鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ   作:アインスト

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レッツ連投。


最初の機体はテストが付き物だよな

 

さてルプスを身に纏った俺は束姉さんから出される課題をこなす。

 

束「じゃあまずは歩いてみて?」

 

刃「了解っす」

 

 

ガシュン、ガシュンと重たい金属の音。

 

一歩一歩床を踏みしめる。

 

慣れると走れるようになった。

 

 

束「おぉ、やっぱり凄いね。ん~‥‥‥よし、じゃあ次は翔んでみて」

 

刃「翔ぶ?」

 

束「自分なりに飛び方をイメージしてごらんよ」

 

刃「よし、やってみます」

 

 

え、と‥‥‥じゃあ自分が宙に浮くイメージで、と‥‥‥。

 

すると背中のスラスターに火が入り、ふわりと宙に浮かんだ。

 

おぉ、これは面白いな。

 

‥‥‥っていうかなんで俺普通に乗れてるの?

 

‥‥‥あ、考えてみれば女神様の特典の一つか。

 

それならIS‥‥‥なのかわからんが乗れても不思議ではないな。

 

 

束「ほぇ~‥‥‥ホントに初心者?」

 

刃「あ、いやイメージは少し得意なんで‥‥‥」

 

束「ん、オッケー。じゃあ降りてきて武装展開して」

 

刃「了解っす」

 

 

スラスターを噴かしつつ着地。

 

その後に頭ん中でパッと浮かんだ武装を展開する。

 

ルプスの右手に光が溢れ、一本の剣‥‥‥もとい《ソードメイス》が出現。

 

重いかと思ったけど案外軽かった。

 

まぁパワーアシストがあるから当たり前か。

 

 

束「どぉよ、完璧でしょ?」

 

刃「凄いですよこれ。完璧に再現されてます」

 

束「よし、次は遠距離武装をいくつか展開してみて?」

 

刃「うぃ」

 

 

ソードメイスをしまい、両腕が光に包まれると直後に20㎜迫撃砲が展開された。

 

ちょっと撃ってみたいな。

 

 

束「撃ってみたくてウズウズしてるね。よし!!じゃあターゲット出すから撃ち落としてみて!!」

 

刃「しゃあっ!!」

 

 

両腕を軽く振ると迫撃砲の銃口が正面に向く。

 

そしてターゲットをよく狙って‥‥‥撃つ!!

 

ガァンガァン、とかなり反動がくると思ったが、やはりルプスは優秀。

 

瞬時に衝撃を和らげた。

 

 

束「おぉ、流石。次はロケラン出してみて?」

 

刃「あらよっと」

 

 

すぐに迫撃砲から腕部ロケット砲に変更。

 

どうやらコイツにはターゲット追尾機能が付いており、ホーミングして飛んでいった。

 

 

束「おぉ‥‥‥自分が造っといてなんだけど化け物じみた性能だねこりゃ」

 

刃「ん~、まぁそうなんでしょうな。さて、次はフルシティか」

 

束「うん。さっきのでフォーマットとフィッティングは終わったから待機状態にしてみて」

 

刃「うぃ。えーと、こうか?」

 

 

するとルプスは光に包まれ、俺の左腕にあの三日月が付けているお守りと似た物が付けられた。

 

 

刃「おぉう‥‥‥芸が細かいな」

 

束「よし、じゃあフルシティに触れて」

 

刃「了解っす」

 

 

今度はフルシティに触れる。

 

するとやはり俺"自身"がフルシティになったようだった。

 

 

束「うん、問題なしだね。歩いてみて?」

 

刃「よっ‥‥‥と」

 

 

フルシティには背中のバックパックがデカいのと腰にシールドが装着されているから多少重たいが難なく歩けた。

 

 

束「どう?ルプスとはどう違う?」

 

刃「えーと、ルプスと違って少し小回りが利きませんな。だけど持ち前の装甲の厚さでカバーしてますな」

 

束「オッケー。じゃあ‥‥‥サブアーム展開してみてくれる?」

 

刃「おっ‥‥‥と、こうかな」

 

 

背中のバックパックからサブアームが展開される。

 

しかも自分の意思で動くという優れもの。

 

おぉ、動く動く。

 

 

 

束「よし、問題はなさそうだね。次は武装展開してみて」

 

刃「うぃ」

 

 

するとフルシティの四本の手に光が溢れ、四丁のライフルが展開された。

 

お、これは凄い弾幕が張れそう。

 

 

束「うわ、これは圧巻だね‥‥‥よし、近接武装を展開してみて」

 

刃「よいしょっと」

 

 

ライフルがしまわれ、サブアームも収納。

 

その後にハルバートが展開された。

 

 

刃「あ、ソードメイスより少し重たい」

 

束「むふふ、じゃあ腰のシールド出してみて」

 

刃「あ、これか」

 

 

シールドを取り出す。

 

ずいぶんと大きいな‥‥‥シールドだから当たり前か?

 

 

束「よし、シールドをさらに展開してみて」

 

刃「え、こいつ変形‥‥‥するね」

 

 

シールドを変形させると、見た目がめちゃくちゃデカい鋏のようだった。

 

 

刃「‥‥‥これで何を挟めと」

 

束「え?決まってんじゃん、女尊男卑主義者のクズ女どもだよ」

 

 

束姉さん、目に光が入ってないぞ!?

 

‥‥‥まぁ仕方がない事なんだよな。

 

ISを都合のいい兵器ではなくただ単にファッションとしか見てないからな‥‥‥ここの女性達は。

 

 

束「‥‥‥あ、そうだ」

 

刃「なんすか」

 

束「フルシティの試運転も兼ねてクズ女どもを蹂躙してきてよ」

 

刃「‥‥‥え、蹂躙?」

 

束「見てみたいんだよ、フルシティの性能をね。お願い」

 

刃「ちょっとだけですよ?」

 

束「うん!!じゃあ早速お願い!!」

 

刃「うぃ。じゃあ行ってきます」

 

束「気をつけてね~」

 

 

そうしてフルシティを纏ったまま飛んだ。

 

 

 

それから数時間後。

 

フルシティ怖すぎる。

 

何これ、すんごい弾幕で女性の方々蜂の巣なんだけど。

 

‥‥‥今度からは自重しよう。

 

 

束「あ、どうだった?フルシティの性能」

 

刃「一言で言うなら‥‥‥」

 

束「言うなら?」

 

刃「コイツ、やっぱり化け物じみた性能ですわ」

 

束「‥‥‥だね。私も見てて恐ろしかったよ」

 

刃「次から自重します‥‥‥」

 

束「うん、それがいいよ多分」

 

刃「‥‥‥腹減ったなぁ‥‥‥」

 

束「あ、じゃあそろそろご飯にしようか」

 

 

 

 

 

 

次回に続く!!




連投‥‥‥多分する。

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