ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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あーいかんいかん、またもや、「これ面白いのか?」と自問自答してしまっている。

疑うな、突き進め。


23話 ナゴヤ入り

オダの領地たるナゴヤに到着した。

 

兵士に通される。

 

袖の下を要求されると思って待ち構えていたら、兵士に、「そんなことをしたらクビになる」と言われた。

 

「何故だ?」

 

俺が問う。

 

「ああ、うちの姫様は、そう言ったことを絶対に許さないんだ。前に、商人に袖の下を要求した兵士は、それがバレて追放されたよ」

 

「ふむ」

 

「姫が言うには、この『オワリ』を発展させるには、沢山の商人が来なきゃ駄目で、商人が過ごしにくい街にしちゃいけないんだと。俺にはよくわかんねーや」

 

なるほど、『姫』とやらは色々と考えているんだな。

 

この時点で、プラスに加点だ。

 

汚職をやらないように部下に徹底していることが窺える。

 

オダはやり手だな。

 

だが、姫とは?

 

「姫?そりゃ、『オダ ダンジョー』様の娘の『オダ アオイ』姫だよ」

 

んんん。

 

んー?

 

「……弾正は名前じゃなくて役職だろ?律令制の」

 

「リツリョー?なんの話だ?」

 

あー?

 

ひょっとして、歴史とか残っていらっしゃらない?

 

古文書とか、散逸していらっしゃる?

 

うん、まあ、はい。

 

まあ、ほら、うん、律令制の階級とか、知らん人の方が多いだろうし。

 

俺はたまたま、一時期歴史小説にハマっていた時期があったから、その手の話題がチョットワカルってだけだよ。

 

燃えよ剣とか好きでした。

 

さて……、オダアオイか。

 

会ってみたいな。

 

でも、権力者に会うのは難しいだろうし、遠目で見れりゃそれでいいや。

 

さあ、市場荒らしするッかー。

 

 

 

街に入った。

 

ここはナゴヤ、オダの殿様がいる城下街である。

 

まず、パッと見た感じで、子供がかなり多い。

 

俺、ガキが嫌いなんだよなあ。

 

ああいや、訂正しよう。

 

男のガキが嫌いだ。

 

若い女は好き。

 

初潮前から四十手前くらいまでならバッチリ抱けます。あ、外見年齢の話ね。実年齢はあんま気にしない。可愛けりゃそれで良い。

 

実際、異世界では、ロリから妙齢のおねーさん、エルフに獣人と抱きまくったよ。

 

最高でした!

 

と言う訳で、女の子は大好きなので、女の子は沢山いてOKでーす!

 

しかしオスガキは死ね。

 

そんなことを思いながら、車を収納して道を歩いていると……。

 

「にーちゃん!道案内いるか?五百円でいいぜ!」

 

「俺もやる!」

 

「にーちゃん金持ちなんだろ!なんかくれよ!」

 

とオスガキが群がってきた。

 

うーん、ウザい!

 

「はっはっは、消えろクソガキ共〜。ぶっ殺しちゃうぞ〜」

 

俺は懐からグロックを取り出した。

 

「「「「ひえっ」」」」

 

クソガキ共は散る。おーおー、消えろ消えろ。オスガキはお呼びじゃねぇんだよ!

 

あ、女の子も寄ってきた。

 

ん?この子は……?

 

「なあなあ、あんちゃん!俺にもなんか面白いもん見せてくれよ!」

 

縦縞シャツにオーバーオール、緑のハンチング帽。栗毛の短髪、性別不詳の子供!

 

しかし、俺の鋭敏な女センサーに不可能はない!!!

 

「ちょっとおいでー」

 

「え?うん」

 

肩幅確認、骨盤確認ー。

 

「く、くすぐったいよ、あんちゃん!」

 

鑑定結果……、女!

 

年齢十二、初潮直後ってところか。

 

顔面偏差値バッチリ!よし、抱ける!

 

「よーしよし!かわいいねー!お小遣い欲しいのかなー?」

 

「くれんのか?!」

 

「ほい、新日本円でいいか?」

 

「えっ……、い、一万円?!!こ、こんなにもらえねーよ!」

 

「代わりに、街の案内をしてくれるかな?」

 

「そ、それなら、まあ……」

 

「よーし、じゃあ、一緒に行こうか!まず、役所に案内してくれるかな?」

 

「わわっ、降ろせよぉ!抱っこしなくて良いってばぁ!」

 

はー、ロリも良いよなあ!!!

 

 

 

「名前はなんて言うの君?」

 

「俺?俺はヤオってんだ。あんちゃんは?」

 

「俺はグレンだ」

 

「へー。あんちゃんは何しにナゴヤに来たんだ?」

 

「行商やりに来たのよ。だから今、役所に行って、この街での商売のやり方について聞こうとしてるんだよね」

 

「そうなのかー。なあ、武器も売るのか?」

 

「おう、なんでも売るぞー」

 

「すげーな!俺もいつかは武器を持って、カラスをやるんだ!」

 

カラスってのは、廃墟を漁って戦前の物資を発掘する遺跡漁りのことだな。

 

西ではモグラ、北ではキツネと呼ばれているらしい。

 

「そうなんだー、カラスになったらかっこいいだろうなー」

 

などと、適当に話を合わせる。まあね、女の話に建設性を期待しちゃいかんよ。適当に「そうだねー!かわいいねー!」とあやしてやれば懐くの。真剣に聞く必要はなくて、耳障りの良い言葉で褒めちぎればOK。

 

「おう!それに、一山当てれば一攫千金だぜ!」

 

当てたらな。

 

流石に宝くじほどとは言わないだろうが、それでも、一山当てるには、遺跡に巣食ったミュータントをぶち殺す武力と、遺跡を見つけるためのコネやら何やら、そして何より運が必要だ。

 

現実的な仕事じゃない。

 

この子みたいにかわいい子は、そんな危ない仕事をしないで、堅実な仕事をして欲しいと思うし、なんなら俺が養っても良いくらいには思うんだが……。

 

でも、夢見る少女に現実を叩きつけて心を折る趣味はない。

 

それとなく注意する程度に留めておくか。

 

「でも、カラスは大変そうだよね。もしよかったら、うちの店で手伝いをしないかな?バイト代と食事は出すし、うちの部下に剣術とか教えてもらえるかもよ」

 

「えっ!マジか!でも、行商人ってことは、いつか他所へ行っちまうんだろ?」

 

「そうだけど、そっちが良いなら付いてきても良いよ。それに、ここらで貯金して武器を買えば、カラスへの道も拓けるよなー?」

 

「そうだよな……。なあ、友達も連れてきて良いか?」

 

「おう、女の子なら何人でも連れてきて良いぞー、女の子なら!」

 

ブスなら適当に言いがかりつけて弾いちまえば良いしな!

 

「じゃあ、女の友達呼んでくるぜ!っと、役所はここだ。なあ、あんちゃんが手続きしてる間、女友達を呼んできて良いか?」

 

「良いよー、いっぱい呼んできなー」

 

やったぜ!

 

ロリハーレムだぁい!!!

 




今はクズ社長書けてます。

天海街に学院を作って、エルフやらエントやらの賢人を呼び、大学を作った話。

札束ビンタで問題を解決し、学園生活にクローズアップ!

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