鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ 作:アインスト
では、どうぞ。
ラウラ「お兄ちゃん、買い物に行くぞ!!」
ラウラのその一言から始まる。
なんで?
刃「一応聞くけど、なんで?」
ラウラ「水着を買いに行きたいのだ。あいにく無くてな」
刃「へぇへぇ、で、なんで俺に?」
ラウラ「買い物は兄妹で行くものではないのか?」
刃「ほぅ、で他には?」
ラウラ「それでいろいろ(自主規制)とかするのだろう?」
刃「アウトォォォォォォ!!おいラウラ、お前それ誰から聞いた!?」
ラウラ「もちろん、クラリッサだ!!」
そう言ってラウラは胸を張って言い切る。
逆に清々しいわ。
っつうかクラリッサって誰?
刃「っつうかクラリッサって誰よ?」
ラウラ「私の部下だ」
刃「へぇ~、じゃあクラリッサに言っとけ」
ラウラ「む?」
刃「『You、日本文化間違えてるYO』ってな」
ラウラ「そうなのか?」
刃「おう」
ラウラ「わかった。お兄ちゃんがそう言うなら」
まぁ買い物行くってんならセシリアとシャルも誘うか。
多分喜ぶだろ。
っつう訳でいざセシリアとシャルのいる場所にレッツゴー。
刃「‥‥‥っつう訳で一緒に行かね?」
セシリア「わかりましたわ。是非ご一緒させていただきますわ!!」
シャル「うん、僕もちょうど行こうかなって思ってたから一緒に行くよ!!」
刃「わかった、じゃあまた後でな」
よし、まぁこれでよし。
しっかし女子って買い物に誘うと本当に喜ぶんだな。
知って良かったかもな。
ん?
前世はどうかって?
知るか。昔は昔、今は今。
今この時間を楽しまなきゃ損だしな。
さて、準備すっか。
んで、数十分後。
刃「オッス、準備できたか?」
セシリア「はい、しっかり準備しましたわ!!」
シャル「まぁ水着買いに行くだけだけどね」
ラウラ「おぉ‥‥‥二人とも可愛らしいではないか」
セシリア「そういうラウラさんも可愛いですわよ?」
ラウラ「本当か!?」
あぁそうそう、かんちゃんも誘ってみたんだが‥‥‥
簪「ごめん、私もう水着ある‥‥‥それに、まだ
刃「そうか‥‥‥じゃあなんか買ってきてほしいモンとかあるか?」
簪「うーん‥‥‥じゃあ、甘いもの食べたい。だからチョコ買ってきて」
刃「ん、わかった。任しとけ」
簪「じゃ、行ってらっしゃい」
ってな訳で行かなかった。
流石に楯無さんには言わなかった。
何故って?
だって楯無さん何か考えてっかわかんねぇもん。
非常に申し訳ないけどな。
さて、今俺たちはレゾナンスっつうショッピングモールに来ている。
なんでもここには色んなモンがあるから人々からは「ここに来たらだいたい揃う」って言われる。
なにそれ地味に100均感覚じゃん。
ある意味すげぇよ。
んで、今は水着を買うためにある店に来ている。
刃「うわぁ‥‥‥マジかよ‥‥‥」
セシリア「女尊男卑のご時世ですから仕方ないですわね‥‥‥」
シャル「お、男物の水着があんな端に‥‥‥」
ラウラ「いつの時代にも馬鹿はいるのだな」
刃「ラウラお前いつの人間だよ‥‥‥」
まぁ何があったかっつうと、水着を買いに行くだろ?
んで、店内に入るだろ?
周り見てみるだろ?
