ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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フォールアウト主人公の話もっと書きたい。


ウェイストランドワンダラーが行くジャパリパーク
さばんなちほー


「ハロー」

 

空の上からこんにちは、だ。

 

俺は……、まあ、「一般的」なウェイストランドワンダラーさ。

 

ウェイストランド……、かつての核戦争で滅茶苦茶になったアメリカのことだ。今ではウェイストランドだったり連邦だったりと、色々な名前で呼ばれているな。地域によって違うのさ。

 

俺の名前?名前は、そう、ストレンジャーとでも呼んでくれ。

 

ウェイストランドワンダラーってのは、そうだな、襲いかかるレイダーやミュータント、悍ましいアボミネーション共を蹴散らして、ゴミ拾いに興じたりお使いをしたりして生計を立てている奴らのことさ。

 

それなりに腕は立つ方でね、金も食い物も薬も女も、ほしいままにしたさ。

 

だが、まあ、稼ぎ過ぎたんだよ、俺は。

 

だからウェイストランドでの旅は一旦切り上げることにした。同業者や面倒な奴らに睨まれるのも嫌だしな。

 

今、俺は、B.O.Sが作った大型飛行船を頂戴して、ウェイストランドから出たところだ。

 

B.O.S?いけ好かない奴らだよ。お高くとまってこちらを見下してきやがるのが気にくわないね。

 

しかしまあ、この技術力は評価できるな。この大型飛行船は、核融合で半永久的に空を飛べるらしい。物資も山程詰め込んだし、ウェイストランド以外で骨を埋めることになるかも、なんてな。

 

さて、俺が今向かっているのは日本、という国だ。かつては優秀な工業技術と、美味い飯、サブカルチャーで栄えた国らしい。

 

俺もウェイストランドにはない技術には興味があるし、美味い飯とコミックブックは好きだ。日本語だって勉強した。まあ、俺の頭なら一月もあれば十分覚えられたね。俺のintelligenceは10あるしな。

 

キャップは……、山程あるが、通貨として使えるかは分からん。食料はうん十年単位、資材は村が何個か出来るくらい。武器弾薬は戦争か?ってくらいには持ち込んだ。パワーアーマーまである。

 

準備は万端って訳だ。

 

『旦那様、レーダーに島が映りました』

 

ああ、こいつはMr.ガッツィー。俺が作ったロボットだ。召使いみたいなもんかね。飛行船の管理維持と俺の身の回りの世話をやってくれるのさ。

 

他にも、この飛行船には相棒のエンジェルがいるが……、留守番してもらうことにした。

 

エンジェル?エンジェルは俺の女だ。最高に可愛らしいんだぜ。それに、一通りの技能は教え込んであるから、相棒……、コンパニオンとしても使える存在だ。もう十年近く一緒にいるな。

 

「これが日本か……?」

 

『生命反応は多数あります』

 

「なら、行ってみるか……」

 

101のアイツ、運び屋、将軍には既に別れを告げてある。暫く会えないと。まあ、彼らなら、俺がいなくても何とでもなるだろう。

 

さあ、新天地での旅の始まりだ。

 

 

 

ベルチバード……、小型のVTOL機から降りる。

 

「へえ、こりゃ凄い。自然がある。空気が綺麗だ。全てが死滅したウェイストランドとは大違いだな」

 

パワーアーマーは持ち出していない。もしも現地住民と出会った時、重武装では警戒させてしまうかもしれないからだ。焦るんじゃない、俺は日本の技術に触れて美味い飯を食ってコミックを購入したいだけなんだ。

 

ん?おっと、帽子を踏んでいた。

 

青の羽飾りがある探検家風の帽子だ。所有者はいないようだし貰っておこう。

 

「さて……」

 

行くか。

 

自動操縦のベルチバードが空へと帰って行く。それを一瞥し、俺は歩き出した。

 

……どうやらここは、かつて本で読んだ「サバンナ」に近い光景のようだ。

 

背の高い草が鬱陶しい。

 

ガサガサと音を立てつつ移動していると……。

 

「わー!!」

 

何だ?

