ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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どうぞ。


トルズニッツァへ

はい。

 

あー。

 

ほら、あれだよ。

 

今、愛しのジータちゃんは、ルーマシーに向かったっぽいね。

 

まあ、今のところ原作通りに進んでるし、頑張ってねとしか言えない。

 

今回は付いていかないことにした。

 

いや、ルーマシー群島、マジで何にもないし……。

 

虫とか湧くからヤダ。

 

いやいや、考えてみてほしい。

 

かつて、現代社会に生きる社会人だった頃は、何にも考えずに、「あー、ルーマシーは森でいっぱいの自然が豊かな場所なんだなー」とか思ってたんだけどね?

 

でも、実際、何年か前に行ってみたんだけど、マジで何にもない未開の地だったわ。

 

それに、森には鬱陶しいモンスターがいっぱい。

 

道もろくにないし、何より虫が湧く。

 

普通に、ダニや毒虫、病気持ちの蚊なんかがいる訳で。

 

そんなところに、用事もないのに行きたいと思うかって話だよな。

 

俺は行きたくない。

 

まあ、ジータはなんか、色々と頑張ってるみたいだし、こうなると思って虫除けのマジックアイテムを渡しておいたからなんとかなるだろ。

 

ちゃんと薬も用意させたし、病気でリタイアってことはない、と思いたい。

 

 

 

さて、俺達、白き翼の一団は、騎空艇ハルバードに乗って、その辺を移動。

 

そして、市場島トルズニッツァという、小さな島に上陸した。

 

ここは、なんかこう、交易とかが凄いんだってさ。バザーとか開かれてて、実に異国情緒あふれる感じだね。

 

アレかなあ、ぱっと見では、インドやらアフリカやらの都市部って感じか。

 

野良犬野良猫やら、馬、牛なんかがその辺にいて薄汚ないな!

 

俺は文化人だからこういうところには馴染めないな!

 

はい、で、冗談はさておき、俺は今、ボインボイン(死語)のドラフ美女と致したい気分である。

 

ほら、こう、ボインちゃんが俺の上で腰振ってさ、おっぱいがゆさゆさ上下にぷるんぷるんとか。

 

うん、とっても楽しそう!

 

さあ、適当なドラフ美女を引っ掛けよう。

 

でもあれですよ?

 

やっぱり、美醜の差ってあるよ?

 

確かに、スマホゲーのグラブルでは、モブの女キャラも美少女だったが、実際にこうしてグラブル世界に来ると、やっぱり不細工はいる。

 

メインキャラは美男美女の寄せ集めだったんだな……。

 

つまりイケメンである俺もメインキャラの可能性が微レ存?俺はSSRだった……?

 

 

 

そんなこんなで、街を歩いてドラフ巨乳美女探し。

 

だが、まあ、そうそう見つかるもんじゃねえか。

 

うーん、アリーザとかいいと思うんだけど……、俺がスタン君からNTRったら、何らかのストーリーがぶっ壊れる可能性が否めないんだよな。

 

占星術使って、ドラフ巨乳美女を探す。

 

……占星術って、割とふわっとした行動指針を示すだけだから、あんまり信用ならないんだがな。

 

街外れの小屋に行け、と出たので、街外れに行く。

 

さて、何が出るかな?

 

俺は、小屋のドアをノックする。

 

「ふむ」

 

誰もいないようだ。

 

中に入る。

 

「ふむふむ」

 

だが、生活の跡はある。

 

薄汚れたベッドには、まだ温もりがあった。

 

ここの家主はすぐ近くにいるな。

 

そんなことを思ったその時には、背後から、機械音が聞こえてくる。

 

「ケケケケケ……!お、おまえ、ぼくをいじめにきた、わるいやつだなァ〜?」

 

あー、そっちか。

 

ハレゼナか。

 

うーん、正直馬鹿っぽいハレゼナを騙してこますのは少々罪悪感あるんだが……。

 

まあいいや、やっちまえ。

 

「なっ?!なんで?!ぼくの壊天刃が効かない?!」

 

いやそりゃ、俺の物理障壁抜ける訳ないでしょ。

 

矢でも鉄砲でもパラダイスロストでも大いなる破局でも持って来いやァ。

 

にしても、躊躇いなく首を狙ってきたな。

 

「こんにちは、ごきげんいかが?」

 

俺は優しげに話しかける。

 

確か、ハレゼナは、スラム育ちのファッションキチガイで、怖いのが駄目だったな。

 

大丈夫、怖くないよ。

 

王蟲の群れに向かっていく気持ちで対応する。

 

「ヒッ……、なんで?!なんで?!」

 

パニックになるハレゼナを優しく抱きしめる。

 

「はい、怖くないよー」

 

「やだ、やだよ、助けて、来ないで!」

 

大暴れするハレゼナ。

 

んー?

