ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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早く誰か転生オリ主の貞操逆転IS書けー?

ホモ一夏と性欲塗れのヒロインを書けー?

俺はISとかアニメ一期しか見てないんで書けねーからな、誰か書けー?


6話 二十歳超えたらサムライガールはただの痛い人

衛兵に聞いたら、建物を設置したりでもしない限り、行商人は楽市楽座の無税だそうだ。小さな街だからそんなもんらしい。

 

大きな街では税金が取られるそうだ。

 

とは言え、長期間、露店を出していると、現地のチンピラやら何やらに場所代を請求されるみたいだ。

 

さてと……、早速稼いで行こうか。

 

物価はパンチの偵察で何となくわかっている。

 

この世界では、通貨が色々あるらしい。

 

ぶっちゃけて言えば、戦国時代とおんなじような感じだ。

 

大戦前に使われていた金銭は『古銭』と呼ばれ、ほとんど価値がないらしい。ポストアポカリプスでは旧世界のお金は役に立たない、みんな知ってるね。

 

俺はまあ、金剛◯界ではないが、異世界帰りだから、日本円をマ◯カに交換してくれる好事家に会えるかなと思ったが、そんなことはない。

 

現在使われているのは、首都京都で発行されている『新日本円』か、土地の支配者である『ダイミョウ』が発行する貨幣。ダイミョウが発行する『大名銭』は、地域によって価値がバラつくし、その上、貨幣の綺麗さや金属の含有率の違いなどでも価値が変わるそうだ。つまりは、戦国時代のように『鐚銭』もあるってことだ。

 

あとは地味に価値があるのは『未使用のマネーカード』だ。マネーカードは、記載されているナンバーを『端末』に入力すれば、戦前のネットワークサービスやソフトウェアをダウンロードできるからだそうだ。マネーカードの単位は一円=1Auとのこと。Auはオーグメントの略らしいよ。

 

ああ、ネットワークのサーバーなどの保守はAIがやってるみたいで、システムは使えるみたいだ。

 

その他にも、金銀などもよく使われているらしいが、為替レートはガバガバで、特に定まっていないとのこと。

 

そして、この辺りは『ホウジョウ』の支配下にあるから、『北条銭』という貨幣も使えるそうだ。

 

 

 

そう、そして、端末。

 

今の日本では単に『端末』と呼ばれてはいるが、戦前の日本では、富裕層や軍部に向けた最新型ウェアラブル端末……、製品名を『アリオン』という。

 

見た目は、腕に装着するタッチパネル式のガントレットのようなもの。なお、使っても時間は止まらないし、悪魔も呼べない。

 

電源は、人体の生体電流や太陽光、核融合バッテリーなどで駆動するマシンであり、OSには『ヤゴコロシステム』という人工知能を搭載。

 

スマホでできることは基本できるし、その上で、着用者の健康状態などを表示し、軍用モデルであれば、他端末や電子機器に対してハッキングをすることも可能である。

 

そして、何よりもすごいのは、この端末……、『アイテムボックス』が使えるのである。

 

空間圧縮技術により、物質をミクロ化し、端末に重量ゼロで収納できる超技術。

 

軍用モデルでは最大重量は1000kg、民間モデルでも500kgは圧縮収納可能である。

 

その他にも、この世紀末でタフボーイな世界に知識の塊たるインターネットに接続できるとか、衛星からリアルタイム更新される気象情報や正確な地図を見れるとか……、とにかくすごーい!機器なのである。

 

俺はこれの、最高級ハイエンドモデルを創造して、左腕に装着した。

 

どうやって創造したのか?

 

俺の万物創造スキルは、ふわっとしたイメージがあれば欲しいものはなんでも手に入る能力ではあるのだが、流石に、見たこともない、聞いたこともない、完全にイメージの湧かないものは作れない。

 

ではどうやったのか?

 

方法はこうだ。

 

この街にいた、ジャンク屋の少女が、古ぼけた雑誌を見ている姿を発見した。

 

その少女が持つ雑誌には、デカデカと、最新型軍用ハイエンドモデル端末の写真と、基本スペックが書かれていた。

 

それだけだ。

 

それくらいしっかりしたイメージを得られれば、作ることは容易い。何せ俺の万物創造スキルは、販売されていないテレビゲームでも、前作をやり込んでイメージさえ固めれば、新作を創り出せるのだから。

 

そうやって作り出した『端末』を腕に装着した。いや、現代っ子なんでネット使えないのはキツいっす。

 

 

 

さあ、商売だ。

 

「ガンダム、売るよ!」とか言おうかと思ったが、俺は主人公って面じゃないしな。

 

一期の最終話に死んで、二期に双子の弟が出てくる感じの顔だ。

 

つまりはイケメンってことなんすけどね、へへへへへ!

 

さてさて、俺は、『整体、散髪、武器食品売ります』と書いた看板を傍に置いて、町外れの行商人が集まる領域に車を停めた。

 

俺はそこで、折り畳みの椅子とテーブルを出して座る。隣にはクイナを座らせて、読み書きを教えてやる。

 

そんな最中にも俺は、端末をいじくり回して操作に慣れつつ、歴史についてネットワークで調べていく。

 

歴史は、軽く見た限りだと、第三次世界大戦勃発、資本主義と共産主義の戦い!資源の枯渇!PSY能力者の人権を無視した奪い合い!共産主義陣営が負け際に全世界に核ミサイル発射!世界滅亡!って感じらしい。

 

なるほどなあ……。

 

「おい」

 

「んあ?」

 

声をかけられた。

 

女の声だ。

 

目を向ける。

 

ふむ……、身長170cmで体重は50……、いや60kg近くはあるな。胸は普通で、体脂肪率は15%以下ってところか?女で体脂肪率15%以下となると、腹筋バキバキだぞ。それで、黒のへそ出しタンクトップにモスグリーンのカーゴパンツ、そして狐色のミリタリーブーツ。

 

手足が長めで、腹筋がくっきり浮かぶ。身体を見たところではダンサーか何かのように思える体型だ。

 

「貴様、何者だ?」

 

「ああ、ええと」

 

視線を上に。

 

顔は……、うん、良いんじゃない?普通に嫁にしたいレベルで可愛いよ。可愛いってか美人系?アレだな、異世界で口説き落とした女騎士にそっくりだ。髪色は茶髪、瞳の色はブラウン。鋭角でくっきりとした目鼻立ち。多分、ロシア系か何かの血が入ってるかな?髪型はポニーテール。

 

「答えられないのか?怪しい奴め!」

 

女は、腰に手をかけた。

 

俺は自分の欲望のまま、目の前の女の身体や顔ばかり見ていたので気づかなかったが、女の腰には革製のガンベルトのようなものが巻いてあり、そこには日本刀がぶら下がっていた。

 

「ちょ、ちょっと待ってくれよ!荒事は勘弁だ、サムライさんよ!」

 

「え?『サムライ』に見えるか?えへへ」

 

怒りの表情から一転、顔を綻ばせるサムライ女。

 

「お、おう、そうだな」

 

「だが……、私はまだサムライではなく『ローニン』なのだ。仕えるべき主人を探す身だ」

 

「そ、そうか。えっと、頑張れよ?」

 

「うむ!今はこの街で用心棒をしている。なので、怪しい奴は見逃せないのだ!」

 

そっかー。

 




思ったんだが、自作って盛り上がりに欠けるっすね。

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