ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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足首痛えなあ?


46話 教育

「「服従を誓いまス」」

 

ダンバの弟、ビルバとサーバを叩きのめして服従させた。

 

「「「「ネメアンレオン様万歳!!!」」」」

 

獣人が百人くらい仲間になった。

 

合計で団員は822人である。

 

その後、傭兵ギルドに顔を出した。

 

「あ、ああっ!ギルドマスター!『荒獅子』率いる『神秘の力』ですよ!」

 

と、受付の女が叫びながら引っ込んでいった。

 

すると、細身ながらもしっかりとした体つきの男が現れる。ギルドマスターらしい。

 

「これはこれは!『荒獅子』殿!ようこそいらっしゃった!」

 

「何故、俺が『荒獅子』だと分かった?」

 

俺の噂が流れはじめたとしても、その噂が砂漠の国まで届くにはもっと時間がいるはずだが?

 

「え?ああ、そのだね、各国のギルド間には、古代魔具の『ツウシンキ』と言うものがあるのだよ」

 

ああ、なるほど。

 

じゃあ、これからは、俺はどこの国に行っても、その国にギルドがあれば、特徴と名前を知られてるってことか。

 

まあ、特に損はしないからそれで良いか。

 

「それで、なんの御用ですかな?」

 

「とりあえず、しばらくこの街に滞在するんで、挨拶をと思ってな」

 

「ほう、傭兵にしては中々に礼儀正しいですな」

 

「いや、この地での訓練を終えたら、陸竜谷の陸竜を全滅させて売るから、その時にギルドを大いに働かせる事になるからな」

 

「な、何だって?!そんなことは不可能……、いや、しかし、百体近いワイバーンの巣に突撃して全滅させた諸君らなら不可能ではない、のか」

 

「どうせ、オークションとやらに出すんだろ?そのつもりで色々と準備しておけよ」

 

「あ、ああ、分かったとも」

 

ついでに、ギルドにギガントワームの素材を押し付けて、金貨を四千枚ほど巻き上げる。

 

 

 

ギルドに挨拶をした後、俺は、レクノア、プリム、フィア、トライをそれぞれ別の日に抱いてやった。

 

全員、大喜びしていた。

 

この世界では、権力を持つものは妾をたくさん持つのが普通らしく、複数人に手を出した事について誰もツッコミを入れてこない。

 

そして全員若いので性欲が強く、一度抱いたらまた抱いてくれとべたべたくっついてきて正直ウザい。

 

面倒なので、全員まとめてブチ犯し、失神させてやる。体力Aなら可能だ。

 

因みに、フィアも『測定A』を持っているらしいので、それで妊娠率を見ながら適切なタイミングでやっているので問題はないはずだ。

 

なお、フィアに、測定Aがあるのになんで傭兵に裏切られたんだと訊ねると、「人に対して無断で鑑定系スキルを使うのは大変に失礼なのよ?」と言われた。貴族社会ではそうらしい。

 

じゃあこっそり王様にまで測定を使ったお前の親は何なんだよ……?

 

 

 

休暇。

 

俺は暇なので、持ち運び家の中でデスクトップテレビを出して、最近発売された新作のゲームらしい、『ゴーストオンツシマ』なるゲームをフレステ4でやる。

 

「こ、これは何?!中に小さい人がいるわ!」

 

フィアがなんか言ってる。

 

「これはテレビだ」

 

「てれび?」

 

「えーと、あー、そうだな、これは絵を映す光る板なんだよ」

 

「それで、動く人を映しているの?」

 

「そうだ。これで、あー、そうだな、絵物語?っつーのかな?それを映し出してるんだよ」

 

「……これ、間違いなく古代魔具よね?」

 

「さあ、どうだろうな?」

 

「その、手元でがちゃがちゃしているのは何かしら?」

 

「これはコントローラーだ」

 

「こんとろーらー」

 

「この絵物語は、このコントローラーで動かすことができるんだよ。ここを傾ければ走って、ここを押すと武器を振る」

 

「それって、誰でもできるの?」

 

「当たり前だろ、そう言う娯楽品だよこれは」

 

「……それ、めちゃくちゃな高値で売れるわよね?」

 

「売るつもりは今のところない」

 

「ところでこの絵物語はどこの話かしら?ツシマってどこ?」

 

「日本と朝鮮の間にある島だよ」

 

「ニホンってどこよ……?」

 

「俺の故郷だ」

 

「……あの、ひょっとして、貴方は勇者なんじゃ」

 

「どうだろうな?」

 

「……なるほど、詮索するなってことね?」

 

「お前は察しがいいな、偉いぞ」

 

 

 

ついでに、暇なので英語で書かれた教科書を使って、色々と勉強させてみる。

 

この世界の言語は、よくわからん訛りの英語で、文字は変形したアルファベットであるからして、俺があらかじめ作っておいた対応表を渡せば読めるはずだ。

 

レクノア、トライ、プリムはあらかじめちゃんと教えておいたので読めるし、この休暇の一週間でフィアも読み方を覚えた。

 

俺も当然、この世界のアルファベットをスラスラ読めるように覚えてある。

 

そして、折角なので、毎朝、傭兵団員の子供達に勉強を教える事にした。

 

エルフ、ダークエルフは読み書き計算ができるので、そいつらを教師として割り振り、子供達に勉強を教える。

 

次代の傭兵団員だからな、使える駒を今のうちから育成しておこう。

 

逆に、ラリー一家やエルフ、ダークエルフなど、賢い奴らにはもっと賢くなってもらう。

 

ラリーは最近、エクセルのマクロの使い方を完全に理解したそうだ。今は、ケインズ経済学の本を読みながら、プログラミングの勉強にも手を出しているらしい。

 

一方で俺は、召喚獣達から教わって『威圧C』を習得した。

 

今日は金貨を九千枚稼いだので、五千枚をGPに変換。GPの残高は1119300000ポイントとなる。金貨は、七千枚足らずを所持している。

 

ああ、国によって貨幣は違うから、金貨七千枚足らずというのは帝国金貨を基準とした値だ。

 

帝国は金貨の質が大陸で一番良いらしいからな。

 




そろそろ巻き込まれおじさん行きてえなあ。

後3、4話くらい待って。

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