鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ   作:アインスト

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今回は趣向を変えて番外編。

いくつかの小話に分けてます。

ではどうぞ。


番外編
ペアが決まるかと思ったか?残念、番外編なんだよな


 

 

番外編その1

 

『イッチーとモッピーと一緒にビデオゲームしてみた』

 

 

 

 

場所は1025室。

 

何故そこにいるか、だって?

 

答えは当然、暇だから。

 

んで、俺こと楠上 刃はプレステ3を小脇に抱え、様々なゲームが入ったバッグを背負ってイッチーとモッピーの部屋の前にいる。

 

ん?プレステ4は買わないのかって?

 

馬鹿野郎、高くて買えんわ。

 

それにプレステ3でもまだまだ十分に遊べるだろがぃ。

 

 

刃「い~ち~か~く~ん、あ~そ~ぼ~」

 

 

そう言って俺はドアノック百裂拳する。

 

ドアノック百裂拳した直後、ドアが勢いよく開き、

 

 

箒「やかましいっ!!」

 

刃「ひでっぶぅぅぅ!?」

 

 

モッピーからありがた~い木刀突きをくらいました。

 

痛い。

 

 

 

刃「バッキャロウ、プレステ3が壊れたらどうすんだ!!」

 

箒「お前が仕掛けたんだろうに‥‥‥」

 

刃「それもそうか」

 

箒「で、何の用だ?」

 

刃「イッチーおる?」

 

箒「いるが‥‥‥どうした?」

 

刃「いや、せっかくだから男同士でゲームしようかなと」

 

箒「何を持ってきたんだ?」

 

 

 

そう言われたからバッグの中身を見せる。

 

中には2つのコントローラーにゲームソフトを何本か。

 

ゲームソフトをもっと詳しく?

 

仕方ねぇなぁ。

 

ほら、某サバイバルホラーゲームの『バ○オハザード6』とか先日シャルにやらせた『ヴァン○ッシュ』、後は某スタイリッシュアクションゲームの『デビル○イ○ライ4』‥‥‥それから某ネタアクションゲームの『エ○シャ○イ』とか『メタ○ア』シリーズとか、な。

 

 

箒「‥‥‥嫌な予感がかなりするのだが」

 

刃「ダイジョブダイジョブ。ほら、意外とイッチーって肝っ玉座ってるだろ?」

 

箒「そういえばアレはしないのか?」

 

刃「アレって‥‥‥あぁ、アレな?あの国家代表キャラクターを使用してドンパチするヤツ」

 

箒「そうだ。で、どうなんだ?」

 

刃「いやぁ‥‥‥ゲームをしてまでISは操作したくねぇなぁ。ISを操作すんのは訓練とか模擬試合で十分だ」

 

箒「そうか。意外だな」

 

刃「予想を裏切るのが俺のステータスだからな」

 

箒「そ、そうか‥‥‥まぁいい、入れ」

 

刃「お、悪いな。おーいイッチー?起きろバカチンが」

 

一夏「俺は馬鹿じゃないって‥‥‥」

 

 

あ、今起きたのな。

 

じゃあやろう。

 

 

‥‥‥んで、数十分後。

 

結果はこうなった。

 

 

 

一夏「ちょ、待てって!?このゾンビ強ぇって!!」

 

箒「ば、馬鹿者!!一夏早く助け‥‥‥あっ」

 

 

 

テレビ画面からは、『ヘレナァァァ!!』との叫びが。

 

あ、game overになったのね。

 

イッチーは上手いけどモッピーって意外と下手くそなんだな。

 

 

刃「はーい通算20回目のgame overおめでとう~。さて罰ゲームのお時間です」

 

箒「こ、今度はなんだ‥‥‥?また一人漫才でもしろと?」

 

刃「いやいやイッチー、モッピー押さえて」

 

一夏「わ、わかった」

 

箒「な、何をするつもりだ?」

 

刃「いや、こうするんだよ」

 

箒「え‥‥‥?」

 

 

そう言って俺はモッピーの足の裏のツボを力一杯押す。

 

 

箒「いだだだだだだだ痛い痛い痛い痛い!!」

 

刃「いや暴れんなって。余計痛くなるぞ」

 

一夏「そうだぜ箒。ほら我慢我慢」

 

箒「むっ、無理なものは無理‥‥‥いだだだだだだだ!!」

 

 

 

なにこれ面白い。

 

 

 

番外編その1

 

終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

番外編その2

 

『セッシーの料理は壊滅的』

 

 

 

ある日の昼休み。

 

俺とイッチー、モッピー、りーちゃん、シャル、セッシーは屋上でメシ時。

 

今日はたまたま寝坊しちまってメシは持ってきてない俺氏。

 

なんて日だっ!!

