ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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体重が90kgを超えた。

はい、痩せます……。


30話 雨

オダダンジョーに雨を所望されたので、二億円で一時間、この街に雨を降らせることにした。

 

俺は、城の庭で、昔見た子供向けのアニメに出てくるような……、ひみつの道具っぽいもので、雨雲をモクモクと出してやる。

 

いや本当に、別に雨雲を直接創造することもできるんだけど、それをやったら完全に人外じゃん?気をつけなきゃね。

 

「「「「おおお……!!!」」」」

 

この時点で驚きの声が上がっている。

 

しかし、お楽しみはこれからだ。

 

雨雲が空を覆って……。

 

ぽつり、ぽつりと雨粒が数滴。

 

雨粒は加速度的に増えていき……。

 

それほどまで強くはないが、雨が降った。

 

降水量5ミリと言えば、1メートル四方に5ミリの雨が「積もる」くらいの雨量らしい。

 

どれくらいかと言えば、傘をさしても水で足元が濡れるくらい、だろうか?

 

「っと、君達?外に出ない方がいいよ。濡れちゃうよ」

 

と、俺が言ったのだが、ダンジョーも、アオイ姫も、サムライ達も。

 

それどころか、俺の部下の女の子達も全員外に出ている。

 

それも、とっても浮かれた様子で。

 

雨が降ったくらいで何が楽しいんだ?と一瞬思ったが、この時代では違うんだろうな。

 

沖縄の人が雪を見た……、のよりも、衝撃は大きいんだと思う。

 

この時代の日本では、北海道で雪が降る以外は、雨は降らないそうだから、雨が見れたのは嬉しいんだろうな。

 

「す、すごい」「奇跡だ!」「な、なんてことだ」

 

大騒ぎしながら雨を浴びる人々を見て、俺は……。

 

「ふーん、この時代の人は大変なんだなあ」

 

なんて言いながら、城の軒下でコーヒーを飲んでいた。

 

いやー、大変大変。

 

 

 

「まことに天晴である!」

 

雨でびったびたの濡れ鼠なダンジョーが、城の中に戻って、タオルで顔と頭を拭いた後、俺に一言。

 

天晴。

 

天晴ときたか。

 

「見事であったぞ、グレンよ!」

 

アオイもそう言って、顔と頭を拭いてから、満面の笑みでそう言って来た。

 

この魔王親子、笑うと顔がそっくりだな。

 

牙を剥くように歯を見せて笑ってる。怖い顔だ。

 

「其方、カグラザカグレンと申したか?屋号は何という?」

 

「え?特にないですが?」

 

「なるほど、ならば……、オダ家から『ウキグモ屋』の屋号を授けよう!そして!其方をオダ家の御用商人と認める!!!」

 

御用商人?

 

「まあ、金さえ払ってくれるなら何でも売るがね」

 

「しかし、そこを曲げて、敵国には売らないでもらいたい」

 

ふむ。

 

「もしも、敵国の方に『義』があるとすれば、俺はそちらにつくだろうな」

 

「構わぬ。オダが『義』を失いし時、其方はここを去る。それは道理だ」

 

そういう訳で、オダの御用商人になった。

 

 

 

「さて、早速だが、商談はできるか?」

 

ダンジョーが俺に訊ねる。

 

「構わないですよ、まだ営業時間ですから」

 

とりあえず、日本全土で使える新日本円や、金塊での取引の場合、大幅に割引。特定地域でしか使えないダイミョウ銭では割引なしと、ルールを伝える。

 

まず、先程の雨の代金を、新日本円で受け取る。

 

新日本円なので、割引して一億五千万円。かなりの高額だが、ダイミョウであるオダ家からすれば、出せない額ではないらしい。

 

それを確認したら、ダンジョーとアオイが、商品を見せろというので、城の本丸にロボットや銃火器を並べる。

 

その他にも、食品や雑貨なども軽く置く。

 

そして……。

 

「おお、この赤いエクステンダーは良いな。現在、オダ家には、『消炭』というエクステンダー六台による、『クロホロ衆』という特殊部隊がいるのだ。この際、『アカホロ衆』を新設したいと思う」

 

と、ダンジョーは言う。

 

「一台十億円な」

 

「では、六台、新日本円で買おう」

 

「その場合、割引して五十四億円で売る」

 

「年間予算並みだな」

 

「払えないのか?」

 

「いや、払おう。おい、国庫を開け」

 

そう言って、ダンジョーは、部下に金を持ってこさせた。

 

俺は、それを一度、端末の圧縮空間に放り込む。

 

圧縮空間では、入っているものの量や数がカウントされるので、札束をもらった時とか、自動でカウントしてくれて楽だ。

 

「確かに、五十四億円を確認した。これはマニュアルとキーだ」

 

「うむ。おい、倉庫にしまえ!倉庫の警備は倍にせよ!」

 

「ははっ!」

 

さて、もう良いかな?