 

何かが……、追ってきている?

 

女の声?

 

女レイダーか?

 

「狩りごっこだね!負けないんだから!」

 

ふむ。

 

マイティアドバンス.44ピストルで威嚇射撃。

 

「きゃあ?!!」

 

「出てこい」

 

「何、今の?バーンって音がしたよー?!雷が落ちたの?!怖いよー!!」

 

もう一度空に向かって威嚇射撃。

 

「早く出てこい!」

 

「今行くよ?!行くからバーンはやめてね?!」

 

 

 

「……で、誰だって?」

 

「私は、サーバルキャットのサーバル!よろしくね!」

 

「……ここは?日本のどこだ?」

 

「ニホン?ここはジャパリパークだよ!」

 

あー、何だ、少し待ってくれ。

 

頭を抱える。

 

「……突っ込みどころ満載な訳なんだが、まず、お前は猫なのか?」

 

「ううん、サーバルキャットのフレンズなの!」

 

フレンズ……、FRIENDS?

 

サーバルキャットのフレンズ?猫の友達?猫と友達ってことか?いや、猫のフリをした友達?隣人?フレンズ、フレンズとは一体。

 

「で、あー、ここは、その、ジャパリパークだと?」

 

ジャパリ?ジャパリって何だ?パークは施設を表すとして、ジャパリ……、SafariとJapan、もしくはjungleとの造語、なのか?

 

「そうだよ!ジャパリパークにはフレンズが沢山いるの!皆んな優しい子ばっかりだよ!」

 

「そもそも、フレンズとは何だ」

 

「フレンズはね、サンドスターを浴びた動物のことだよ!」

 

サンドスター……。sandstarか。砂の星とは……。

 

「サンドスター、それは、物質なのか?エネルギー体なのか?」

 

「え?難しいことはよく分からないけど、あそこ!あそこからサンドスターがぶわー!って出るの!たまに!昨日も出てたよ!まだ周りがキラキラしてるでしょ?」

 

指を指された方角に目をやると、虹色に光る、あからさまに謎のエネルギーを発してそうな構造物が山の頂上に存在していた。周囲もキラキラと光っている。

 

「つまり、何だ。お前らフレンズは、その、サンドスターによって生まれたミュータントだと?」

 

「ミュータント?」

 

……ミュータントの存在を知らない?

 

「ミュータントとは、人の形をした、人じゃないもののことだ。つまりお前みたいなののことだよ」

 

「ヒト?ヒトって?貴方はヒトのフレンズなの?」

 

「フレンズではないが……、俺はヒトだよ」

 

「ヒトかぁ、聞いたことないフレンズだね!耳も尻尾もないの?」

 

「耳はこれ、尻尾は退化して無くなった」

 

耳を指差して告げる。

 

「じゃあ、貴方をヒトって呼んでいい?」

 

「種族名で呼ぶな。俺は、そう、呼ぶならストレンジャーと呼べ。異邦人、旅人という意味だ」

 

「分かったよ、ストレンジャー!」

 

何が楽しいのか、ニコニコと笑って俺に擦り寄ってくるサーバル。

 

まさか、perkのAnimal Friendが発動している?

 

ああ、perkとは特技みたいなものだ。念のため。

 

「よく分かんないけど、ストレンジャーの側にいるとポカポカするよー!うみゃー!」

 

成る程、動物のミュータントだからか。

 

「あと、ちょっとね、ドキドキもするよ!何でかなー?」

 

lady killerも発動しているのか?

