鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ   作:アインスト

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さて、今回はラウラに関する話です。


ドイツからの軍人は性格に難有りなんだよな(偏見)

 

 

刃「‥‥‥更識?」

 

楯無「えぇ。というか貴方本当に何も知らないの?」

 

刃「そりゃそうだろ?俺とイッチーはここに来てそこまで経ってねぇし」

 

楯無「あっ(そこは盲点だったわ‥‥‥)」

 

刃「それより‥‥‥楯無さん、だっけか」

 

楯無「呼び捨てでも構わないわよ?」

 

刃「初対面の相手に呼び捨てで呼べるほど慣れてねぇっつの」

 

楯無「あら残念。で、どうしたの?」

 

刃「服、着替えてください。目のやり場に困るから」

 

楯無「あらあら‥‥‥貴方も健全な男子なのね」

 

 

 

楯無さんはにこやかに微笑んでシャワールームへと入り、ものの数秒で制服に着替えて出てきた。

 

どんな早業やねん。

 

まぁせっかく来てくださった訳だし、茶の1つは出さなきゃな。

 

 

 

刃「まぁ粗茶っすが‥‥‥」

 

楯無「ご丁寧にありがとう。いただくわ」

 

 

よく見ると美人だな~‥‥‥。

 

しかし誰かに似てる気がすんのは気のせいか‥‥‥?

 

あ、髪色が整備室で会った‥‥‥なんつったっけ、え~と‥‥‥あ、そうだ、更識 簪‥‥‥だな。うん。

 

ん?更識?

 

 

 

刃「つかぬことをお聞きするっすがもしかして楯無さん簪の姉貴っすか?」

 

楯無「あら、鋭いわね。アタリよ」

 

 

 

楯無さんの持っている扇子が開くと、\正解/ってあった。

 

どんな仕組みだよオイ。

 

だがやはり楯無さんと簪は姉妹だったか。

 

しかしなして俺の部屋に?

 

 

 

刃「えっと‥‥‥だいぶ話がそれたがいったい俺に何用で?」

 

楯無「そうね‥‥‥はっきり言うと貴方のISがイレギュラーすぎるのがちょっとお姉さん気になってね」

 

 

あー、やっぱり?

 

デスヨネー。

 

 

 

刃「んで、さらって解剖でもするんすか?」

 

楯無「やぁねぇ、そんなつもりないわ。だって貴重な男性IS操縦者だもの」

 

刃「そっすか」

 

楯無「後で貴方のIS、見せてくれる?全身装甲(フルスキン)のISがどんな物か気になるし」

 

刃「別に構わないっすよ。見られて困るって訳じゃないし」

 

楯無「ありがと、お姉さん嬉しいわ」

 

 

 

そう言って楯無さんは微笑みつつ扇子を開く。

 

扇子には\感謝/とあった。

 

っつうか本当にその扇子どんな仕組みしてんだよ。

 

 

楯無「さて、と。時間も時間だしそろそろお姉さん帰るわね」

 

刃「また来るんすか?」

 

楯無「当たり前じゃない」

 

 

開かれた扇子には\当然/とあった。

 

だからいったいどんな仕組みしてんだって。

 

 

楯無「あ、そうそう」

 

刃「なんすか?」

 

楯無「ラウラって子には気をつけてね。多分色々ヤバいと思うから」

 

刃「は?それってどういう‥‥‥」

 

楯無「じゃ、またね~♪」

 

刃「あ、ちょっと待ってくれって!?」

 

 

 

部屋から出るとすでに楯無さんの姿はなかった。

 

‥‥‥なに、楯無さんって本当はジャパニーズクノイチ?

 

本当にそうだったら凄くね?

 

するとシャルロットが慌てて俺の元に。

 

 

 

刃「お?どした?」

 

シャル「た、大変だよ刃!!セシリアと凰さんが!!」

 

刃「なぬ?」

 

シャル「とにかく来て!!」

 

 

 

そう言ってシャルロットが俺の手を引いて走り出す。

 

何があったし。

 

 

 

 

っつう訳で場所が変わってアリーナ。

 

どうやらセッシーとりーちゃんがボーデヴィッヒにフルボッコにされていたらしい。

 

んで、訳を聞くといきなりボーデヴィッヒが威嚇砲撃をセッシーとりーちゃんにし、なんか俺とイッチーを馬鹿にするような発言をしてセッシーとりーちゃんがマジギレ。

 

で、今に至る。

 

っつうか助けに行かなきゃまずいなこれ。

 

仕方ねぇ、今手元にあるのはフラウロス(流星号)。

 

やるしかないな。

 

 

 

刃「シャル、ちょい離れてな」

 

シャル「う、うん」

 

刃「来い、フラウロス」

 

 

すると俺自身がフラウロスのようになる。

 

標準装備されているアサルトナイフでアリーナに張られているシールドバリアを一部破壊し、背中に装備されているレールガンを構える。

 

 

刃「照準よろし‥‥‥くらえクソ野郎がっ!!」

 

 

ズゴォンッ!!という音がアリーナ、そして俺とシャルのいる場所に響き、ボーデヴィッヒのISに直撃させる。

 

二発分のレールガンをくらったボーデヴィッヒはたまらず後退。

 

 

 

ラウラ「ぐあっ‥‥‥誰だ!!」

 

刃「俺だよ」

 

 

アリーナに降り、ボーデヴィッヒの前に姿を現す。

 

しかしボーデヴィッヒは呆れるような目で俺を見据える。

 

 

ラウラ「‥‥‥ふっ、なんだその機体は?そんな派手なカラーリングで狙撃ができるのか?」

 

刃「別にいいだろが」

 

 

思いっくそ鼻で笑われた。

 

いいじゃん別に。

 

このカラーリングも好きなんだからさ。

 

 

刃「さて、と‥‥‥お前、何してんの?」

 

ラウラ「無論、奴等のISのデータを参考に戦闘したが相手にもならんかった、それだけだ」

 

刃「ほうほう‥‥‥覚悟はできてるか?」

 

ラウラ「貴様に敗北するほど落ちぶれていない。来い」

 

 

アサルトナイフを構えていざ戦おうとした瞬間‥‥‥。

 

 

『そこの生徒、何やってるの!!』

 

 

マジか‥‥‥まぁ仕方ねぇわな。

 

 

 

ラウラ「‥‥‥興醒めだな、つまらん」

 

刃「こちらとしちゃあ助かったがな」

 

ラウラ「ふん、臆病者だな‥‥‥貴様、名は?」

 

刃「楠上 刃だ」

 

ラウラ「楠上か‥‥‥覚えておこう。貴様は織斑 一夏の次に気に入らん」

 

刃「へぇへぇ、そりゃどうも」

 

 

 

そう言ってボーデヴィッヒはアリーナから去っていった。

 

ボーデヴィッヒのヤツ‥‥‥いったい俺やイッチーの何が気に入らないんだ?

 

 

 

 

次回に続く!!




次回、刃のペアは誰に?

活動報告内にて刃のペアを誰にしてほしいかアンケートを取っています。

是非ご意見をお寄せください。

感想もお待ちしてます。

では次回の更新で。

ではでは(´・ω・`)ノシ

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