何の為に来ているのだろうか?
▼本人に言っても「秘密」と言うだけだしな…
▼すんごいサンフリですお気をつけを。
▼サンズがキャラ崩壊しすぎ
▼エロい。
今回はフリスクがお花の種を集めた話。
「じゃあ、行ってくるね、 トリエル、アズゴア、サンズ、パピルス」
「気をつけてなー」
「待ってるぞ!!」
「「いってらっしゃい。」」
最近、フリスクが地上によく行く。 何故だろうか…
本人に言っても「それは秘密ー、 お楽しみね!」と言って隠される。
俺はそんな後をつけるような気力もない… けど、フリスクがいない間はずっとフリスクの事 を考えている気がする。
昔、古い人間の本を読んだ。 人間の世界の御伽噺だった。
主人公は姫の少女で、大抵結局向こうの国の王子 に恋してキスして結婚して、 終わりだ。
俺とフリスクは
ただの骨とガキンチョの友情、 それだけだ。
「サンズ、どうしたんだそんな元気ない 顔して?おかしいぞ!」
…いつ見てもクールな兄弟だぜ
「すまんな兄弟。 ちょっと考え事をしてたのさ」
「考え事?」 パピルスが首を傾げる。
「秘密だ」
「二ェッ!?おいサンズ、この前兄弟間で 隠し事はしないって決めたじゃないか!」
パピルスがプンスカ怒る。
「…フリスクだよ」
「おおっ、フリスクか! フリスクがどうしたんだ?」
「いや、最近フリスクが地上によく行くだろ? 何をしに行ってるのか気になってな。」
「確かに、俺様にも話してくれないのだ。 すんごい気になるぞっ!!」
パピルスが拳をぎゅっと握りしめる。
「地上で出来た友達?」
「そもそもフリスクそんな話したか?」
「じゃあボーイフレンドか?」
!?
「何だサンズ、顔が青くなってるぞ」
「…取り乱したな、兄弟…」
***
「トリエル、フリスクが地上にどこに行ってるか 知らないか?」
トリエルは元女王だ 信頼のおける人物でもある。
フリスクもさすがにトリエルには 口を開いたんじゃないか?
「ううん…それが言ってくれなかったのよね… ごめんなさいね」
「そうか、いいんだ…気にしないでくれ」
***
「アズゴア、フリスクがどこに行ってるか知らな いか?」
「それが…知らないんだよ…済まないね」
「気にしないでくれ、アズゴア」
***
「おいフラウィー、フリスクがどこに行ってるか 知らないか?」
「…さすがに フリスクの全てを知っている僕でも 知らないなあ」
「そうか」
…少しイライラする
***
その後、アルフィス、アンダインに訊いたが 誰もフリスクの居場所を知らなかった。
もう疲れたからグリルビーズに行く道中で…
「あ、サンズ!」
フリスクが手を振ってニコニコと笑いながら近づ いてきた。
「おかえり、フリスク」
「あれ?いつもだったらやあフリスクとかお前さ んて言うのに今日なんか違う…」
フリスクが首を傾げる。
「…(こほ)ここ最近遅くまで 地上に居るだろう?何でだ?」
俺は骨には無いはずの喉まで溜めていた言葉を やっと吐き出した。
「あー、それは、えっとね、 お花の種をずっと地上で探してたの。」
照れながら、ニコッとフリスクは笑った。
「花の種?」
花の種なんて、何の為に…?
「ええと…ほら、僕、地下世界で金色のお花しか見 たことないなあって… だから地上に行って他のお花の種を地下で植えてみようって思ったの。」
…なるほどな。
「へえ…その袋か。」
俺はフリスクが手に持っていた巾着袋に焦点を合 わせた。
「見る?」
フリスクが袋を差し出す。
「ああ、見させてくれ。」
俺はきゅっとリボン結びで締められていた袋を 開けた。
中には、小さなボール状の種や ゴマほどの大きさの種、雫型の種など色々な花の 種が入っていた。
「何の花の種を集めたんだ?」
「僕その為に本を持ってきたの、 トリエルのお家にあるから行こう?」
「あ、ああ」
***
「ええと、まずこれがアルストロメリア。 花言葉は【持続】とか【未来への憧れ】。」
ああ、人間は花に意味を付けて楽しむのが好き だったな…
「スターチス。【変わらぬ心】ね」
「エーデルワイス。【大切な思い出】。」
「トルコキキョウ。【希望】。」
「カモミール。【逆境で生まれる力】」
「…勉強になった。その本、俺に貸して くれないか?」
「うん、いいよー」
***
《Dictionary of the flower》
「…赤のアネモネ…【君を愛す】」
カランコエ。【君を守る】
ハナミズキ。【私の想いを受けてください】
イベリス。【心を惹きつける】。
ああ…どうしても
***
ウォーターフォールに来た。
「なあフリスク。」
「なあに?」
無いはずの心臓…いやソウルが高鳴る。
今日の為に、買ってきたんだ。
俺は片手に隠していた花をフリスクに見せた。
イカリソウとヒマワリだ。
「!何、その花?」
「あ、えーと、な。 日頃常にお前に付き合って貰ってるから、 感謝の気持ちにな。」
「ありがとう!嬉しい!」
「出来れば、辞典で調べてみてくれ」
「わかった!」
本当は、目の前で分かって欲しかった。
「ちょっ、ちょっとさんずぅ!?」
「片目なんかおかしいって!どしたの!?」
「ガキなら黙っとけ」
「むぐっ!?」
俺はフリスクの柔らかい唇に口を合わせ、 フリスクの口の中の温かい舌へと 自分の舌を絡める。
フリスクの身体を自分の元へと引き寄せ、 彼女が離れないように…
彼女の体温が俺の身体へと伝わる。 ああ、その顔が、目が、鼻が、唇が、身体が愛お しい。
「んーむむっむーむーむー!」
「…おっと済まんな…」
フリスクの顔は紅い。
「えーっと…
その……
言いたいことは分かるよ?」
「…嫌だったよな」
「そんなことないよ!
…………ちょっと……モゴモゴ」
「聴こえないぞ」
「……」
「だったら無理して言わなくてもいい。」
「ありがと、サンズ」
「ああ…別にいいよ」
***
「遅いぞ!一体何してたんだ!!」
「フリスクとグリルビーズで“骨”を 休めてたのさ」
ツクテェーン
「サァアァアアアアアァアァンズ!」
私もそういう絵を見てこういう経緯に…orz
でも楽しかった!