 

分からんが、現地住民であるこいつと友好的な関係を結べるなら、良しとしよう。

 

「私、ヒトって聞いたことないけど、どんな動物なの?」

 

「ヒトか……。この世界で最も賢く、それでいて残忍な生き物だよ。私利私欲のためにお前達他の動物はおろか、同族だって殺す。そんな生き物さ」

 

「ええ?!わ、私も殺しちゃうの……?」

 

「現時点ではそのつもりはない。お前が俺を害さない限りはな」

 

「大丈夫だよ、私、貴方に酷いことなんてしないから!だから、ね?友達になろうよ!」

 

「まあ、良いだろう」

 

手を握り合う俺とサーバル。

 

ふむ、よく見れば……、結構可愛いな。

 

胸は手に収まるくらい、瞳がぱっちりとしていて溌剌な雰囲気、獣耳も見方によっては可愛らしい。

 

アリじゃないか?

 

 

 

「がいどー!がいどー!さばんながいどー!」

 

ジャパリパークについて詳しく知りたいと伝えたところ、図書館なる施設で聞けと言われた。

 

その上、図書館まで案内する、とも。サーバルはやたらと協力的だ。

 

やはりここでもAnimal Friendとlady killerが活きたか。

 

俺の手を握って嬉しそうに先導するサーバル。

 

だが。

 

「待て、お前っ、ぐおおおおっ?!!」

 

とても人が歩けないような獣道をひょいひょいと進んでいく。

 

「これくらいひょい!ってジャンプできないの?」

 

「人は賢さ以外は他の動物より弱いんだよ!飛んだり跳ねたりはできない!」

 

「そうなんだー。でも、大丈夫!フレンズによって得意なことは違うから!」

 

そうかい。

 

「ここでちょっと休憩!」

 

そうだな、暫く歩いたしな。

 

「食事にするか」

 

「え、ご飯にするの?でも今、私、ジャパリまん持ってないよー」

 

「ジャパリまん?」

 

「ジャパリまんだよ?」

 

ジャパリまん……、また分からん単語が出てきたぞ。

 

「ジャパリまんって……、何だ?」

 

「えっとね、ふわふわもちもちで、中味が色々な種類があるおまんじゅうだよ!」

 

「おまんじゅう……?よく分からんな」

 

聞いたことのない食べ物だが……、機会があったら食べてみたいもんだ。ウェイストランドワンダラーは食えるものなら何でも食う。

 

取り敢えず、ピップボーイからイグアナの串焼きとマットフルーツを取り出す。ついでによく冷えたヌカコーラもだ。

 

「す」

 

「す?」

 

「すっごーい!!」

 

っと、うるさいな。

 

「何それ何それー!どうやったのー?!」

 

「pipboyの亜空間保存システムで保管しておいた食料を出しただけだ」

 

「んー、分かんないや!」

 

だろうな。サーバルからは凡そ知性といったものは感じ取れない。銃の存在も知らなかったことから、恐らくは、とても文化的とは言い難い生活をしているのだろう。

 

「お前も食うか?」

 

「良いの?!でもこれ、フレンズのお肉とかじゃないよね……?」

 

「安心しろ、イグアナだ」

 

 

 

「ヌカコーラって言うのは、しゅわしゅわして美味しいねー!初めて飲んだよー!」

 

そうか。

 

……後で酒でも飲ませてみるか。どうなるのか気になるな。

 

ん、インジケーターに赤い反応。敵か。

 

「サーバル、この青い原始的な生命体らしきものは敵か?」

 

「あっ!それはセルリアンだよ!逃げて!」

 

ああ、撃っていいんだな。

 

愛用のマイティアドバンス.44ピストルをインベントリから取り出して、構える。

 

V.A.T.S発動、解析開始……。

 

停止した時間の中で、敵の弱点を探る。

 

……頭頂部の石か。

 

命中率95%。

 

射撃。

 

『!!!』

 

セルリアン、と言う敵対的な生命体らしきものは、キューブ状になってバラバラに分解され、沈黙した。

 

「す」

 

「す?」

 

「すっごーい!!!」

 

はぁ、全く、やかましい女だ……。

 

 

 

「ふーん、銃って言うんだ!雷が出るの?」

 

「違ーう、何度も説明したよな、火薬で鉛の弾丸を飛ばしてるんだよ、そう言ったよな?」

 

「かやく……?なまり……?」

 

「あー、衝撃を与えると爆発する粉を火薬と言うんだ。それの爆発の力で、小さな石飛礫を飛ばすんだよ、分かるか?」

 

「とっても早く石を投げているの?」

 

「まあ、そうだな」

 

「すっごーい!」

 

何だ、こいつは……。知能も文明レベルも低過ぎないか?

