鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ   作:アインスト

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第二期やりたかったけどネタが浮かばない。

ヤバいね。

という訳で番外編です。

では、どうぞ。


第二期だと思ったか?残念、番外編②なんだよな

 

①『何気ない雑談なんだよな』

 

 

 

刃「なぁイッチー」

 

一夏「なんだよ」

 

刃「いやな、ふと思ったんだけどよ?」

 

一夏「だからなんだよ?」

 

刃「ほら、セッシーのベッドあるじゃん」

 

一夏「あぁ、あるな」

 

刃「天蓋、ついてるじゃん」

 

一夏「あぁ、ついてるな」

 

刃「あれさ、なんでついてるんだろうな?」

 

一夏「‥‥‥はぁ」

 

刃「いやだってな?ただ単に寝るだけの場所だろ?それなのにそういう飾りっているのかとふと疑問になってな?」

 

一夏「お前はどうしてそんなしょうもない事を思いつくんだ?」

 

 

 

ある日のIS学園。

 

その休み時間で一組教室にてイッチーとすっげぇどうでもいい事を話していた。

 

だって暇だし。

 

 

 

刃「じゃあイッチー、お前のベッドはどうなんだ?」

 

一夏「どうって、何が?」

 

刃「いや、決まってんだろ。俺ら男子の」

 

一夏「あーわかった、わかったから言わなくていい」

 

刃「で、どうなんだよ」

 

一夏「あのなぁ刃、ここはIS学園、すなわち女しかいない。俺たちを除いてな」

 

刃「おう、で?」

 

一夏「お前なぁ‥‥‥そんな物ある訳無いだろ?もし他の子に見つかってみろ、瞬く間にスクープ物だぞ」

 

刃「うわ、恐ろしいな」

 

一夏「というか刃は大丈夫なのか?」

 

刃「何が」

 

一夏「ほら、あれだよ。お前セシリアとシャルが彼女になったじゃん。それで理性とかさ」

 

刃「あぁなるほど。だが心配すんな、大丈夫だ。アプローチは最近激しいが」

 

一夏「おぉう‥‥‥」

 

 

そんなどうでもいい雑談をしていると、セッシーがやってきた。

 

どうやら雑談に混じりたいらしい。

 

 

セシリア「それで、何の話をしていましたの?」

 

刃「あー、個人のベッド事情」

 

セシリア「‥‥‥といいますと?」

 

一夏「例えばセシリアのベッド。天蓋がついてるのに意味があるのかー、とか」

 

刃「あとは男子のベッドあるあるとかな」

 

セシリア「なるほど‥‥‥まぁ確かに意味があるのかと聞かれますと答えづらいですわね」

 

刃「だろ?」

 

セシリア「そういえば男子のベッドあるあるとは?」

 

刃「え、あー‥‥‥」

 

一夏「えっと、それはな‥‥‥」

 

刃「なんか答えづらいっつーか‥‥‥」

 

一夏「言ったら言ったで気まずくなりそうで‥‥‥」

 

セシリア「大丈夫です。とりあえず聞かせてくださいまし」

 

刃「じゃあ遠慮なく」

 

 

 

数秒後、セシリアにこういう事だと言ったらみるみるうちに顔を赤くしてしまった。

 

何これ可愛い。

 

んで、恋人同士とはいえやっぱり気まずいもんは気まずいな、うん。

 

 

 

一夏「あ、俺そろそろ箒の所行かねぇと」

 

刃「あ、マジ?」

 

一夏「あぁ。そういう事だから、また後で?明日か?まぁいいや、じゃあな」

 

刃「んー、おつかれーぃ」

 

一夏「おーう」

 

 

 

イッチーがモッピーの元へ。

 

‥‥‥あれ、最近良い感じじゃね?

 

もうくっついちまえよ‥‥‥じゃなかった、それやったらりーちゃんに何されっかわかんねぇな。

 

しかしイッチーが行ったため、この場には俺とセッシーしかいない。

 

うわ、気まずい‥‥‥いくら恋人とはいえ気まずい‥‥‥!!

