ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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にゃんこにゃ!

ちんぽにゃ!の人が満貫のことをにゃんがんって言うから、ちんぽにゃ!の代わりににゃんこにゃ!と言わせるって漫画を見つけて爆笑しました。


31話 笑いが止まらない

ガチャのノーマル十個分くらいのコストで金貨数十枚稼げちゃった。

 

笑いが止まらない。

 

何で自衛官なんてアホみたいな仕事やってたんだろう俺。なんかバカらしくなってきた。

 

かつて、経営者をやっていた俺の友人は、真面目に働くなんてアホのすることだと言ってたけどマジだな。

 

俺は、馬鹿みたいな体力と、筋肉と、武道の腕前くらいしかなかったから、真面目に働く以外に道はなかったんだが、学がある奴は違うわ。

 

まあ、俺がアホって訳でもないけどな。自衛隊やるなら、頭が悪いと使い物にならんし。

 

そもそも俺はレンジャー徽章持ちで、対テロ組織用の様々な座学の知識や外国語もできるからアホではない。

 

だがやっぱり、経営者として労働者の上前をはねて生きていけるほどの学はないよね。

 

しかし、今回は運に恵まれた。ガチャスキルは最高だ。

 

俺もやっぱり、できるならば遊んで暮らしたい。

 

自衛隊に入ったのも、それくらいしか技能を活かす場がなかったからだ。

 

俺は、金が欲しいし、他人に暴力を振るいたいし、身体を動かしたかった。

 

訓練という名目で人をぶん殴って褒められる軍人はまさに天職だったのかもしれないが……、やはり、労働は労働。

 

今は、傭兵として、戦いたい時に戦えて金を得られる。本当に幸せだ、恵まれてるな俺は。

 

 

 

さて、商人活動に戻ろう。

 

今日のガチャほいっ!

 

二十七日目。

 

《スキル:ガチャを使用しますか?》

《GP:229080000》

《はい/いいえ》

 

三回はい。

 

ノーマル×72

レア×25

スーパーレア×3

レジェンドレア×0

 

ノーマル×73

レア×19

スーパーレア×8

レジェンドレア×0

 

ノーマル×70

レア×23

スーパーレア×7

レジェンドレア×0

 

ヨシ!

 

……で、商人活動なんだが。

 

別に、いきなりドドーンと利益を出そうなどと甘いことは考えちゃいねえ。

 

まあ、事実は、いきなりドドーンと稼げちゃったんだが。

 

それでも、金貨数十枚くらいだから、傭兵としての稼ぎと同じくらいだ。

 

今日はまた、新たに新商品をいくつか追加してみよう。

 

 

 

「あっ!いた!」

 

「酒を売ってくれ!」

 

「マッチを!」

 

おっと、出待ちされていたな。

 

ブルーシートを広げて、と。

 

「レクノア、トライ」

 

「さあさあ!集まってください!」

 

「今日は昨日と同じものに加えて、新商品もあるよ!」

 

新商品は、こんなん。

 

業務用レモンサワー『ストロングナイン』3Lパック、銀貨三枚。

 

お菓子『じゃがりがり』サラダ味とじゃがバター味二つセット、銅貨一枚。

 

訳あり非正規品『カスタードクリーム入りドーナツ』一つで、銅貨一枚。

 

『ステンレス包丁』一本、銀貨六枚。

 

「新しい酒は……、おおおっ!爽やかな果物の味が最高だな!」

 

「こっちのしょっぱい菓子も美味い!酒のアテになるな!」

 

「こ、こんな甘くて美味しい菓子がたったの銅貨一枚?!普通、この五倍はするわよ?!」

 

「こんなによく切れるナイフがたったの銀貨六枚?!」

 

実演販売や試食というのはこの世界にはない概念らしく、飛ぶように売れている。

 

百均のステンレス包丁が銀貨六枚、つまりは六万円の暴利だが、この世界は金物がめちゃくちゃに高い。

 

鋼の剣一本で金貨三枚はする。

 

大鍋や刃物は一財産だ。

 

何故高いのかと言うと、やはり、金属の精製や加工の技術が未熟であること。機械がなく、手工業で精製加工を行なっていると言うことは、人件費もかかり、機械でないが故に大量生産も不可能なので希少性も高くなる。

 

そして何より、鍛治ギルドと商人ギルドが手を組んで、値段をつり上げていると言うこともある。この世界には独占禁止法がないから、手工業製品は商人ギルドがほぼ独占販売している。

 

俺が思うに、こう言った独占販売をやめて価格や品質を上げる資本主義的な競争社会を作らない限り、発展しないと思うのだが。

 

まあ、つまりは、俺のガチャスキルは、商人ギルドが独占販売しているような製品でも簡単に手に入り、売り捌けるってことだ。

 

 

 

さあ、次の日。

 

二十八日目。

 

《スキル:ガチャを使用しますか?》

《GP:229050000》

《はい/いいえ》

 

三回はい。

 

ノーマル×72

レア×25

スーパーレア×3

レジェンドレア×0

 

ノーマル×74

レア×18

スーパーレア×8

レジェンドレア×0

 

ノーマル×70

レア×23

スーパーレア×7

レジェンドレア×0

 

今日でちょうどレジェンド確定ガチャチケットのかけらが四つ揃う。

 

《レジェンド確定ガチャチケットを使用しますか?》

《はい/いいえ》

 

はい。

 

《聖剣『エクスカリバー』》

《超強力な光の魔力を持つ聖なる剣。振れば山を斬り飛ばし、壊れることもない。鞘を持つ者には不死身と言えるほどの再生能力が付与される》

 

ふーん、なんか強いやつね。ピンチになったら使おう。

 

《スキル:ガチャレベルアップ!》

 

お。

 

《ガチャを一ヶ月分引いたので、ガチャのラインナップが強化されました!》

《一日に引けるガチャの回数が五百回に増えました!》

《ログインボーナス機能が強化されました!》

《GPショップ機能が追加されました!》

 

GPショップ機能……?




作者はねー、今はねー、帰還勇者の続きを書いてるんだ!ハハッ!

でも、残念ながら俺はチートではないようだを書きたくもある。

こう、ね、亜人奴隷少女に、ノリで「大きくなったらお嫁さんにしてやるからな」とか適当なこと言って、本人は「まあ子供の口約束やしな」とか思ってるんだけど、十五歳くらいになったときにその話をされて「やべえ、この子重い!!!!」ってなるんや……。そういうのすこなんや……。

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