 

「もう良いか?」

 

「いや……、これは何だ?」

 

ん?ああ……。

 

「食品や雑貨だな」

 

「ふむ……?こ、これは、まさか?!!」

 

えっ、どうした?

 

「天然物の、野菜か?!」

 

「そうだが」

 

「まさか、そんな……!天然物の野菜など、水を濃縮して作るようなものだぞ?!それをこんなに?!」

 

「そうなの?」

 

俺がこっそりフミナに訊ねる。

 

フミナが言うには、天然物の野菜は、ジャガイモ一つでも数十万円はする超高級食材らしい。

 

「でも、君らいつも美味しそうに食べてるじゃん」

 

「だ、だって、出されたものは残せへんもん……!ウチらも、あないな高級品を毎日出されて、いっつも気が気じゃないんやで?!」

 

と小声で耳打ちしてくるフミナ。

 

そうなんだ、大変なんだなあ。

 

でも、俺は生活レベルを落とせないから。

 

ごめんね。

 

「まことに天晴であるな……。うむ、たまには良いだろう。いくつか野菜を見繕ってくれ」

 

「具体的には何を?」

 

「何……?いや、うむ、儂は野菜の食い方など知らぬ。上方の料理人でもない限りな。妖菜とは違うのだろう?」

 

俺は、フミナに妖菜って何?と耳打ち。

 

ミュータント野菜のことだそうだ。

 

ミュータント野菜……、ああ、あれか。

 

あの、味が極限まで悪いが、その代わりにどんな荒地でも育つと言う……。

 

「いや逆に、ミュータント野菜の調理法の方が知らないですね。ああ、そうだ、よろしければ、百万円でここにいる家臣の方々含めて、野菜を使った料理をご馳走しますが?」

 

「其方は、料理までできるのか?」

 

「まあ、人並みには」

 

「ふむ……、では頼もうか」

 

そう言うことになった。

 




まだ書きたい新作が山ほどある。当分死ねねーわ。健康維持しなきゃな。



貞操逆転ものを書きたい。

異世界から異世界に転生する話。

尋常の日本ではなく、日本風の異世界から、貞操逆転日本に転生。

主人公は、日本……ではなく扶桑とか?扶桑国民全員が鬼道を基礎教養として修めたトンデモ世界で、『真選組』と呼ばれる組織の副長の男。

主人公の世界では、初代天皇が最強の霊能力者で、グッとガッツポーズしただけで星を消しちゃうくらいの化け物。

初代天皇が、膨大な霊力で数千年前から現在までガッツリ生きて、子供も大量に残している。

霊力使いの系譜は広がり、戦国時代頃には扶桑人は皆霊力使いになっていた。

やがて、世界中の神魔の血すらも取り入れて、扶桑人は木端農民に至るまでもが神魔の血を宿す神秘的存在になって……。

そして、その中でも特に優れた力を持つもののふを、人は『サムライ』と呼んだ……。

主人公は、武装侍集団『真選組』の副長。鬼ではなく天狗の血が流れる、天狗の副長である。

第二次世界大戦が勃発し、三日で外国勢力が全て侍に滅ぼされたその後、主人公は、書類仕事を終わらせた後にすすきのの風俗店に行った……、ところで異世界転移。

異世界。

貞操逆転世界。

女のみが、魔力という不思議なエネルギーを持つ。

この世界は第二次世界大戦が起きていない。

ただ、『悪魔』と呼ばれる謎の侵略型敵性体が人間を殺して回っている。

既に、世界の半分くらいが悪魔に奪われていた。

それを、『ヴァルキリー』と呼ばれる魔法少女的なのが、魔法を使って戦って対処。

ヴァルキリーは魔法の力で戦うが、悪魔も魔法の力で現行兵器を無効化する。だから、ヴァルキリーは化け物扱いされちゃってるんですね。

そんなところに、イケメンかつヤリチンかつ最強武力持ちの主人公が派遣されて、男日照りのヴァルキリー達はもうウハウハって寸法よォ……!!!

まあなんかこう、ストパンのようなマブラヴのような魔法少女もののような何かになる予定です。

やれってんなら最凶傭兵のR18版と一緒に、R18版思いつき集にエロありで書きますよ。



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