鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ 作:アインスト
では、どうぞ。
さてさてやって参りました第三アリーナにて決闘の日。
イッチーは篠ノ乃さんと剣道で特訓。
俺?俺は慌てても仕方がないんで寝てました。
ふて寝じゃないからな?
しかもイッチーには専用機が渡されるよう。
なんでもISを動かせる男子のデータが欲しいんだと。
だが‥‥‥。
刃「遅いなぁ‥‥‥」
一夏「あぁ‥‥‥遅い」
刃「そういやイッチー、お前さん剣道以外に何かした?」
一夏「‥‥‥何も」
刃「あっ‥‥‥なるほどな」
するとやまやnゲフンゲフン、山田先生がやってきた。
真耶「織斑くん織斑くん!!」
一夏「わ、落ち着いてください山田先生。はい、深呼吸」
真耶「すぅ~‥‥‥はぁ~‥‥‥すぅ~‥‥‥」
一夏「そこでストップ!!」
真耶「ふぐっ」
山田先生が息を止めて顔赤くしながらプルプルしてる。
なんか可愛い‥‥‥ってもう限界じゃね?
刃「イッチー、その辺にしとけ。山田先生めっちゃ苦しそうだから」
千冬「そうだぞ、まったく先生で遊ぶんじゃない。山田先生もだ、生徒に言われた事やってどうする」
真耶「ぶはっ、あ、あはは‥‥‥」
一夏「すいません‥‥‥で、どうしたんですか?」
真耶「あ、織斑くん、貴方の専用機がやっと届いたんです」
刃「お、良かったなイッチー」
一夏「あぁ!!」
真耶「これが、織斑くんの専用機『白式』です!!」
イッチーの目の前に白式と言われるISが置かれる。
あり、まだ真っ白じゃないのね。
千冬「フィッティングとフォーマットは戦闘しながらやれ。いいな?」
一夏「は、はい!?」
刃「織斑先生、ちょいいいっすか」
千冬「なんだ」
流石にフォーマットもろもろ終わってない白式を纏ったイッチーを出すわけにはいかん。
だったら俺が先に行って時間を稼ぎ、そのうちにフィッティング等々終わらせてもらおう。
刃「流石にフォーマットもろもろ終わってない白式でイッチーゲフンゲフン、一夏を行かせるわけにはいかんでしょう。なので俺が先に行って時間を稼ぎます。そのうちに終わらせてください」
千冬「ふむ‥‥‥わかった。では楠上、行け」
刃「了解っす」
一夏「刃、ありがとな」
刃「気にすんなイッチー、お互い様だろ?」
一夏「あぁ‥‥‥そうだな!!」
刃「んじゃまぁ高慢ちきな馬鹿野郎のオルコットさんをブッ飛ばしますかね」
一夏「あれ、刃まさか怒ってるのか?」
怒ってないよ?
ちょっとお灸を据えてやろうと思ってな?(ゲス顔
刃「よっしゃ~、出てこいフルシティ!!」
さてフルシティは二回目だな。
で、足をカタパルトに合わせて‥‥‥っと。
一夏「刃!!」
刃「ん?なんぞイッチー?」
一夏「頑張れよ!!」
刃「アイアイサー」
箒「私からも言わせてくれ‥‥‥」
あれ、今回初ゼリフの箒さんやないか。
刃「どした?」
箒「あの女をコテンパンにぶちのめしてくれ‥‥‥!!」
刃「おぉう、怒ってらっしゃる?」
箒「当たり前だ‥‥‥」
刃「じゃ、行ってくるわ」
するとアナウンスがする。
恐らく山田先生の声だね。
真耶「発進シークエンスよし、タイミングを楠上くんに移譲します」
刃「了解‥‥‥楠上 刃、フルシティ‥‥‥行きまっしょい」
行きまっしょいと言った瞬間、カタパルトが勢いよく動き、前へ翔ぶ。
お、どうやら待たせてたみたいだな。
セシリア「どうやら逃げずに来たようですわね」
刃「当たり前っしょ。あんなケンカふっかけられて黙っていられると思うか?」
セシリア「‥‥‥まぁいいですわ、最後のチャンスを与えますわ!!」
刃「最後の‥‥‥チャンス?」
セシリア「えぇ。今すぐにでも泣いて媚びれば許してあげないこともなくってよ!!」
刃「いらないねぇ、そんなチャンス」
セシリア「そうですか‥‥‥なら」
ライフルのロック解除、こちらをロックオンしたか。
撃つ気満々じゃないですかヤダー。
すると試合開始のアナウンスが。
《試合、開始!!》
セシリア「お別れですわね!!」
レーザーが飛んでくる。
俺はコイツを‥‥‥かわす!!
