ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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ちんちん。


24話 ロリハーレムの扱い

役所で手続きを済ませた。

 

オダ領では、所得税が取られるらしい。

 

税率はちょっと高めなのだが、場所代とかは取られない。

 

街を出る前か、毎月頭の方に帳簿を見せて税を払う必要がある。

 

そして、帳簿をつけ忘れていたら高額で定額の罰金。

 

逃げたら、以降ナゴヤへの立ち入り禁止。

 

とはいえ、他の領と比べて、場所代や、現地の商人達にお伺いを立てる必要など、その手の面倒はなく、ただ単に稼いだ額から稼いだ分の税を払うだけ。それは、あまり金がかからない。場所代やら袖の下代やらを全部抜いて所得税のみなら、他の領よりずっと安いので、大人気だと言う。

 

この制度は、オダアオイが『ラクイチラクザ』と称して施行したらしい。

 

 

 

と、そんなところだそうだ。

 

何故そんな他人事のような言い方なのか?

 

それはね、税率とか経済とかよく分かんないから、専門家のフミナに全部任せて、後から話を聞いたからだよ。

 

いやまあ、現代人としての金銭感覚は普通にあったのだが、この時代の金銭感覚がイマイチわからんのよね。現代で百円で買えた板チョコが一万円を超えるとか訳わからんね。

 

そして商売するときの適正な税率なんて知らん。交渉?そんなスキルは俺にないです。

 

さあ、そんなことより、ロリハーレムにのりこめー!

 

わぁい!

 

 

 

ヤオ。栗毛の中性的少女。オーバーオールズボンにハンチング帽。その出で立ちは産業革命期を彷彿とさせる。貧しい少女を援助したい欲を満たせる存在だ。

 

キョーコ。ガーリーな少女。赤毛のサイドテール。デニムスカートにブーツ、スカジャンを羽織る。パパ活やってそう(偏見)。

 

チフユ。クールな和風少女。黒のセミロング。藍色の甚平に紫色の羽織り、靴はハイカットのスニーカー。こう言う女を雌落ちさせるのが何よりも楽しいんだよな。

 

ココノエ。びっくりしたことに、狐耳ともふもふしっぽの金髪ロング。ミュータントと化した人間、『妖人(あやかしびと)』らしい。海老茶の袴という、明治時代の学生風の服装。靴はブーツ。妖人とやらが人間の子供が産めるのか試してやりたいところだ。

 

うん。うーん……、顔が良い!

 

顔がいい女は全てに優先されるのだ。男とブスは死んでいいぞ。

 

あ、ブスでもオシャレを頑張ってるとか、そう言うのも一切評価しないから。化粧が下手でも私服がダサくても多少性格が悪くても美人は評価するけど、ブスはどんなに頑張っても根本的にブスだから死ね。

 

これは差別ではなく分別です。

 

宝石とクソ小便を同じ場所に置く訳ないでしょ?

 

女にこういうことを正面から言うとごちゃごちゃ言い始めるから口には出さんが。

 

でも、女だって、医者の男と無職の男どっちがいい?ってなった時に確実に医者を選ぶだろ?

 

医者と、外資系勤務年収一億円男どっちがいい?ってなった時は外資系勤務男を選ぶはずだ。

 

もっと言うと、私服がダサいけど医者やってる男と、私服はかっこいいけど無職の男でも、医者を選ぶだろう。

 

私服がダサくてもヘタレでも多少ブサイクでも、貯金百億円の男を選ぶだろ?

 

俺にとっては、顔がいい女ってのは、私服がダサいとか頭が悪いとか無職だとか、そんな失点が多少あっても巻き返せる存在ってことだ。

 

もちろん、過度な欠点があるならお断りするが。

 

だがまあ、多少の欠点があれど、顔さえ良ければ大抵のことは許せるってもんだ。

 

女だって、貯金百億円の男なら、多少欠点があっても付き合おうと思うだろ?

 

俺にとっての貯金百億円は顔の良さってことだ。俺の価値観では、世界の王になることと世界一の女を手に入れることは同じくらいの価値があるってこと。おっと、イスパニアではないので首だけにされるのは勘弁だ。

 

さて、俺の思想はこんなもの。

 

それに則った上で、この美ロリ四人衆をどうするか?

 

「よォーしよしよしよしよし!!!」

 

「うわー!あんちゃん!こら、やめろー!」

 

うん。

 

愛でるよなあ!!!!!!!!

 

全力で援助して可愛がってやろうじゃあないか!

 

 

 

さてさて、まずは話を聞くところからだ。

 

俺は女の子は外見年齢四十手前くらいまではレディとして扱う。

 

子供扱いはしない。

 

そして、美女であるならば、程々に相手の為を思って行動するつもりだ。

 

つまり、抱きたいとか侍らせたいとか、そう言う邪念も当然あるのだが、相手の自由意志を尊重しつつも、それとなく勉強をさせようとするということ。

 

いやもう、嫌ならいいんだけどね?勉強をしたり、身体を動かしたり、何らかの技能を得ることは良いことだと俺自身が思っているからね。おすすめするよ。

 

一度手に入れた愛人は最後まで大切にするつもりだけど、もしも俺がいなくなった時、路頭に迷ってはかわいそうだろ?

 

だから、異世界に残してきた女の子達も、ただ無責任に孕ませた訳じゃなく、一生遊んで暮らせるほどの財産を残していってあげた。

 

まあ、何にもやりたくないなら、ペットとして一生飼ってあげるけど、大抵の人は何かしらやりたがる。

 

という訳で、意思表示を聞こうじゃないか。

 

俺の下で修行し、カラスとやらになり巣立つのか?

 

それとも、俺専属の護衛か何かになるのか?

 

もしくは……、死ぬまで飼ってほしいのか?

 

それとなく聞いてみよう。

 




クズ社長、ケンタウロス族の食事について考えるために、馬の食性について調べた。

ふとした瞬間に、俺は何をやっているんだ?と思ってしまったが、スルーした。


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