鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ   作:アインスト

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今回はイッチーと協力してラウラを救出します。

では、どうぞ。


やべぇ、鼻血が止まらねぇんだよな(エロではない

 

 

‥‥‥なんだこれ。

 

頭がすげぇ冷静になってる。

 

体も軽い。

 

ただし鼻血が止まらねぇ。

 

阿頼耶識システムってこんなもんなのか。

 

今の状態は‥‥‥?

 

 

 

《Alaya-Vijnana System Awakening now》

 

 

 

いまだに阿頼耶識システムが起動してるって事は‥‥‥やべぇ、時間ねぇじゃん。

 

これが初めての阿頼耶識システム起動な訳だから下手すりゃ10分も持たねぇ。

 

やるしかねぇか‥‥‥。

 

 

 

 

一夏「おい刃、大丈夫なのか?」

 

刃「なんとかな‥‥‥ったく次から次へと訳わかんねぇ事起きすぎだろ‥‥‥」

 

シャル「刃、いったい何があったの?」

 

刃「まずはボーデヴィッヒのISが多分暴走、ボーデヴィッヒを取り込んで形を変えやがった」

 

一夏「さしずめボーデヴィッヒは人質って所か」

 

刃「あぁ‥‥‥んで、俺には阿頼耶識システムってのが起動した」

 

シャル「阿頼耶識?」

 

刃「簡単に言やぁ擬似的に背中の神経を機体システムと直結、あたまん頭ん中だけで情報処理するMMI(マン・マシーン・インターフェース)ってとこかな」

 

一夏「‥‥‥?」

 

シャル「一夏、要は自分の頭の中でパソコンみたいに情報処理ができるって事だよ」

 

一夏「え、すげぇ!!」

 

刃「ただ、バルバトスとかのガンダムフレームになると情報量パネェから鼻血が止まらねぇ」

 

シャル「それ大丈夫なの‥‥‥?」

 

刃「一応大丈夫っちゃ大丈夫だが‥‥‥これが初めてだからよ、あと10分も持たねぇ」

 

一夏「なら‥‥‥やるしかないな」

 

刃「‥‥‥だな」

 

 

 

俺とイッチーはラウラを取り込んだシュヴァルツェアレーゲンへと向き直る。

 

さ、ボーデヴィッヒ救出大作戦、スタートだ。

 

絶対助けてやっからな。

 

 

 

刃「イッチー、俺が抑えたらお前の零落白夜をドーンしたれ」

 

一夏「あぁ、任せろ」

 

刃「いいか、チャンスは一回。ドンピシャのタイミングで、だ」

 

一夏「よし‥‥‥やるか!!」

 

刃「行くぞオラァッ!!」

 

 

 

 

ソードメイスを呼び出し、ちっふー先生モドキをボコボコに殴りまくる。

 

ただし、腐ってもブリュンヒルデ。

 

一撃一撃がクッソ重い。

 

だけど‥‥‥いなせない訳じゃない‥‥‥!!

 

 

 

刃「いい加減にしろやテメッ!!」

 

???「‥‥‥!!」

 

 

ソードメイスでアッパーし、相手の雪片を掴む。

 

んで、そこからヤツを羽交い締めにして‥‥‥。

 

 

 

刃「イッチー!!今だぁっ、やれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

一夏「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 

 

イッチーが雪片弐型を構え、ビーム状の刀身を発現。

 

あれが零落白夜か‥‥‥!!

 

イッチーの渾身の一撃が炸裂し、隙間からボーデヴィッヒの顔が見える。

 

 

 

刃「イッチー、引っ張り出せ!!」

 

一夏「わかってる!!」

 

 

ズルン、とイッチーがボーデヴィッヒを引っ張り出し、俺はシュヴァルツェアレーゲンを蹴り飛ばす。

 

んで、俺は太刀を呼び出し、一気にヤツとの距離を詰め、叫ぶ。

 

 

 

刃「テメェこんなチビッ子に何してんだオラァッ!!」

 

 

 

太刀でめった斬り。

 

コアだけ残して後は消えた。

 

完全に動かなくなった事を確認し、イッチーの元へ。

 

 

 

刃「イッチー、ボーデヴィッヒは?」

 

一夏「大丈夫だ。可愛い寝顔だぜ?」

 

刃「へへ‥‥‥やったなイッチー」

 

一夏「あぁ‥‥‥サンキュ、刃」

 

刃「なぁに‥‥‥良いって‥‥‥事‥‥‥よ‥‥‥」

 

一夏「刃?」

 

 

 

あ、あれ?なんだこれ?

