某悪い意味で独創的な小説です
頑張って書きます!
秋を通りすぎて最早冬ですね
作者の家にも炬燵が召還されまして
怪人炬燵蝸牛(こたつむり)になってしまっています
炬燵と蜜柑の組み合わせは神がかってますね
動けない(勉強しろや)
幻想郷は数多く存在する
かつて霊夢たちが旅した
魔法世界の幻想郷
その他にも外国の幻想郷等もあるが
その幻想郷の中にも異形中の異形
大体の幻想郷は時の流れを拒絶し
独自の時の流れを形成している
しかしあの幻想郷は…
摩天楼世界の幻想郷は普通の時の流れと同化し同じ時を過ごす幻想郷…
摩天楼世界の幻想郷
水の都と言われるとある国の都
白い外壁の家と赤い瓦屋根
巨大な大河は流れ続ける
太陽はさんさんと照り付ける
美しいとしか表現できない都
そんな都のとある喫茶のテラス席に
彼女はいた
黒いスーツに不釣り合いな
巨大なリボン
腰に自動拳銃を携えている
オレンジジュースを
飲み終えたあとのコップの中の氷をストローでかき混ぜて音を鳴らす
そこに男が姿を現す
「あんたが…殺し屋か?」
「ん…仕事の依頼?…」
「そ、そうだ…座っていいか?」
「ん」
男は彼女の正面に座った
「…てことは、あんたが霊夢でいいのか?」
「…そう、私は博麗霊夢だよ…」
その名字は全ての幻想郷から切っても切れぬ名字だ
ここの博麗は暗殺者らしい…
その名を聞くと男はほっと胸を撫で下ろす
「なら…頼む…とある会社の社長を殺してほしいんだ…前金は…」
「手付金はいい…」
「しかし…」
「…楽勝だし…」
霊夢が立ち上がり路地裏へ向かう
「やっぱり…前金…貰ってもいい?」
「えっ?」
「オレンジジュースのお代…」
「あ、あぁ…わかった」
町を散歩するかの如く歩く殺し屋
彼女とすれ違う人々は彼女には目もくれずただ前をみて歩き続ける
霊夢はそんな他人とのつながりを断った町が嫌いだった
知らず知らずのうちに左腕を力強く握りしめた
しかしそんな町に彼女を認識している者があった
「!?」
細く鋭い金属音が辺りに響いた
そして霊夢の左腕の袖に切れ込みを入れた
霊夢は慌ててそれを隠す
「だれ…どこから切ったの?」
問には誰も答えず霊夢はまた歩き出した
水の都の路地裏
美しい外見とは裏腹に路地裏は不気味
普通は女性一人で来るような場所ではない
だが彼女はその路地裏を突き進む
彼女…博麗霊夢はただ前へと進む
「魔理沙」
「んあ?」
そんな路地裏のスラムのようなところでも少し豪華な所で魔理沙は寝ていた
霊夢の良き相棒であり情報屋をしているが金次第では殺しや汚い仕事すら請け負う
この町では珍しい無い所謂、ごろつきだ
「んだよ霊夢か?なんだ?」
「仕事…手伝って」
ターゲットの写真を魔理沙に投げつける
「お前なぁ…私はこれでもこれで食ってんだからな?それにおめぇほどのサイキックなら楽勝だろこんなやつ」
「確かに…楽勝…でも私は…魔理沙と仕事したい…」
「レミリアに怒られるぞ?」
「相棒として…」
「分かってるよ!ジョークだぜ?ジョーク!」
「嘘?」
霊夢が胸を撫で下ろす
「いくぜ、いきゃぁいいんだろ?」
魔理沙が立ち上がる
「ったく人使いが荒いぜ」
「…ありがとう…さすがなじみ」
「ふん、その肩書きを悪用してるやつには言われたくないがな…?お前また襲われたのか?…今日はなんだ?マフィアか?闇金か?サツではねぇだろ」
霊夢はかなり名の売れた殺し屋だ
なだけあり命をちょくちょく狙われる
それもかなりの大群で
「別に…それにもしそうなら…服に傷なんてつけされない」
「お前、本当に女かよ…まぁいいや…そんな霊夢さんはどうして頬に切り傷を負ってるんだ?」
「…え?」
霊夢は頬に手を当てる
そのあと自分の手を見ると潜血がついていた
「…うそ…絶対見つけてやる…殺す」
霊夢が町のほうへ走る
「お、おい!仕事は…あぁ!!もう仕方ねぇやつだ!」
魔理沙があとを追う
水の都の赤瓦屋根の上
「どうした…妖夢」
学ランを改造した服を着た女性が近づいてきた
「どこで奴が見てるか分かんないでしょ?これじゃ落ち着いていられないよ」
「そうか…食うか?」
学ランの彼女はサンドイッチを差し出した
「ありがたいがもう食べてるよ霊夢が食べてくれ」
「私ももう食べてる」
霊夢が妖夢の横に座る
「魔理沙と早く合流しなくちゃな」
「空さんも忘れないでね」
瓦が落ちる音がした二人の視線がそこに注がれる
「あんた…らか!!」
そこには殺し屋霊夢がいた
「お前はスタンドで傷をつけた…どうしてここに…」
「お前は…」
「なにが…!?」
屋根がへこみくだけ散った
「…サイキック?」
「お前…スタンド使いじゃあねぇんだな」
「スタンド使い?…なに…それ…」
「…"星の白銀"!」
屋根瓦が再度、くだけ散った
殺し屋霊夢は空中に逃げた
