだ。

 

例えば、護衛の仕事なんかは、二人ではできない。睡眠時間が確保できないからな。

 

「レクノア」

 

「えっと……、『訓練場での戦いを見てたけど、ありゃ強い!濡れてくるね!それに、あんだけ強けりゃ絶対に偉くなる!強くて偉い男になった時に、最初から隣にいれば、妾になれるかもしれない!』だって」

 

「ん、んなっ?!何で分かるんだ?!」

 

狼狽える虎獣人の女。

 

「ほー、お前、俺の妾になりたいのか?」

 

「えっ!そ、それは、その……」

 

「良いぞ、妾にでもなんでもしてやる。但し、裏切ったらタダじゃおかねえぞ」

 

「わ、分かったよ!絶対に裏切らない!だから、アタシと組んでくれ!」

 

「良いだろう」

 

そう言って握手をする。

 

「ラインだ。こっちの白いのはレクノア」

 

「アタシはトライだ」

 

虎のトライでおじゃるか?

 

洒落ておるのう。

 

×××××××××××××××

 

名前:トライ

 

体力:E

精神:I

筋力:E

耐久:F

器用:G

知覚:D

学習:H

意思:F

魔力:I

魅力:D

 

スキル

格闘術:F

槍術:F

サバイバル:E

嗅覚:D

 

×××××××××××××××

 

 

 

トライと徒党を組んで、そのまま仕事に入る。

 

今日の仕事は、オークの退治だ。

 

徒党を組んだとは言え、たったの三人。

 

受けられる依頼は多くない。

 

普通、徒党は八人以上くらいで、多いところでは何百人、何千人ってところもある。

 

明確な定義はないが、ある程度の大きさになった徒党は『傭兵団』と呼ばれるそうだ。

 

傭兵団は、団単位で行動するのが基本で、その方が何かと都合が良い。

 

例えば、百人の傭兵団がいたならば、戦争の時は、その傭兵団の団長が、雇われの百人隊長として、一つの部隊になる。

 

こうすると、傭兵団を使う側も楽なんだそうだ。

 

むしろ、戦争のような大規模なイベントの時には、個人レベルの傭兵は敬遠……、ってほどでもないが、使えないやつ扱いされる。

 

もちろん、個人レベルの傭兵でも、活躍すれば褒美はもらえるが、個人レベルの傭兵が目立てるほど甘くない。この世界は無双ゲーではないのだ。

 

はい、ここでガチャ。

 

《スキル:ガチャを使用しますか?》

《GP:219950000》

《はい/いいえ》

 

三回はい。

 

ノーマル×73

レア×20

スーパーレア×7

レジェンドレア×0

 

ノーマル×73

レア×22

スーパーレア×5

レジェンドレア×0

 

ノーマル×70

レア×22

スーパーレア×7

レジェンドレア×1

 

さて、今丁度、この世界は無双ゲーではないと言った。だが待ってくれ、これを見ろ。

 

スーパーレアの品に、こんなものが混じっていた。

 

《筋力増加のポーション》×2

《筋力のステータスを1ランク上昇させる(永続)》

 

《体力増加のポーション》×2

《体力のステータスを1ランク上昇させる(永続)》

 

《耐久増加のポーション》×2

《耐久のステータスを1ランク上昇させる(永続)》

 

《精神増加のポーション》×1

《精神のステータスを1ランク上昇させる(永続)》

 

《魔力増加のポーション》×1

《魔力のステータスを1ランク上昇させる(永続)》

 

《スキルスクロール『剣術』》

《スキル『剣術C』を習得する。既に習得している場合は、1ランク上昇させる》

 

あ、あと、今回のレジェンドレアはこちら。

 

《召喚獣『フレズベルグ』》

《フレズベルグを下僕とする(永続)》

 

つまり、何が言いたいのか?

 

「俺にとってはこの世界は、無双ゲーになるかもな」

 

ってことだ。

 

×××××××××××××××

 

名前:我如古雷

 

体力:C(2ランクアップ)

精神:G

筋力:C(2ランクアップ)

耐久:D(2ランクアップ)

器用:E

知覚:F

学習:E

意思:EX

魔力:G

魅力:C

 

スキル

教養:C

格闘:C

剣術:C(1ランクアップ)

射撃:C

運転:E

サバイバル:E

家事:F

ガチャ:SS

収納:C

鑑定:C

察知:C

状態異常耐性:C

ステータス偽装:C

火属性魔法:C

 

PSY

テレポート

パイロキネシス

フロストバイト

ヒーリング

 

×××××××××××××××

 

×××××××××××××××

 

名前:レクノア

 

体力:H

精神:C(1ランクアップ)

筋力:H

耐久:H

器用:G

知覚:G

学習:D

意思:G

魔力:C(1ランクアップ)

魅力:C

 

スキル

教養:E

礼儀作法:E

全知の魔眼:A

杖術:C

無属性魔法:C

 

×××××××××××××××




別に「そんなことないですよ!」とか言って欲しい訳じゃないんですけど、全然面白い小説が書けねーっすわ。

俺って結構、クオリティを犠牲に書く速さを上げてる感もありますし。上質なssが書きたいなー。

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