とのことなので、イライラパート(真)!!!
存分にイライラしてください!
俺は、長沢高校一年生のとある生徒だ。
先日、ククラ王国に異世界召喚された。
初日は、勇者だ!と大喜びしたんだけど、一週間もすると、まずい飯、厳しい訓練、臭くて汚いトイレ……、と不満点がどんどん見つかった。
かと言って、じゃあ俺が料理しろ!と言われてもできねーんだけどさ。
材料もないし、そもそも、料理なんてできねーよ。
コンビニとか、便利だったんだな。なくなってからありがたみ?って言うの?そーゆーのが分かったかもな。
にしても、マジでマズいな。
パン、ゴワゴワで酸っぱくて、まじぃ〜。
訓練はだりぃ。
だってさ、体育の時間よりも長い間、マラソンしたり、剣を振り回したりしなきゃならねーんだぜ?
剣、最初はカッケェなー、って思ってたけど、鉄だから重いんだよなー。もっとこう、伝説の魔法の剣とか用意しろよ。
「ひ、ひいいっ!む、無理ですぅ!もう走れませぇん!」
は?何だあいつ?
そういや、巻き込まれて転移してきたおっさんだっけ……。
なんか知らねーけど、選ばれし勇者である俺たちとは違って、あのおっさんは無能らしい。
騎士の人達にボコられながら地面を転がってる。
はぁ……。
ダッセェな。
大人なら、こういう時に子供を守るもんだろ。
あんな情けねえ大人にはなりたくねーな。
二週間くらいしたけど、もう無理だわ。
マジで環境が悪過ぎる。
不良の奴らがコックに文句言ってやったらしいのに、飯はまずいもんばっかり。
鷹の肉ってなんだよ。意味わかんねー……。
俺達は普通に、ハンバーグとか出せば良いじゃんってみんな言ってるのに、なんでハンバーグみたいな簡単な料理ができねーんだ?
やっぱり、遅れた世界の人間はダメだな。俺達は、確かに、魔法はなかったかもしれないけど、この世界より千年くらい進んだ文明から来てるんだよ。
この世界の人間なんて、俺達と比べたら野蛮人だな。
ま、いいや。
俺達って、勇者だから、男爵と同じくらい偉い貴族扱いなんだってさ。
いきなりそんなこと言われてもよくわかんね。けど、貴族だから、貴族じゃない奴には貴族らしい態度で接しろと教わった。
へえ、じゃあ、メイドとか、コックとか、落ちこぼれのあのおっさんとか、みんな俺達の『下』なんだ。
一ヶ月過ぎた。
やべー、マジ辛ぇ。
病気になった奴も一人いるし、遅れた文明での生活はヤバすぎる。最悪だ。
「ひ、ひいぃ!やめてくださいぃ〜!」
ん……?
うわ、不良達が、あのおっさんをボコってる!やべ、あれ、死ぬんじゃねえのか?!
俺達は最強の勇者だぞ?雑魚のおっさんとか、殺しちまうんじゃねーのか?!
「あ"?何だ?何見てんだよお前?」
あ、気づかれた!
「い、いやっ、そのっ、そのおっさん、死んじまうんじゃないかな、って……」
やべえ。怖え!
「いーんだよ!このおっさんは貴族の俺達と違って、へーミンなんだぜ?貴族はへーミンを殺しても良いんだよ!」
や、やばいって、人殺しとか……。
でも、怖えし、止めらんねえわ。
まあ、おっさんとかどーでも良いし。
「そ、そっか。お、俺っ、なんも見てないから!じゃっ!」
逃げよ。俺、知らねー。
んあ?今度は何だ?
「何やってんの?!やめなよ!」
うわ、えーと、あいつって確か……、演劇部の茨木じゃん。
「ハァ?何だよオメー」
「おじさんがかわいそうじゃん!同じ日本人の仲間でしょ?!」
な、何だこいつ?!何でこんな無能のおっさんを助けるんだ?!
「何か文句あんのか?!」
「あるよ。おじさんがかわいそうだからやめて」
「何良い子ちゃんぶってんだぁ?ヤメテー、じゃねえよ!バーカ!!!」
「弱いものいじめをする暇があるんなら、訓練でもしたら?元気、有り余ってるんでしょ?」
「あ"ぁ?!」
や、やべぇって!
俺はカンケーねーぞ!逃げよう!
「何をやっているんだ!」
あ、騎士の人だ!
「はっ、へーミンに教育してやってたんですわ」
不良が言った。
騎士の人は、血塗れのおっさんを見て言った。
「やり過ぎるなよ。死体が残ると臭くてかなわん」
「ウッス!」
マジかよ、マジで平民はぶっ殺してオーケーなのかよ!
