ダンジョン研究所に雇われた。
いやー!俺もなー!多少は社会人やっても良いかなーって!!!!
うん、金が欲しかった。
寺を継いで、あのうらぶれた零細道場を継いだところで、大した金は得られない。
銭ゲバではないが、金はあっても困らないし、生きていくのに必要だ。
若いうちにどっさり稼いで、早めに引退。あとはダンジョンで毎日楽しく殺し合いの日々を送る……、とか考えてる。
ダンジョン研究所は、建物の完成を待っている間に人員の選定を行うそうだ。
「募集を出したらクッソ優秀なのが山ほど応募してきたぜ!」と親父は言っていた。
一方で俺は、正式に、ダンジョン研究所の職員となった。
赤堀ダンジョン研究所調達部職員、と言うことらしい。
これにより、権力パワーに守られた俺。
その為、変なのに絡まれることはないそうだ。
ダンジョン研究所はザイバツギルドの連中がたくさん出資してくだすったそうで、ダンジョン研究所の職員にちょっかい出すってことは、ザイバツギルドに後ろ足で砂かけるようなもんやぞ!ということ。
つまりは、財閥やら何やらが後ろ盾になったという話だ。
俺は正直、よく分からん権力パワーで殴り合う界隈の連中とお付き合いするのはめんどくせーから、権力パワーのご加護があるってのは助かるね。
まあ、俺に権力パワーで殴りかかってきたら、俺の物理パワーが火を吹くんだが。
さて、俺は今回、ダンジョン研究所の職員として、自衛隊にお呼ばれした。
黒塗りのセンチュリーに揺られて2、3時間。
俺は、富士演習場に連れてこられていた。
そこで、自衛隊のダンジョン攻略チームにアドバイスをして欲しいとか言われた。
ついでに、俺の能力の調査もするらしく、研究所の職員と両親が来た。
まず、アドバイスと言う名の講演会からだ。
俺は教壇に立たされる。
「で?何を話せって?」
「ダンジョン攻略におけるアドバイスなどを……」
自衛隊隊員に言われた。
は?って感じだ。同じことを何回言わせる気だ?
「だから前言ったじゃん。できるだけ少人数で、銃や爆発物以外の武器で戦えって。それと、テイムモンスターは人数のうちに含まれないからお得だぞ、と」
「いえ、ですから、もっとこう……、コツというか」
は?意味不明なんだが?
「コツもクソもねえよ。普通に武道やってりゃ、十階層くらい余裕だろ」
「えぇ……?」
困惑の表情を見せる自衛隊隊員達。
「いやいや、俺みたいな得体の知れない田舎剣法の使い手より、毎日真面目に訓練してる自衛隊さんの方がポテンシャルは高いでしょうが。何を甘えたこと言ってるんだ?」
と、ここで親父。
「藤吾!あのな、言い忘れていたがお前は天才なんだ!」
「は?」
何言ってんだお前。
「俺は物心つく前から御影流の修行をしていたが、それでも奥伝までしか習得し得なかった!だが、お前は、たった数年で、十七の若さで、極伝に至った!」
「だからなんだよ?あーんな田舎剣法の極伝なんざ、自衛隊には及ばねーだろがい」
「お前の師匠である龍弦爺さんは、若い頃はフランス外人部隊で百人斬りを成し遂げた剣鬼だゾ!あの人に、『千年に一人の天才』と言わしめたのがお前なんだよ!」
えっ、何それ怖い。
そんな設定聞いてないけど。
ってか、あのジジイ、やっぱり人斬っていやがったか。そんな気はしていたが、まさか、外人部隊で活躍しただとかそんな裏設定があるとは知らなかったな。
「例えレベルが上がっていなかったとしても、自衛隊でお前に勝てる剣士はいないぞ!」
「マジかよ……」
衝撃の事実。
俺、天才だった。
そっか、そんなに強かったのか俺は。
田舎剣士が世界一か。
うーん、本当だろうか?
世界は広い、俺より強いやつもいるはずだ。
そんな感じで俺が悩んでいると。
「では、体力測定をやっていきましょうか」
おっと……、研究員に声をかけられた。
体力測定だそうだ。
反復横跳び!速過ぎて測定不能!
100m走!1秒を切る!
握力測定!握力計を握り潰す!
立ち幅跳び!砂場を飛び越える!
「あはははははは!面白いわ!藤吾ちゃんったら、人間の理論値を軽く超越しちゃってるのよね!」
結果を見たお袋が大喜びしている。
「すごいわねぇ……。この、握力計を握り潰したって本当?」
「本当だぞ」
「うふふ、最高ね!じゃあ次はスキルの調査よ!お母さん、奮発して戦車の装甲板を買ってきちゃったわ!」
そう言って、目の前に分厚い鉄板が何枚か設置される。
「これ斬れって?」
「できるものならやってみてね!」
「ほらよ」
両断。
戦車の装甲ねぇ……。
ワイバーンの方が数倍硬いな。
「すっごーい!サイコー!」
次は魔法だ。
「『炎槍』」
「まあ!徹甲弾より威力が高いのね!」
「標的が脆過ぎて全力が出せん」
「あらあら、人類の叡智の結晶たる戦車装甲を脆いだなんて!」
ついでに、早太郎、日和、桐枝のテストをする。知能テストもやったそうだ。
「すごいわ!ハヤちゃん、こんなに賢くなったのね!」
それと、持ってきた武具を預ける。
何かこう、調査するらしい。
まあ、なんてことはない、単なるテストだった。
偏屈提督も書きてぇんだわ。
虐待され親に売られ逃げ出してホームレスやりながら窃盗追剝で生きてきた主人公が提督になって、人間を信じないし人間性は最底辺だしで。
それを、召喚された大和がお世話するんですよ。
大和が、提督の少年時代を知ってガチ泣きするの楽しい!大和を曇らせるの楽しい!
配下の艦娘は、愛する提督を壊してこの世界を憎みつつも、少しでも提督に希望の光を見せたいと思って何でもするんですよ!
それと戦闘面も書きたい。
アルペジオ方式な世界で、周りの一般艦娘は、艦これ準拠の一般的な兵器を装備してるんですけど、主人公の艦娘は、鋼鉄の咆哮かな?みたいな超兵器に魔改造されるんすよ。
大和の主砲どうします?圧縮粒子砲?粒子加速砲?陽電子砲?副砲は電磁投射砲で。気象兵器とか人工津波とかバリアとかつけます?