 

するとセッシーがバスケットを差し出し、

 

 

 

セシリア「刃さん、よろしければどうですか?」

 

刃「ええの?」

 

セシリア「はい、かなりの自信作ですわ!!」

 

刃「‥‥‥じゃあ1つ貰うわ」

 

 

 

そう言って俺はセッシーが差し出したバスケットからサンドイッチを1つ取る。

 

ふむ‥‥‥色は綺麗だな。

 

ではさっそく。

 

 

 

刃「そんじゃ、いただきます」

 

セシリア「召し上がれ♪」

 

刃「あむっ‥‥‥ッ!?」

 

一夏「‥‥‥刃?どうしたんだ?」

 

鈴音「なんかみるみる刃の顔色が青ざめてるんだけど?」

 

シャル「刃‥‥‥?大丈夫?」

 

 

 

‥‥‥なんだこれ。

 

口に含んだ瞬間まるでこの世にないようなクソ不味さ。

 

俺の身体が拒絶反応を起こしまくってる。

 

 

 

刃「‥‥‥セッシー?」

 

セシリア「なんですか?」

 

刃「味見‥‥‥した?」

 

セシリア「いえ‥‥‥」

 

刃「バカチンが‥‥‥味見、ちゃんとしようぜ‥‥‥?」

 

セシリア「へっ?」

 

刃「イッチー‥‥‥後は頼む」

 

 

そう言って俺は倒れ伏した。

 

 

一夏「ジィィィィィィィィンッ!!!!」

 

鈴音「ちょっ!!箒アンタ先生か誰か呼んできて!!」

 

箒「ま、任せろ!!」

 

シャル「刃、刃!?しっかりして!!」

 

セシリア「え、えぇ!?」

 

 

 

セッシーよ、俺が目を覚ましたら料理の特訓フルコースな。

 

南無三。

 

 

 

番外編その2

 

終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

番外編その3

 

『簪が笑えば楯無も笑う』

 

 

ある日の放課後。

 

俺は自分の使っているISの整備のために整備室に立ち寄った。

 

するといつぞやに会った打鉄弐式とやらを造っている更識 簪がそこにいた。

 

‥‥‥気配は薄いが楯無さんもどっかにいるな。

 

 

 

刃「よっ」

 

簪「‥‥‥」

 

刃「ようってば」

 

簪「‥‥‥」

 

刃「シカト?」

 

簪「‥‥‥あ、ごめん‥‥‥ディスプレイに夢中になってて聞こえなかった」

 

刃「周り見ようぜ?」

 

簪「‥‥‥うん」

 

刃「今何してん?」

 

簪「打鉄弐式の武装制作」

 

刃「‥‥‥手伝いいるか?」

 

簪「‥‥‥いらない」

 

刃「でしょうな」

 

簪「ならなんで聞いたの?」

 

刃「いや少しでも仲良くなりたいな、とな?」

 

簪「ふーん‥‥‥」

 

刃「‥‥‥こないだお前さんの姉貴に会ったぜ」

 

簪「‥‥‥ホント?」

 

刃「ホント。事実俺の部屋で裸エプロンしてた」

 

簪「お姉ちゃん‥‥‥」

 

 

簪は呆れるように目を瞑る。

 

なるほど、簪は楯無にかなり振り回されてる妹なのか。

 

苦労してんなぁ。

 

 

刃「そういや聞きたい事あんだけど」

 

簪「何?」

 

刃「お主の姉貴ってまさかジャパニーズクノイチ?」

 

 

 

俺がそう質問すると簪はクスッと笑い、

 

 

 

簪「‥‥‥そんな訳ないでしょ?」

 

 

 

と言った。

 

 

 

刃「マジか~‥‥‥本当にジャパニーズクノイチだったらサイン貰おうかなって思ったんだが」

 

簪「もともとお姉ちゃんは身体能力が高いからね」

 

刃「ほぉ~‥‥‥だからあんな事ができるのか」

 

簪「多分ね」

 

 

 

 

 

 

んで、少し時間を置いてちょっと聞いてみた。

 

 

 

 

刃「‥‥‥なぁ」

 

簪「今度は何?」

 

刃「俺とお前、もう友達か?」

 

簪「‥‥‥どうして?」

 

刃「いや、初対面の時はかなりぶっきらぼうだったけどさ、今は普通で話せてるじゃん?それはもう友達って事でいいのか?」

 

簪「‥‥‥うん、いいよ。貴方なら‥‥‥いいお友達になれそう」

 

 

そう言って簪はにこりと笑い、俺の方へ向いた。

 

 

簪「これから、よろしくね。え~と‥‥‥」

 

刃「刃でいいぜ。その方が楽だろ?」

 

簪「うん、そうする」

 

刃「じゃあ俺は簪‥‥‥いや、かんちゃんって呼ぶわ」

 

簪「それじゃのほほんさんと同じ呼び方じゃない」

 

刃「いいじゃん。この方がしっくりくるし」

 

簪「それもそうだね」

 

 

 

 

そうして他愛のない話をしている横で、

 

 

楯無「簪ちゃん‥‥‥あんなに立派になっちゃって‥‥‥」グスグス

 

 

楯無さんがよよよと泣いていた。

 

俺達が知るよしもないが。

 

 

 

番外編その3

 

終わり




いかがだったでしょうか?

楽しめていただけたら幸いです。

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感想等もお待ちしてます。

では次回の更新で。

ではでは(´・ω・`)ノシ

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