ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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アサシンクリード、ラップバトルが苦痛だな?

そして金も稼げない。

キツくねーかこれ。

あとサブミッションにアイコンを出せ!!!

でも、序盤だから何とも言えんけど、村づくり要素はいいね。


19話 なろう的商人無双

ギルドに戻ってきた。

 

ギルドで、素材等を提出する。

 

その時、アイテムボックスから出すと見せかけて、収納スキルでしまっておいたものを大量に出したので、ちょっとした騒ぎになってしまった。

 

「な、何だこの量は!」

 

「アイテムボックスです」

 

「い、いや、だが、こんな容量のアイテムボックスは」

 

「アイテムボックスです」

 

「それに、この殺傷の痕もとても綺麗で、とてもじゃないがFランク冒険者の仕事とは思えない!」

 

「アイテムボックスです」

 

貫き通した。

 

しかし、貫き通しても、懐疑的な視線は当然あった。

 

もちろん、そんなものはガン無視なのだが。

 

さて……、今日一日、五人で働いた結果、得られた金銭は……。

 

金貨四十二枚!

 

鹿やら猪やらのモンスターを群れ単位で狩ってこれ!

 

他の底辺見習い冒険者を見た限りでは、この額はとても多い部類だ。

 

討伐系の危険な依頼を受けたBランク冒険者パーティ並みかそれ以上ってところ、らしい。

 

「モンスターを狩るのが一番利率が高いですね」

 

風香ちゃんが言った。

 

「そうだねえ、薬草摘みとかバカらしくてやってらんないわ」

 

俺がそう返した。

 

「今後は、稼げるモンスターの集中的な狩りで良いでしょう」

 

「そうしようか」

 

わざわざ、朝早くからギルドに来て、割の良い適時依頼の争奪戦に混ざらなくても、適当に食肉モンスターの群れを狩っていれば、それだけでかなり儲かる。

 

じゃあ、今日のところはこれで。

 

 

 

次の日。

 

「はい、チャールズ・ルチアーノさんですね。登録完了です」

 

商人ギルドに登録した。どうやら、行商人程度なら仮登録ができるようだ。本登録は市民権とか身分証とか色々欲しいらしい。

 

そう、今度は、陽ちゃんが言うところの、「なろう的商人無双」だ。

 

「商人ギルドに直接品物を卸したいのですが」

 

俺は受付に言ってみる。

 

すると、受付の女は、馬鹿にしたような顔をして言った。

 

「あのですね……、何の地位もない人が、ギルドと直接取引できると思っているんですか?」

 

俺は無言で、透明なビニール袋にぎっしり詰まった胡椒を、受付のカウンターに積み上げた。

 

「は、はひ……?!しょ、少々お待ち下さい!!!」

 

受付嬢は、目をひん剥いて驚いた後、アメリカのカートゥーンのキャラクターのようにピュッと引っ込み、ギルド長を呼び出した。

 

ギルド長は、恰幅のよいハゲ頭のおっさんだった。

 

「と、とりあえず、別室でお話を……」

 

 

 

別室は、綺麗に磨かれた床に、カシミアの絨毯が敷かれ、高価な調度品が並ぶ貴賓室であった。

 

四人娘もついてきた。

 

「そ、それで、チャールズ様?スパイスの取引とのことですが?」

 

俺は、テーブルの上に、1kgビニール袋の胡椒を置く。

 

「検分しても?」

 

「構わないですよ」

 

ビニール袋にナイフで穴を空けて、そこから出た胡椒粒を一口齧るギルド長。名前は先程、パトリックと名乗っていたな。

 

「こ、これは……っ!!!混じりっけなしの最高級品っ!!!」

 

「いくらで買い取ってもらえますか?」

 

「そ、そうですね、この袋ひとつで、金貨百枚でどうですか?」

 

うむ、昨日、市場を回って調査した金額からすると妥当だな。

 

「良いでしょう。次にこちらを」

 

「これは……?塩、ですか?」

 

「試してください」

 

「……?!!!これは砂糖だ!!!な、何故こんな真っ白な砂糖が……?!!!」

 

そう、白砂糖だ。

 