あとは落ちるだけ
「まるで巨人にでも殴られたような…くっ」
殺し屋霊夢の瞳孔が縦に伸びて猫目になる
すると周囲がモノクロになった
落下も止まり宙に浮く形になった
まるで凍りついたように周囲が止まっている
「能力を…使ってしまうとは…」
自動拳銃をスタンド霊夢に向かい5発ほど撃つ
「カンチェッラツィオーネ」
スタンド霊夢に弾丸が襲い来る
「なに!?」
弾丸は見えない何かに押し潰されてしまったが
「時を…止めた?…お前…"世界"を…何者だ…星の白銀!」
屋根が原型を保たぬくらいに粉々になる
「姿は見えない…けど…殺気の塊が見える…避けるのは…簡単!」
「…難なくよけてくれるじゃあないか…お前は咲夜を知ってるか?」
「咲夜…?レミィをよくいじめているあいつ?…いつか殺そうと思ってるんだから…邪魔しないでよね」
「咲夜を殺す…?その咲夜はなんていう能力を持っている?」
「…咲夜のサイキックは…吸血鬼の力を他人に与えたり…自身に投影したりできる…また力の無効化もできる…
力の無効化に関しては自身の能力で投影したもののみ…だけど」
「…そうか…ならいい…私とあんたが敵対する理由はない…」
「私は…あるんだけど…まぁいいや…私は仕事に戻るよ…」
二人は何もなかったかのように
別れていった
「お、大暴れしましたね…」
「あーあーまた暴れたな」
二人が屋根に上がってきた
「てか皆、ここ異世界だよね?なんでそんな冷静で居られるんだよ」
「焦ったってしかたないだろ…」
「それもそうだね」
「お、落ち着いていきましょう」
「やってやりますか!」
四人は屋根から降り町のどこかへ消えていった
摩天楼世界に四人が迷いこんだ
丁度その頃、各地の幻想郷で異変と
呼ぶべき緊急事態を起こっていた
まずは魔法世界
「どうなっているんだ…」
ウィザードことこの世界の霊夢は
グールに囲まれていた
「ファントムは魔理沙が全滅させたはず…なのに…なんでお前が!!」
グールを押し退け現れたフェニックスファントムが大剣を背負って不敵に笑う
「俺は不死鳥だからな、死なねぇよ!さぁ、楽しませて貰うぜ」
フェニックスファントムはウィザードとは因縁の相手だ
何度もウィザードの前に現れて戦いを挑んでは苦戦させている
「…変身」
[シャバドゥビタッチヘンシーンシャバドゥビタッチヘンシーン]
[プリーズヒーヒーヒーヒーヒー]
ウィザードは変身を完了し
ウィザードソードガンを取り出した
「さぁショータイムだ」
大剣とソードガンが火花を散らす
「やっぱ柔い火力だな!」
「いつまでも私が弱いと思ったら大間違いだよ!」
ウォータードラゴンのリングを出した
[ウォータードラゴン!プリーズザバザババシャーンザブンザブーン]
[ブリザードプリーズ]
ウォータードラゴンスタイルに変身し
さらにブリザードを発動
「ほう…」
「悪いけど氷付けにして二度と復活できないようにしてやる」
フェニックスは氷ついた
その後、現れた尻尾でその氷を粉々に粉砕した
「これで終わりだ…にしたって弱ったなぁ…こりゃ」
変身を解いてドーナツを頬ばる
「ん、美味しい…グールが復活したくらいだったらよかった…けどファントムまで…大体は倒したと思うけど…あいつらは…メデューサとフェニックスだけは倒せた気がしない…あと最近…」
ウィザードは自分の手にあるメダルをみた
「どーもキナ臭い事になってきたなぁこりゃ一度、あっちの霊夢にも話しておくかな…」
弾幕世界の幻想郷
「異変?どこがよ?いい天気だし」
スキマから顔を出しているのは紫
その表情は至ってまじめである
「天気がいいからってね…」
「起こってるにしろ起こってないにしろ実害が無いんじゃ探りようがないわよ」
紫は少しムッとしてメダルを落とした「これをよく見て」
「…メダル?」
「そうメダルよ…ただ普通のメダルではないわ…人間の欲の塊…それがメダルとなっている…」
「たしかに黒い何かを感じる…これが人里で出回っているの?」
紫は静かに頷いた
「なるほどね…だったら異変だわ…」
「…うん」
「ちょっと探りをいれたほうが良いわね」
霊夢は立ち上がり神社の石段を降りた
「…順調そうで良かった」
「霊夢に嘘を付くのは機が引けたけとね…」
「仕方がないだろ…もう少しの我慢だ」
「そうね…頑張らなくちゃね…」
この三つの幻想郷で起こった異変は
奇妙な運命をたどりながらいずれ彼女たちに何かを与える
それが希望か絶望かは分からない
人間は前をみて進むしかない
人生は弾丸なのだから…
いかがでしたでしょうか
暴走しぎみでしたよね…
そして安定の詰め込み…
びっくりするくらい、僕の小説です!
これからも失英雄と魔龍星屑伝を同時進行で書いていきます!
炬燵からは出ません!(出ろおおおお!!)