 

急に意識が‥‥‥。

 

そこからの記憶は俺にはない。

 

多分ぶっ倒れたからだな。

 

 

 

 

 

 

一夏side

 

 

俺が刃に声をかけた瞬間、刃は倒れた。

 

ただ、どういう訳か刃の身に纏っているバルバトスルプスは解除されなかった。

 

俺とシャルで刃を運び、様子を見てもらった。

 

 

 

シャル「‥‥‥刃、大丈夫かな‥‥‥」

 

一夏「だ、大丈夫だって!!多分良くなるぞ?」

 

シャル「そうだといいけど‥‥‥」

 

 

 

すると千冬姉がやってきた。

 

 

 

一夏「あ、千冬姉!!刃は、大丈夫なのか!?」

 

千冬「織斑先生だ馬鹿者‥‥‥まぁ安心しろ。命に別状もなければ身体にも異常はない。大丈夫だ」

 

一夏「良かった‥‥‥」

 

千冬「ただ、まだ目を覚まさないがな。ヤツのISが外れた時は驚いたぞ?」

 

シャル「も、もしかして鼻血が‥‥‥」

 

千冬「あぁ、そうだ。だが問題はないそうだ」

 

 

 

千冬姉のその言葉を聞いて、俺は安心した。

 

良かった‥‥‥。

 

だけど、ちょっと気になる事がある。

 

阿頼耶識システムって‥‥‥いったいどういう物なんだ?

 

 

 

一夏side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んで、数日後。

 

無事に目ぇ覚めたよ、うん。

 

身体に異常はねぇかって?

 

いろいろグリグリ動いてみたが異常はなし。

 

良かった良かった。

 

これで腕が動かないとかなったらシャレにならねぇからな。

 

そんでいつも通り教室に入ったら真っ先にセッシーとシャルに心配された。

 

もう病人じゃねぇから大丈夫だっての。

 

とまぁなんやかんやあって、りーちゃんが殴り込みにきた。

 

何してんだ。

 

その直後、なんとボーデヴィッヒが登場。

 

 

 

 

 

一夏「な、お前大丈夫なのか!?」

 

ラウラ「なに、心配はない。予備パーツで組み直してきたからな」

 

刃「うわ、すげぇなオイ」

 

 

 

 

するとなんと気が狂ったのかわからんがボーデヴィッヒがイッチーにキスをした。

 

ん?

 

キスぅ!?

 

 

 

ラウラ「ぷはっ‥‥‥織斑一夏!!お前は、私の嫁にする!!異論は認めん!!」

 

一夏「‥‥‥え?」

 

箒「なっ‥‥‥!?」

 

鈴音「はぁっ‥‥‥!?」

 

セシリア「あらまぁ!!」

 

シャル「うわぁ~‥‥‥」

 

刃「おぉ~‥‥‥」

 

 

 

そりゃあもうクラス中阿鼻叫喚。

 

するとさらにボーデヴィッヒは俺の方に向き、こう言いはなった。

 

 

 

ラウラ「そして楠上刃!!お前は私の兄になれ!!」

 

刃「‥‥‥What!?」

 

ラウラ「だからよろしく頼むぞお兄ちゃん!!」

 

刃「え、いやちょっと待て‥‥‥えぇ!?」

 

 

 

 

 

 

拝啓、前世の俺の親父にお袋。

 

なんと俺に妹ができました。

 

 

 

 

まぁ、なんだかんだあって問題は解決した。

 

ボーデヴィッヒ‥‥‥じゃなくてラウラにはすげぇ懐かれた。

 

隙あれば俺の背中に乗っかる。

 

お前は猫か!?

 

 

 

 

刃「なぁラウラ」

 

ラウラ「なんだお兄ちゃん?」

 

刃「暑い、降りちくり」

 

ラウラ「私は暑くないから断る」

 

 

 

満面の笑みで断られた。

 

ちくせう。

 

んでさ、セッシー、シャル、そんな嫉妬するような目で見ないでくれ。

 

怖い、マジで怖いから。

 

 

 

 

 

 

次回に続く!!




無事終了。

ラウラのポジションは刃の妹的存在、一夏の嫁的存在。

どうでしょう?

何かご意見ありましたらお寄せください。

さらに、現在活動報告内にてアンケート募集中。

よろしければそちらもどうぞ。

感想などもお待ちしてます。

では次回の更新で。

ではでは(´・ω・`)ノシ

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