 

 

刃「‥‥‥ふへっ」

 

セシリア「‥‥‥ふふっ」

 

 

 

アカン、セッシー可愛い。

 

 

 

 

②『セシリアは大胆なのか?』

 

 

ちょっと気まずい案件から数日後。

 

一夏ラヴァーズ‥‥‥じゃなかった、もとい刃ラヴァーズの一人、セシリア。

 

彼女は今‥‥‥。

 

 

 

楯無「と、いう訳でこうすれば確実ね」

 

セシリア「なるほど‥‥‥」

 

 

 

楯無生徒会長から何かレクチャーを受けていた、まる。

 

 

 

一夏「‥‥‥で、なんで俺もここにいるんだよ刃」

 

刃「いや、仲間がいねぇと寂しいじゃん。それにセッシーとたっちゃんが何してんのか気にならねぇ?」

 

一夏「そりゃ気になるが‥‥‥だいたいわかるぞ?」

 

刃「まぁまぁまぁ皆まで言うな、おk?」

 

一夏「おk。しっかしこの絵面はひどいと思うんだが」

 

刃「それな。だってアンタ今どんな体勢かわかるか?」

 

一夏「わかる」

 

 

 

何てったって今の俺たちはたっちゃんの部屋の扉の前でしゃがみ、耳を扉にあてて聞き耳を立てていたんだよ。

 

ただ、野郎がしゃがんで聞き耳立ててるもんだから絵面は最悪‥‥‥という訳ではない。

 

イケメンと比較的普通(しかしシャルには"刃も一夏とあまり変わらないよ?"と言われた。何故だ)の俺。

 

比較的まだマシな絵面なのである。

 

 

一夏「それより刃、そろそろ腰に限界が‥‥‥」

 

刃「サロンパス貼るか?」

 

一夏「いやいらない」

 

刃「‥‥‥なぁイッチー」

 

一夏「なんだよ」

 

刃「さっきから不穏な単語しか聞こえないのですがそれは」

 

一夏「‥‥‥き、気にする事は無いと思うぞ?」

 

刃「そうかぁ‥‥‥?」

 

 

 

不穏な単語っつーのは、聞こえた限りでは"水着エプロンだと思わせておいて裸とか‥‥‥"とか、"やはり寝込みを‥‥‥"だの、何一つとして俺に安心できるような事ではなかった。

 

やべぇよやべぇよ‥‥‥!!

 

そんな事を考えながらイッチーと聞き耳を立てていると、廊下の向こうからモッピーが歩いてきた。

 

 

 

箒「‥‥‥一夏に刃、お前ら何してるんだ‥‥‥?」

 

一夏「あぁいや、別にやましい気持ちがあってやってる訳じゃないぞ箒?」

 

箒「それはわかっているが‥‥‥あぁ、だいたい理解できた」

 

刃「察しがよろしいようで何よりだ。で、そういうモッピーは?」

 

箒「いや、特に用はない。偶々歩いているとお前らが何かやっていたのを見かけた次第だ」

 

一夏「‥‥‥で、どうすんだ?」

 

刃「うーむ、どうしたものか‥‥‥」

 

 

 

と、考えていた矢先にいきなり扉が開き、俺とイッチー共々吹っ飛ばされる。

 

 

 

刃「あべしっ」

 

一夏「ぶべらっ」

 

箒「だ、大丈夫か?」

 

刃「お、おう‥‥‥イッチーは?」

 

一夏「顔面以外は特に大丈夫だ、うん」

 

 

俺とイッチーが視線を移すと、扇子を口元に構えて笑みを浮かべていたたっちゃんとその背後に隠れているセッシーが立っていたのだ。

 

‥‥‥あ、今見えt

 

 

刃「おふっ!!」

 

楯無「あらあら、いけない子ねー?」

 

刃「な、何故考えてる事がわかったんだ‥‥‥!?」

 

 

 

結論。

 

たっちゃんは大胆。セッシーは大胆になりかけ。

 

訳わからんね。

 

 

 

今度こそ、第二期に続く!!




と、いう訳で番外編でした。

いかがだったでしょうか?

楽しんでいただけたなら幸いです。

では、次回の更新でお会いしましょう。

感想、質問等いつでもお待ちしてます。

ではでは(´・ω・`)ノシ

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