 

まさか火薬はおろか金属の存在すら知らないとは。

 

ミュータントとはいえ眉目麗しい少女が、ふらふらと徘徊している世界?それで文明レベルは古代並?不自然にも程があるだろう。

 

「セルリアンは危ないから、注意しなきゃならないんだけど……、ストレンジャーは強いんだね!」

 

「自分の身くらいは守れるさ。俺はウェイストランドワンダラーだ」

 

「よく分からないけど、凄いね!」

 

などと会話をしながら、水場に着いた。

 

「あれれ?今日はフレンズが少ないなあ、いつもは場所取りになるくらいなのに」

 

……インジケーターの表示、水の中。しかし、敵対反応ではない。

 

「マイアラーク、じゃないよな……」

 

一応、銃を抜いておく。

 

「?、どうしたのストレンジャー?」

 

「水の中に何かが……」

 

「ああ、それは多分……」

 

「だあれ〜?」

 

「カバだよ!」

 

カバ……。

 

本で読んだ、ような……。ウェイストランドで見られる動物といえば、コヨーテ、ラッドスタッグ、ビッグホーナー、バラモンとかか。ヤオグアイ?マイアラーク?デスクロー?あれはクリーチャーだ。

 

兎に角、変異していて、まともな動物は見たことがない。変異していないのは犬くらいか?

 

にしてもカバ、か。本で読んだ姿とは似ても似つかない。豊満な胸は抱き心地が良さそうだ。

 

「今日はセルリアンが沢山出ていて……、殆どの子が出歩いていないんですわ。何でも、ゲートの方には大きいのがいるとか」

 

「じゃあ、私とストレンジャーがやっつけちゃうんだから!!」

 

「サーバルがですの?心配ですわ〜!でも、そちらの方は……?」

 

「ああ、俺はウェイストランドワンダラーだ。ストレンジャーと呼んでくれ」

 

「ウェイストランドワンダラー……?聞いたことのない動物ですわね」

 

「種族はヒトで、フレンズじゃない」

 

「フレンズじゃない?珍しいですわ」

 

「ストレンジャーはね、すっごいんだよ!銃でね、バーン!ってするの!」

 

「バーン?威嚇ですの?」

 

「石を投げるんだって!」

 

「ますます珍しいですわね……。兎に角、行くなら気をつけるんですのよ」

 

「分かってるよ!」

 

「貴方も。ここ、ジャパリパークの掟は、自分の身は自分で守ること、ですわよ」

 

ああ、それくらいなら、な。

 

「安心してくれ、戦うのは得意だ」

 

「なら、大丈夫ですわね。サーバルのこと、よろしくお願いしますわ」

 

 

 

地図を手に入れて少し歩いたところで。

 

あれがゲートか、って。

 

「きゃー!!食べないでぇ!!!」

 

おっと、俺好みの大人しめの子が青い原始的な不定形生物セルリアンに襲われているじゃないかー。

 

……ここで、俺は一つ予想を立てている。見るからに不定形なセルリアン、弱点である石以外への銃撃は無意味ではないか、と。

 

perkのbloody messで爆発四散させることも不可能ではないが、運任せになるしな。

 

ならば。

 

「プラズマライフルだ!!!」

 

これならどうだ?

