鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ 作:アインスト
では、どうぞ。
翌朝。
刃さんに抱きしめられながら泣いた日の翌日。
刃さんは別の部屋で寝ています。
慰めてもらった上に刃さんの可愛い寝顔を拝めるなんて‥‥‥お釣りが返ってくるぐらいですわ!!
と、いう訳で早速刃さんの寝顔を拝みに行きましょうか。
セシリア「刃さん、起きてますか~?」
刃「Zzz‥‥‥ふがっ」
セシリア「あらあら‥‥‥」
まだ寝ていらしましたのね。
‥‥‥ちょっとくらいなら、いいですわよね?
セシリア「‥‥‥えい」
刃「んむぃっ」
刃さんの頬を軽くつついてみる。
ヤバいですわ、普段見られない刃さんを見れてちょっと興奮してきましたわ‥‥‥。
今度は軽く引っ張ってみましょうか。
セシリア「‥‥‥えいっ」
刃「むぃぃぃぃぃぃ‥‥‥」
ちょっと伸びた。
可愛いですわ。
起きている時は肉食動物のような隙を感じない雰囲気ですが、寝ている時はまるで小動物のようです。
セシリア「な、なら‥‥‥キ、キスくらい‥‥‥いいですわよね‥‥‥?」
刃「Zzz‥‥‥」
そっとキスをするために顔を少しずつ近づけていきますが‥‥‥。
刃「‥‥‥ん、ん?何してんのセッシー?」
セシリア「え、あっ!?きゃあああああああ!!」
刃「理不尽ぶるぅあああ!?」
あと少し、という所で目を覚ましてしまわれました。
うぅ、もう少しでしたのに‥‥‥。
ですがいきなり起きられてしまったので、つい手が出てしまいました。
後で謝らないと‥‥‥。
刃「なんで朝っぱらからビンタを‥‥‥まぁ美少女からもらえるってんならある意味ご褒美みたいなもんか‥‥‥?ましてやセッシーのだし」
セシリア「!?」
刃さん、色々と予測が出来ない人です。
そんな所が格好いいのですがね。
刃「‥‥‥イテェ」
セシリア「す、すみません‥‥‥」
刃「いや、大丈夫」
さて、朝っぱらからセッシーのビンタをくらった俺氏。
まぁ何をしようとしていたのかはだいたいお察しである。
もうちょい寝てりゃ良かったなぁ‥‥‥。
セシリア「あ、刃さん朝食を取りに行きましょう?」
刃「ん、わかった。すぐ行く」
朝にメールを確認すると、差出人が束姉さんからのものだった。
珍しいと思い、すぐ確認した。
すると束姉さんあるあるのくっそ長い文章が書かれていた。
まぁ要約すっとこう。
『はろはろ、皆のアイドル束さんだよ!!今日はくーくん所に行くからね?何処にいるかはもうわかってるから心配ご無用だよっ!!それじゃ、待っててね~♪』
という事である。
束姉さん、アンタ今回は何をしでかすおつもりで?
数分後、朝食。
まぁ共通して言える事は、『どの国行ってもメシは美味い』って事だ。
んで、セッシーとしゃべったり色々しているとセッシーのお宅の‥‥‥なんつったっけ、あぁそうだ、中庭にズドーンッ!!と何かが落ちてきた。
何か、というのはだいたいお察し。
束姉さんのニンジン型ロケットだ。
束「やっほーくーくん!!束さんは君に会いたかったのだ~!!」
刃「お、久しぶりっすね束姉さどわぁっ!?」
束姉さんの抱きつきがダイレクトに決まる。
痛いんだか柔らかいんだか、どっこいどっこいである。
束「あ、セシリアちゃんも久しぶり~!!」
セシリア「篠ノ野博士お久しぶりでっきゃあっ!?」
セッシーにも抱きつく。
女の子が抱きあう姿‥‥‥いいっすねぇ~。
刃「で、何用で来たんで?」
束「んっとね~、実はこの子と戦ってみてほしいんだ」
すると束姉さんの背後に皆トラウマのハシュマルが登場。
やっぱデケェ。
刃「‥‥‥わかりました、やってやりましょう」
セシリア「私もですの?」
束「そだよ~。ハシュちゃんに欲しいのは全身装甲のISと第三世代のISの戦闘データなんだ~」
刃「なるほど‥‥‥んじゃセッシー」
セシリア「はい。まぁ中庭はそこそこ広いので大丈夫ですし‥‥‥やりましょう」
刃「OK‥‥‥それじゃ」
俺はバルバトスルプスを、セッシーはブルー・ティアーズを呼び出した。
刃「さぁ、行くぞ」
セシリア「はい、頑張りましょう!!」
瞬間、ハシュマルが雄叫びを上げる。
ハシュマル『ギキュウゥアアアアアアア!!』
次回に続く!!
次回、ようやくハシュマル戦。
そして朗報、6月中にはR-18版第一話を上げます。
では次回の更新で。
感想等お待ちしてます。
ではでは(´・ω・`)ノシ