「雑味もなく……、クセがなく……、透き通った甘さ……。これは、金貨二百枚出します」

 

「結構ですね。では、最後にこちらを」

 

俺は、鉄の缶を複数並べた。

 

「これは……?鉄の入れ物、ですか?」

 

「開いてみてください」

 

「はあ……、?!!!!」

 

中には、たっぷりとサフランが入っていた。

 

「ま、まま、まさかっ!!!これはっ!!!あの伝説の?!!!」

 

「ええ、サフランです」

 

そう、この世界のこの地方では、サフランは、ひとつまみでも金貨数百枚の超高級スパイスなのだ。

 

因みに、地球でも高価だぞ。数グラムで千円くらいする。

 

しかも、最高級品の全体が赤いこのサフランなら、10g入りの缶一つで、金貨一万枚はするだろうな。

 

「は、はひっ、はは、ははひいーっ!!!」

 

目の飛び出るような超高級を前にして、ギルド長は色々と崩壊寸前だ。

 

「そんなに興奮なさらないでください」

 

俺は宥めた。

 

「こ、こここ、これを!売っていただけるのですかっ?!!!」

 

「ええ、もちろんです」

 

「金貨一万……、いや、一万二千枚でいかがですか?!!!」

 

「それで構いませんよ」

 

「い、今っ!今すぐに、ギルド中の金貨をかき集めて参りますぅ〜っ!!!」

 

 

 

そうして、今回、手に入った金額は……。

 

金貨一万五千枚!

 

十一億二千五百万円だ。

 

うーん!

 

「真面目に働くの、馬鹿らしいな!!!!」

 




まだあと7話くらいは書き溜めあるんで。

帰還勇者、メガテンの書き溜めを増やしてぇなあ。

大賢者ポストアポカリプスも書きてえしなあ。



大賢者ポストアポカリプスのプロットを考えておこう。

基本的にコンセプトはポストアポカリプス×戦国時代。

日本は分離し、『ダイミョウ』を名乗る豪族が思い思いの方法で地域を支配する。首都は『キョート』で、キョートには『テンノウ』がいる。

放射能汚染でまともな動植物はいない。雨も降らない。ミュータントと化した動植物を食いながら生きる人類。

序盤は、仲間集めの話かな。女サムライ、ガンマン、医者、科学者、人造人間……。主人公が女好きなので、女の子を集めまくる。十人くらい適当に集めとこうか。

とは言え、添え物ヒロインになり過ぎないように、ヒロイン個人個人のエピソードも用意しとこうね。

そんでまあ、あれだよ。

まず、ダイミョウである『オダ』の、噂のうつけ姫を訊ねます。

なんだかんだで気に入られて御用商人にされます。

で、そこからまあ、『イマガワ』との戦争編。

そして『イバラキ水利権編』ね。イバラキの琵琶湖には、清潔な水が残っているオアシスで、このオアシスを巡って、血を血で洗う抗争が起きてるのよ。それに、面白半分で首突っ込むよ。

『オオサカ商業無双編』。商業都市オオサカに出向いて、『ミツイ』『スミトモ』『ミツビシ』などの大商人と商業バトルするんじゃない?

『海国シコク編』。四国は核ミサイルによる地殻変動で殆どが海に沈んでる。で、ダイバースーツとか着ながら海に潜り、海の底から戦前の物資を拾ってきてみんな生活してるんよ。そこに遊びに行く。

『砂漠のトットリ編』。核ミサイルで鳥取砂丘拡大。砂の中から戦前の物資を拾って生活する人々。

この辺で、またオダの戦に手を貸して勢力拡大。

黄巾賊というレイダー集団がたくさん沸いてるのでそれも退治。黄巾賊を操る謎の男、『ナナシノゴンベエ』など。

『北国ホッカイドウ編』。ホッカイドウで雪の下から色々と発掘するスカベンジャーを見てくる。やるスカベ……、雪モグラ……。

『帝都キョート編』。キョートに上洛するオダのうつけ姫に連れられて、テンノウに謁見することに。

とりあえず、こんな感じでふわっとは考えた。

あとよろしく。

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