鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ 作:アインスト
では、どうぞ。
さて、ちっふー先生のアイアンクローが束姉さんに炸裂し、現在俺と束姉さんまとめて正座させられている。
なんで?
俺何もしてないじゃん。
とばっちりじゃん。
千冬「お前も同罪だ、楠上」
刃「わー、すっごい理不尽」
千冬「その口を黙らされたいか?」
刃「い、いや滅相もない‥‥‥!!」
千冬「ならばよろしい」
ほら、やっぱ理不尽。
有無を言わさないこの怒濤の風格。
勝てる訳がない。
イッチーが『げぇっ、関羽!?』とつい口にしてしまうのも納得がいく。
だって実際怖いし。
千冬「で、詳しく教えてもらいたいものだな‥‥‥束」
束「あ、いや‥‥‥これは~、その~‥‥‥」
千冬「言え。今すぐ」
束「わ、わかったよぅ‥‥‥」
まるで鬼の形相である。
あぁ恐ろしや恐ろしや‥‥‥。
千冬「楠上、お前もやられたいか?」
刃「‥‥‥マジすんませんっした」
テレパシー使えんのかよ。
やっぱりちっふー先生はサイコパスなんじゃ‥‥‥と思った瞬間俺の頭に激痛が走り、さらに足が地から離れる。
間違いない、これちっふー先生のアイアンクローだ。
千冬「気が変わった、やはりお前もやる」
刃「うごぉぉぉぉぉぉぉぉ!?ちっふー先生、頭!!頭がっ!!頭が割れるっ!!」
千冬「知ったことか。お前の自業自得だ」
刃「あぁぁぁぁぁぁヤバいヤバいヤバい!!メキメキ言ってはる!!割れてまうがな!!」
千冬「お前は似非関西人か」
さて、少し落ち着いて事情聴取の続き。
正座?
崩せと言われてませんがそれが?
束「えっとね、実は‥‥‥その‥‥‥」
千冬「なんだ?もったいぶらずに言うといい」
束「あの‥‥‥箒ちゃんの紅椿に‥‥‥その‥‥‥隠しカメラと言いますか‥‥‥それをこっそり搭載して皆の様子を見てまして‥‥‥それで‥‥‥銀の福音と戦っていた様子も見てまして‥‥‥」
刃「え、隠しカメラ?」
千冬「今はそんな事どうでもいい。それで?」
束「それで‥‥‥くーくんの腕が吹っ飛んだのを見て‥‥‥いてもたってもいられなくなっちゃって‥‥‥」
千冬「それで新たな義手を造った、と」
束「うん‥‥‥あ、そうそうくーくんの義手なんだけど束さんお手製超高性能な義手だよっ。今まで通り動かす事が出来るから。ほら、違和感ないでしょ?」
刃「まぁ確かに違和感ないっすけど‥‥‥」
束「良かったぁ‥‥‥上手く造れたみたいだね」
千冬「さて、まだ話は終わってないぞ?束」
束「え?」
確かにまだ終わってない。
"何故"隠しカメラを仕込んだのか、聞いていない。
っつーかいつの間に撮ってたん?
束「ふっふっふ‥‥‥それはね‥‥‥」
刃「それは?」
束「例えばいっくんとくーくんの海パン姿やセッシーの水着姿とかしゃるるんの水着姿とかラウリーとりんりんの発展途上な身体とか後は箒ちゃんの豊満なおm」
刃「ちっふー先生警察、警察呼んで」
千冬「警察などいらん、任せておけ。私のこれで‥‥‥」
束「ぎにゃああああああ束さんの頭っがぁぁぁぁぁぁ!?割れっ、割れっ、割れるぅぅぅぅ!?」
千冬「そのまま割れてしまえ」
束「ひどいよちーちゃん!?」
刃「お、俺は外行ってきまーす‥‥‥」
とりあえず飛び火してくる前に退散退散。
んで、気づいたら海の近くまで来ていた。
綺麗だな~、と思いながら海を見ているとアイツ‥‥‥ノーネームが来た。
刃「‥‥‥オッス」
ノーネーム「‥‥‥あぁ」
刃「どうだったんだよ?」
ノーネーム「まだわからん。だが、今回は感謝する」
刃「暴走した銀の福音の鎮圧‥‥‥本来ならアンタの仕事じゃないのか?」
ノーネーム「確かにそうだが、今回はそういう訳にはいかなかった。我々亡国企業はIS学園の者とは極力接触してはならないからな」
刃「おいおい、俺はどうなんだよ」
ノーネーム「お前は別だ。俺と同じ転生者なのだから」
刃「そんなもんなのか?」
ノーネーム「あぁ。さて、俺は調べたい事があるのでな。そろそろ失礼する。それとこいつを渡しておこう」
刃「この紙切れは?」
ノーネーム「俺の携帯番号みたいなものだ」
刃「へー、アンタもそういう番号あんのな」
ノーネーム「あたりまえだ馬鹿」
刃「あれ、軽くdisられたんだけど」
ノーネーム「気にするな‥‥‥おっと、お前に客人だぞ?」
刃「え?ちょっ、おい!?」
振り返るともうアイツはいなかった。
きっと帰ったんだろうな。
改めて振り返ると、目の前には‥‥‥。
セシリア「あの、刃さん‥‥‥」
シャル「ちょっと‥‥‥いいかな?」
顔を若干赤らめたセッシーとシャルが立っていた。
いったいなんだ‥‥‥?
次回に続く!!
次回、ようやく臨海学校編完結。
今回短めですみません‥‥‥。
アンケートはまだまだ募集中ですのでよろしければどうぞ。
感想等もお待ちしてます。
では、次回の更新で。
ではでは(´・ω・`)ノシ