 

『ーーー?!!!』

 

よし、触腕が焼き切れて飛んでいった。

 

「そこのフレンズ!こっちに来い!!」

 

「は、はいぃ!!」

 

白黒のフレンズをこちら側に退避させて、その後は。

 

「死、ねぇ!」

 

プラズマライフルを連射する。

 

表面を粗方焼いてやると、もんどり打って倒れた。

 

おっと、背中に石があるみたいだな、ピストルで撃ち抜いておこう。

 

さて、セルリアンがキューブ状の光になって四散して……。

 

「……敵はもういないようだ」

 

警戒を解いて銃を仕舞う。

 

銃の爆音に硬直している白黒のフレンズに声をかける。

 

「大丈夫か?」

 

「えっ、あっ、はい」

 

「よしよし、怖かったな、もう大丈夫だぞ」

 

俺は大人しめで淑やかで華奢な女が好きだ。ウェイストランドの女ときたら肩幅が広くて主張が強くて厳しい。

 

サーバルもウェイストランドの女と比べたら可愛らしい方だが、やかましいのでマイナス。

 

「あ、あのっ、助けてくれてありがとうございますっ!!」

 

白黒の頭髪を揺らしながらお礼を言ってくるフレンズ。

 

「良いさ、気にしないで。君、名前は?」

 

「アードウルフです!」

 

ウルフ……、狼のミュータントなのか?それにしては勇ましさと言うものが見られないが。

 

「その、何かお礼を……」

 

「じゃあそうだな、キスしてくれるかな?」

 

「キス……?あの、キスってなんですか?」

 

まさか、キスと言う文化も存在しない?

 

そもそも、フレンズの雄を見ていないな……、雄がいない?じゃあどうやって生殖してるんだ?ああ、サンドスターでフレンズ化すると言ったな。ならば、動物の時に繁殖して、フレンズ化したら繁殖しないと言うことか?

 

「サーバル、フレンズはセッ◯ス……、交尾をしないのか?」

 

「こ、交尾っ?!し、しないよ!だって、フレンズは皆んな女の子だもん!」

 

「俺は男なんだが」

 

「ひょっとして、私と交尾したいの?発情期かな?おかしいなあ、フレンズになってからは発情期なんてこなかったのに。あっ、ストレンジャーはフレンズじゃないんだもんね」

 

「ヒトに発情期はない、したい時にするのさ」

 

「でも、今赤ちゃんができたら、ジャパリパークのガイドができなくなっちゃうから……。その後でなら、良いよ!」

 

ふむ、貞操観念も甘い、と。

 

「あの、それで、キスって?」

 

「ん、ああ、こうすることさ」

 

アードウルフに口づけをする。

 

「んっ、こうですか?」

 

キスを返される。

 

「そう、これは……、ヒトの挨拶みたいなものさ」

 

「じゃあ私もやるー!」

 

サーバルにもキスされる。

 

「ふむ、じゃあ、俺達は先を急ぐから。また、機会があれば会おうな」

 

「は、はいっ!」

 

 

 

さてと、夜中まで歩いて。

 

「今日はここで野営するぞ」

 

「やえいってなーに?」

 

「あー、ここで休むってことだ」

 

「大丈夫だよ!私、夜行性だもん!」

 

「お前が大丈夫でも俺が休みたいんだよ!」

 

マットを敷いて、毛布を出して……。

 

「夜行性だから大丈夫ー!」

 

「うるさいな、頼むから寝てくれ」

 

そこらの樹木を引っ掻いて倒したサーバル。

 

「うぎゃー!」

 

「はぁ……」

 

ん、またインジケーターに反応が……。

 

『………………』

 

「ロボット……?」

 

「あっ、ボス!」

 

『初めまして、僕はラッキービーストだよ。よろしくね』

 

……ふむ、制御が難しい二足歩行で、見るからにそれなりのAIを搭載している。上等なロボットだ。

 

「うわあああああ!!!喋ったあああああああ!!!」

 

……ああ、うるさい女は嫌いだ。

 




主人公
フォールアウト3 、NV、4と駆け抜けた伝説のウェイストランドワンダラー。エンジェルと言う相棒の女と共にウェイストランド中を踏破した無敵の男。レベルカンスト、全perk持ち。趣味は珍品集めで、好きなタイプはエンジェルのような物静かでお淑やかな女。

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