ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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めっちゃ短いです。


26話 遠征終わり

山に到着した。

 

脱落者はいないが、全員疲労している。

 

「清聴!……山に辿り着いた!まずは、第一目標達成だ、良くやった。次に、山の山頂を目指す。二日間かけてな……。そこのお前、まず何をするべきだと思うか、言ってみろ!」

 

突然指名されたエルフの女は、目を白黒させた。

 

「えっ?!えーっと……、水を探す?」

 

「そうだな、それも重要だ。その他にも、水辺には色々な獣や、魚もいる。水辺はサバイバルにおいて重要だ。どうやって探す?そこのお前」

 

獣人の男を指名する。

 

「えっと……、水の匂いを辿る」

 

「そうだな、俺は人間だからそういうことはできないんだが、お前らにはできるんだろうな。じゃあ、やってみろ!」

 

 

 

水場を見つけた。

 

そこで、水を飲みに来た鹿や猪を捕らえて解体して、魚を捕まえて、焼いて食うことに。

 

獣人、エルフ、ダークエルフ、虫人、蜥蜴人辺りは、サバイバリティが高く、その辺の虫や小動物なんかも食えるし、食べられる野草なんかへの造詣も深い。

 

この辺は硬水だが、全員問題なく飲めてる。

 

休憩の最中も、血走った目で周囲を警戒しているのが見える。

 

よしよし、常在戦場だゾ!

 

オッ、鹿だ。

 

俺は、鹿の首を斬り落として解体、川にぶち込む。

 

「何やってんだ?!!!」

 

「肉は血抜きして冷やした方が美味いんだよ」

 

そして、冷やした肉を弱火でゆっくり焼いて、塩を軽く振ってから周りの奴に食わせると……。

 

「「「「う、美味え!」」」」

 

と大人気だった。

 

「獣は、内臓を取り出したら、肉はすぐに川や雪に放り込んでよく冷やせ。そして、弱火で軽く焼けば、それなりに美味いぞ」

 

などと、色々と教えてやる。

 

虫や小動物なんかもまあ、食えばそこまで不味い訳じゃないからな。

 

蛇とか芋虫とかそこそこに美味いぞ。

 

 

 

夜中。

 

「トロルの群れだあああっ!!!」

 

夜襲があるので、その度に飛び起きる傭兵達。

 

もちろん、交代制にして睡眠をとっている。

 

「応援はいるか?!」

 

「大丈夫だ!お前らは寝ておけ!」

 

おっ、良いねえ、チームワーク育ってるねえ。

 

 

 

山籠り三日目。

 

頂上に到達した。

 

「ワ、ワイバーンの群れだあああっ!!!もう終わりだぁーっ!!!!」

 

「レクノア」

 

「『ファイブスペル』『マジックミサイル』」

 

『『『『ガアアアアアアアッ?!!!』』』』

 

ワイバーンが落ちてきた。

 

「オラッ!落ちたのにとどめをさせ!!!」

 

俺は、空から猛禽の様に滑空して襲いかかってくるワイバーンを、真正面から両断する。

 

かなり硬いな。

 

魔剣リジェネレイターもいくらか刃こぼれした。

 

だが、リジェネレイターは、ゆっくりと再生する。

 

俺とレクノアの戦う姿を見て、冷静さを取り戻した傭兵達に指示を出す。

 

「弓兵!撃てーーーっ!!!!」

 

混乱している最中の傭兵達に、俺の大声はよく通った。

 

真っ白になった頭の中には、とりあえず、簡単な指示を書き込んでやればいい。

 

俺の号令の下、弓兵達が矢の雨を降らせる。

 

魔具の弓から放たれた矢は、火の矢、紫電の矢、氷の矢となって、ワイバーンに殺到した。

 

『グエーッ!!!』

 

「落ちたぞ!やれーっ!!!」

 

落ちてきたワイバーンは、戦士達に囲んで殴られる。

 

「死ね!死にやがれ!」「殺せ!」「やっちまえ!」

 

興奮状態の傭兵達は、我武者羅に剣を振り回す。

 

ワイバーンの鱗は丈夫だが、翼膜に風穴が空いたワイバーンを、魔具を使って十数人で囲んで斬りつければ、流石のワイバーンと言えども、無事ではいられない。

 

俺とレクノアは、攻撃をしてくるワイバーンを引き付けながら、全体の半分のワイバーンを倒した。

 

そして二時間に渡る死闘の末、六十を超えるワイバーンを抹殺し……。

 

「我々の勝利だ!!!!」

 

「「「「うおおおおおおっ!!!!」」」」

 

 

 

その後、山頂を探索していたら、ワイバーンの巣を見つけて、数百個の卵を手に入れた。

 

「レクノア」

 

「えーっとね、ワイバーンは鳥とかと一緒で、一度にたくさん生まれるの。でも、共食いとか、小さいうちに他のモンスターに食べられたりとかで数を減らすんだよね。だから、この規模の巣でも、大人になれるのは十匹くらいかな」

 

なるほど……、では……。

 

「そうだね、喧嘩させないようにして育てれば、数百匹のワイバーンが手に入るね!モンスターも卵から育てればテイムできるし!」

 

よし、拾って帰ろう。

 

 

 

その後も、現れたモンスターを皆殺しにしながら山を降りて、街に戻る……。

 




んあんあんあー。

たまにはチート以外も書くべきなのか?
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