セシリア「なっ!?」
刃「見た目で判断したろ、オルコット」
セシリア「くっ‥‥‥(恐らくあの男の機体はスラスター強化タイプの重装備型‥‥‥ならば)」
刃「‥‥‥」
セシリア「今のはまぐれに決まってますわ!!くらいなさい!!」
刃「くらうわけないでしょうがよ‥‥‥」
飛んでくるレーザーをヒラリヒラリとかわしていく。
ん?
動きが止まった‥‥‥?
セシリア「あぁもう!!ちょこまかと動かないでくださいまし!!行きなさい、ブルー・ティアーズ!!」
すると四機のBT兵器が射出される。
セシリア「踊りなさい、私のブルー・ティアーズによる円舞曲で!!」
刃「お断りしたいねぇ~‥‥‥あっちは四機、こっちは四本‥‥‥OK、やれる」
セシリア「四本?二本しかないでしょう?」
刃「腕が足りないなら増やせばいいだろ」
そう言って俺はフルシティのバックパックから二本のサブアームを展開し、さらに四丁のライフルを展開する。
これにはアリーナ騒然だろうな。
「え、腕が増えた!?」
「どうなってるのあれ!?」
ん?どうやらイッチーは目を輝かせている。
一夏「おぉぉぉぉ!!カッケェ!!」
箒「サブアームか‥‥‥」
さらに腕を増やした事でオルコットも慌てている様子。
セシリア「な‥‥‥くっ、やりなさいブルー・ティアーズ!!」
刃「やらせないよぉ?」
BT兵器がレーザーを放つよりも早く照準を定め、一斉射し破壊する。
セシリア「‥‥‥はい!?」
刃「今度はこちらから行くぞぅ!!」
ハルバートを構え、一気に距離を詰める。
しかし。
セシリア「‥‥‥ふふっ」
刃「なんだ?」
セシリア「あいにくブルー・ティアーズはもう二機ありましてよ!!」
残り二機のブルー・ティアーズからマイクロミサイルが射出され、直撃。
セシリア「やった!!」
爆煙でよく見えてないみたいだな。
こっちは照準モードにしてるからよく見える。
そして爆煙の中から‥‥‥!!
ガゴンッ!!
セシリア「キャッ!?」
刃「ふぅ」
フルシティのシールドペンチ(今命名)でセシリアの腕ごと挟み込む。
セシリアのIS、ブルーティアーズからミシミシと軋む音がする。
セシリア「ひぃ‥‥‥!!」
刃「‥‥‥」
そしてフルシティのフェイスをフェイスオープン。
あのガンダム顔をあらわにする。
セシリア「(こ‥‥‥殺される‥‥‥!!)‥‥‥ですわ」
刃「ん?あんだって?」
セシリア「降参‥‥‥します」
《オルコット選手降参により勝者、楠上 刃!!》
アナウンスの後にペンチから力を抜き、セシリアの身体を離す。
するとオルコットはその場でへたりこむ。
刃「えっと‥‥‥立てるか?」
セシリア「は、はい」
オルコットは身体に力を入れるも上手く立てない様子。
セシリア「あ、あれ‥‥‥?上手く立てませんわ‥‥‥」
刃「だ、大丈夫か?」
セシリア「あ、あはは‥‥‥」ポロポロ
刃「うぇっ!?」
なんで!?なんで泣いちゃった!?
え、まさか泣くほど怖かったとか‥‥‥?
セシリア「うぅ‥‥‥うあああああああんっ!!」
刃「あ、えっとぉ‥‥‥もう泣くな?な?」
フルシティの腕のままでセシリアの頭を撫でる。
あれ、意外と髪さらさらだな。
セシリア「ふぇ‥‥‥?」
刃「仕方ないのぉ‥‥‥よっと」
セシリア「キャッ!?」
立てない様子なのでお姫様抱っこしました。
だって置いてくのもなんかあれじゃん?
刃「よし、行くぞ」
セシリア「は、はい‥‥‥」
俺達はピットに戻っていった。
その後?
イッチーとの戦いか。
そりゃあもちろんルプスでボコボコにしましたが何か?
~試合の様子~
刃「オラオラどうしたイッチー!!」
一夏「うわっ、たぁっ!?か、勘弁してくれぇぇぇぇ!!」
次回に続く!!
次回、クラス代表決まるよ