その後、おっさんは、茨木に運ばれて行った。
あのおっさん、女に守られるとか、ダッセェわ。殴られたことは同情するけどさ。
にしても、貴族か……。
平民には何をしても良いってのは、マジなんだな。
「ベッドのシーツを持ってきましたー」
「あ、はい、どうも」
メイドさんだ。
………………。
「あの、メイドさんってさ、平民なの?」
「はい、そうですが……?」
じゃあ、俺って、このメイドさんに何してもいいんだ……。
「え……、何を?きゃあっ!」
「暴れんな……!おら、脱げよっ!」
「ゆ、勇者様!やめてくださいっ……!」
三ヶ月過ぎた。
脱走者が数人出た。
やっぱり、遅れた文明での生活は辛すぎ。
まあ、でも、平民でストレス発散すれば良いんだよな。
最近は、みんなであのおっさんがいつ死ぬか賭けてるわ。ウケる。
あのおっさん、よくわかんねーけどしぶといんだよなー。
茨木達が毎回回復魔法かけてっからだろうけど。
今日も、訓練でボコボコにされたおっさんが地面に転がってる。
俺も、最初の頃は流石に殺したらやべーかな?って思ってたんだけど、騎士さん達も怒らねーし、平民のおっさんは殺しても良いんだな。
てな訳で、たまにおっさん殴って遊んでるわ(笑)。
モンスターを殺す訓練とか、グロくてヤバかったけど、そういう時は平民共をいたぶれば気が晴れる。
おっさんも平民なんだし、俺達貴族とは格が違う?みたいな?
まあ、ステータスも雑魚らしいし、適当にいじめりゃ良いっしょ。
「てか、茨木達、あいつら意味わかんなくね?」
「それな。あんなおっさんのどこが良いの?」
「マジでな。平民のクズじゃん。ま、良いや。アンジェラと岬は抱けるけど、茨木ってチビだし、犬神はガサツじゃん」
「だよなー。つーかさ、あんな奴らより、新しく入ってきた平民のメイド輪姦しね?」
「あのおっぱいでかい奴な!」
俺は友達と話した。
まあ、異世界でも何とかやってけてるわ。
半年後。
なんか知らんけど、おっさんが追放された。
あー、クソッ!おっさんが死ぬ方に金を賭けてたのになー!
まあ良いや。
え?
茨木達も脱走?
あいつら、平民のあのおっさんとデキてたの?キモ、笑えるわー。
茨木も馬鹿だなー。
貴族の上級な暮らしを捨てて、ゴミ屑の平民になるなんて。
意味わかんねーよな、マジで。
ま、いいや。
いなくなったような根性ねーやつのことなんて知らねーわ。
今日も訓練すっかー。
その後は平民で性欲処理だな。
いかがでしたか?(アフィブロ感)
それはさておき……、こう……、なんか……、ナイツアンドマジックみたいなの書きてェんだが。
魔法と科学が融合したFF的世界線でさ、ロボ愛好家の主人公が転生!するじゃん?
そんでこう……、良くある祝福もらえる系世界でさ。この世界で生まれた人は、五歳くらいになると祝福と共に一機の魔導ロボットが貰えんのよ。神的な存在からこう、授けられんの。このもらえるロボットによって、今後の人生が左右されるのね。ここで強いロボットをもらえれば、騎士団とかに入れてもらえんのよ。で、ロボットには、そのロボットのみが持つ固有スキル的なのがあるのね。それで、固有スキルは練習すれば進化したり増えたりする。
で、主人公がもらえたのは、錆だらけのオンボロロボットだったのね。周りの人はそれを見て馬鹿にするんだよ。でも、主人公はそれを見て、「えっ、これ、俺がやり込んだロボットゲームの、アーミーズコアの初期機体じゃん!」ってなるのね?主人公のロボットの固有スキルは「アセンブル」で、全身のパーツから武装、内装に至るまでカスタムできるって言うぶっ壊れスキルなのよ。
騎士団長クラスの選ばれし者の中でも、特に火力に特化した者だけが使えるような固有スキル……、それですら超えるくらいの超威力のオーバードウェポン的なものとかが使えて、オーバードブーストは世界最速、バリアフィールドまであり、大気圏外から地表の目的を誤差数センチで撃ち抜くターゲットシステムなどなど、ぶっ壊れパーツがいくらでも使えちゃうのね。
やがて進化して、無人機のロボットも僚機として使えるようになるのよね。
で、そうやって、「俺は面倒が嫌いなんだ」しながら生きていき、最強の傭兵として名を馳せてゆくのよ。
どう?みんなロボ好き?僕はロボット大好き!
ゲッターロボアークどうなるんやろね。楽しみ。