 

おかしいな、俺イケメンなのにな。

 

よし、適当に鎮静の魔法をかけるか。

 

「あ……」

 

「落ち着いたかな?」

 

努めて優しく声をかける。

 

ほらほら、どうだ?俺のこの甘ーいマスクは!

 

相当な物好きでもなければ、大抵の女は靡くぞ?

 

「こ、こうさん、します……」

 

泣きながら降参してきた?

 

「大丈夫、怖いことはしないよ」

 

ハレゼナを離す。

 

すると、ハレゼナは、四つん這いになって、俺のブーツを舐めた。

 

「い、いや、ちょっと君?!」

 

俺が珍しく慌てふためくと、ハレゼナは言った。

 

「ひっ、わ、分かりました……、裸になります、おちんちん舐めます、ここも、後ろの穴も使ってください、だ、だから、命だけは、命だけは助けてください!」

 

え?

 

こ、この世界グラブルだよね?!!!

 

ハードコアファンタジーやめろ!!!

 

 

 

流石に、この展開でレイプはできない。

 

そもそも、俺はレイプとかあんまり……。

 

基本的にソフトハウスキャラみたいなノリでほのぼのレイプしていきたい。

 

とりあえず、ハレゼナちゃんに服を着せる。

 

「落ち着いて、酷いことなんてしないよ」

 

「ほ、ほんと?痛くしない?」

 

「もちろん!ほうら、武器なんて持ってないよ、安心安全だよ」

 

「あんしんあんぜん……、ほんとに?おまえ、こわい人じゃないの?」

 

「怖くないよ、酷いことなんてしないよ」

 

「……分かった」

 

どうにか、落ち着かせることは成功したな。

 

「ぼくの隠れ家に、何しに来たの……?」

 

ハレゼナに尋ねられる。

 

「私は魔法使いで、占いをしたら、ここに来ると良いことがあると知ってね」

 

「良いこと?」

 

「君のような素敵な女の子に会えた。とても良いことさ」

 

すると、ハレゼナは。

 

「ヒ、ヒヒヒヒヒ!ぼく、カワイイのか?」

 

「ああ、とても可愛いよ。お名前を教えてくれるかな?」

 

「ハレゼナ、だァ!」

 

照れているようだ。

 

褒められ慣れていない女性の反応だな。

 

これは行けるか?

 

「ハレゼナちゃんか、素敵なお名前だね。ハレゼナちゃんは、ここでどうやって暮らしていたのかな?」

 

「えっと、たまに来る奴から、お金を奪ってた」

 

まあ、スラムのガキなんざ、大人になればコソ泥になるしかねえか。

 

「ハレゼナちゃん、私とお仕事をやらないかな?」

 

「お、お仕事?」

 

「そうだよ、騎空士さ。騎空士になれば、こんな街外れの小屋で隠れ住む必要もないし、お金もたくさん手に入るよ」

 

「お、お金?で、でも、ぼくは、あんしんあんぜんならそれでいいんだけど……」

 

ふむ。

 

「ハレゼナちゃん、安心と安全は金で買えるんだよ」

 

「えっ?!そ、そうなの?!初めて知った!」

 

「例えば、お金を使って、大きくて広くて丈夫な家に住めば、物を盗まれたり、寝込みを襲われたりしない。お金を使って、食事や薬を買えば、病気もすぐに治る」

 

「まぢ?!あんぜんじゃん!」

 

「それに、騎空士になれば、仲間が守ってくれるよ?誰かを殺さなくても生きていけるんだ」

 

「ほ、ほんと?!それ、ほんと?!騙してない?!後でウソだったとか言わない?!」

 

「ああ、本当さ!私が君を守ってあげるよ!」

 

「おまえ、良いやつなんだな!ありがとう!ぼく、騎空士になる!おまえの仲間になるっ!」

 

はい、勧誘。

 

 

 

さて、一旦、騎空艇ハルバードに戻って、ハレゼナの部屋を作る。

 

「ヒ、ヒャハハハハ!!!何だよこれ!この騎空艇、メカメカしくてサイコーにクレ〜ジ〜じゃんか!これ、マリンの騎空艇なの?!」

 

「ああ、そうだよ。帝国の戦艦よりも強くて丈夫で速いんだ。安全安心だよ」

 

「クケケケケ!マリンってスゲー!ぼく、ずっとマリンの仲間でいる!」

 

いやー、まだ抱けない、まだ抱けない。

 

堪えろ俺。

 

ハレゼナが完堕ちしてからほのぼのレイプだ。

 

ハレゼナはまだ、色恋が分かってないようだから、その辺りを教えねば。

 

あと、性教育。

 

数学やら工学やらの知識はあるようだから、情操教育をした方が良いな。

 

「それじゃあ、騎空団のみんなに紹介するよ」

 

「おう!」

 

さて……。

 

みんなになんて言われるか……。

 




次はポストアポカリプスダンジョンかなあ。

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