男物がメッチャ少ねぇ。
しかも店内の端っこにちんまりと男性用水着コーナーがあるだけ。
あ、これオワタ\(^o^)/
なんて事言ってらんねぇから贅沢言わずに選びに行くか。
刃「‥‥‥仕方ねぇ、選んでくらぁ」
シャル「い、行ってらっしゃい‥‥‥」
セシリア「なんだか刃さんの背中が寂しく見えますわ‥‥‥」
ラウラ「それを言ってはダメだ。いくらなんでもお兄ちゃんがかわいそうだぞ」
んで、まぁあまり時間をかけずに選んできた。
黒の海パンだぜ。
‥‥‥自分でカッコつけてもむなしいだけだわ、うん。
さぁてお会計お会計。
すると、隣で水着が選んでいたであろう女性が俺にこう言った。
女性「貴方、会計するならこれもしてちょうだい」
刃「‥‥‥は?」
ふざけた事を言いつつ俺に水着を押し付けてきた。
‥‥‥はぁ?
え、これアンタが選んだんだよな?
なのに人に買わせる訳?
しかも男に?
形式上俺、第二の男性IS操縦者よ?
刃「あの~、ちょっといいっすか?」
女性「‥‥‥何よ」
刃「これアンタが選んだんっすよね?なんで俺に買わせるんすか?」
女性「すぐそこに貴方がいたからよ。男は女に尽くすのが当然でしょう?」
刃「え、マジっすか‥‥‥」
女性「ぐずぐずしてないで早く買ってきなさい!!今すぐ!!」
刃「‥‥‥」ブチッ
あ、これダメだ。
キレる。
刃「‥‥‥なぁ」
女性「何よ?まだ何か用?」
刃「いい加減にしろよクソババァ‥‥‥さっきから聞いてりゃ『男が女に尽くすのが当然』だぁ?アンタ誰に言ってんのか知ってんのかよ?」
女性「確か‥‥‥二人目のISを動かせる男でしょ?後ろ盾の無い惨めn」
ガンッ!!とそこにあった柱を全力でぶん殴った。
怒りのあまりバルバトスルプスを纏って、だ。
あー、やっちまったなぁ‥‥‥。
刃「‥‥‥」
女性「な、何よ‥‥‥?」
刃「マジでいい加減にしろよ‥‥‥潰すぞ」
女性「!?」
通称『マジでブッ殺すぞオーラ』的な殺気を出して軽く威嚇するとクソババァは何かを喚き散らし始めた。
『犯罪者がここにいる』とかある事無い事喚きまくっていたんでそろそろ首をネジ斬ってやろうかと思ったが、背後から声が。
シャル「刃、もうその辺にしときなよ」
刃「あ、シャル」
シャル「すみませんねお姉さん。この人僕の連れで‥‥‥ちょっとキレやすいんです。なので自分で買いに行く事をおすすめしますよ。命が惜しかったら、ですけど」
女性「‥‥‥っ、お、覚えてなさいよ!!」
そう言ってバルバトスルプスを解除した俺の手から押し付けた水着を奪い取り、そのまま走り去っていった。
何がしたかったんだあのクソババァ?
シャル「刃、ちょっといいかな?」
刃「お、おう」
シャル「街中でISを展開しちゃダメだよ。下手したら捕まって解剖実験されるか殺されちゃうよ?」
刃「あ、悪い‥‥‥」
シャル「わかればよろしい」
女子は怒らせたらヤバい、はっきりわかんだね。
シャル「あ、そうだ刃。ちょっと来てよ」
刃「ん?なんぞ?」
シャル「み、水着を見てほしいんだ‥‥‥ダメかな?」
すると上目遣いでお願いしてきた。
こ、こんなの断れる訳ねぇだろ‥‥‥!!
刃「わ、わかった‥‥‥じ、じゃあ行こうぜ?」
シャル「うんっ!!」
‥‥‥あれ?
これ後編に続いちゃう感じ?
おぉ、メタいメタい。
次回に続く!!
ということで次回に続きます。
ここで一つお知らせ。
活動報告内のアンケートその参について、締め切りを臨海学校編終了までとします。
よろしければご意見をお寄せください。
感想などもお待ちしてます。
では次回の更新で。
ではでは(´・ω・`)ノシ