ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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アンケート結果:5

あー。

はい。


17話 治安の悪さ

とりあえず、俺達は、常時依頼をやっていくことにした。

 

常時依頼は受付でわざわざ「この依頼を受けます!」と言わずとも、依頼を達成した証拠……、例えば、薬草採取なら薬草そのものがあれば、依頼達成、ということになる。

 

因みに、人夫の仕事などでは、依頼を達成したら、雇い主が依頼達成を示す割符のようなものを渡してくれるので、それをギルドに提出すれば賃金がもらえる。

 

まあ、ともかく、依頼を見ていこうか。

 

《薬草採取

ヒール草 100グレム:銀貨一枚

ブラッド草 100グレム:銀貨一枚

トニック草 100グレム:銀貨三枚

ダイアリシス草 100グレム:銀貨五枚》

 

《モンスター退治

ビッグラット 一匹:銅貨三枚

ホーネット 一匹:銅貨六枚

ゴブリン 一匹:銀貨一枚

ウルフ 一匹:銀貨一枚

ジャイアントトード 一匹:銀貨三枚

ゾンビ 一匹:銀貨三枚》

 

《食肉採取

うさぎ 一匹:銀貨一枚

ホーンラビット 一匹:銀貨二枚

猪 一匹:銀貨五十枚

ストライクボア 一匹:銀貨百枚

鹿 一匹:銀貨五十枚

アーマーディアー 一匹:銀貨百五十枚

ジャイアントトード もも肉一本:銀貨十枚》

 

《素材採取

動物の革 一枚:銀貨五枚〜五十枚

モンスターの革 一枚:銀貨十枚〜百枚》

 

と、こんな感じだそうだ。

 

「狙い目は食肉モンスターだな」

 

「サブ目標として薬草採取ですかねー」

 

そんな話をしていると……。

 

「ぎゃはは!!!チビガキ連れて冒険者だと?!舐めてやがるぜ!!!」

 

などと、近くの冒険者複数人に喧嘩を売られた。

 

「かっちーん……。でも、テンプレだから怒らないよ……」

 

チビガキ、と呼ばれたのは陽ちゃんだ。

 

陽ちゃんは、身長……、140cm台の子供みたいな低身長。

 

俺と比べると40cm以上小さい。

 

そしてスタイルも細め。

 

一方で、見た限りでは、冒険者達は背が高くがっしりした人が多い。女性でもだ。

 

だから、こんな小柄で細っこい女を連れ歩くのはおかしなことらしい。

 

「こっちの女は娼婦か?俺が買ってやるぞ!ぐはははは!」

 

「ひっ……!」

 

風香ちゃんは俺の後ろに隠れた。

 

風香ちゃんは身長160cm足らずだが、胸がとても大きくて、全体的に肉付きがいい。

 

高級娼婦に見えるようだ。

 

「はいはい、こっちおいで」

 

「す、すみません……」

 

「良いから。ある程度は守るよ」

 

えーと、じゃあ早速、常時依頼を受けていこうかな。

 

「すいません、よろしいですか?」

 

「え?はい」

 

受付に話しかける。

 

「こちらのヒール草などの薬草類なんですが……」

 

「おいっ!無視してんじゃねえぞ!!!」

 

なんか騒いでんなあ。

 

「薬草のサンプルなど、見せていただけないでしょうか?」

 

「はい、良いですけど……」

 

「テメェッ!!!」

 

掴まれた。

 

「汚い手で触るな」

 

「何だと?!ちょっと小突くだけで許してやろうと思ったがもうやめだ!身ぐるみ剥いで女は犯してやる!!!」

 

ふむ。

 

「あの、こういう場合、どうすれば?」

 

受付に問いかけた。

 

「こ、個人の決闘行為にはギルドは不干渉なので!!!」

 

とのことだ。

 

「あ、そうですか」

 

俺は懐から、デザートイーグルを取り出した。

 

「ああ?何……」

 

発砲。

 

絡んできた冒険者の膝に風穴が空く。

 

「あ……、が……、ぐぎゃあああああああっ!!!!!」

 

すかさず、他に絡んできた冒険者達にも発砲。銃術 Lv10により、百発百中の精度で冒険者達の膝を撃ち抜く。

 

「あああああ!!!!」

 

「ぎゃあああああ!!!!」

 

「ぐああああああっ!!!!」

 

さて、とどめをさすかどうかなんだが……。

 

チラッと四人娘を見る。

 

風香ちゃんは完全に怯えている。

 

明良ちゃんとアンジェラちゃんは絶句している。

 

陽ちゃんは……。

 

「やめてっ!!!」

 

俺を止めてきた。

 

「あ……、その……、できれば、殺人とか、やって欲しくないかな、って、思って……」

 

「何で?ここで殺しておくのが一番楽だよね」

 

「……私、あなたの事が好きです。進んで殺人とか、して欲しくない、です」

 

ふーん。

 

俺は、デザートイーグルを懐に収めた。

 

「君がそう言うなら、そうするよ」

 

 




てな訳で、書き溜めておいた既存作の続きを上げます。

これの続きの書き溜めを吐き終わったら。

ラブのないラブコメ

帰還勇者

新作のポストアポカリプス賢者

の予定です。

でも、メガテン書けとのことなので、書き溜めを作っておきます。メガテンは二話分しかない。

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