鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ 作:アインスト
すみません。
それでは、どうぞ。
シャル「はー、やっと帰ってこれた‥‥‥」
刃「仕方ねぇわな、思った以上にフライトが遅れた訳だし」
シャル「刃もお疲れ様。疲れてない?」
刃「いんや、大丈夫大丈夫」
さて、ようやく日本に帰ってこれたぜ。
忙しかったわぁ‥‥‥。
あ、そうそう今回の事の発端はこんな事から始まる。
IS学園に帰ってきて早々に、な。
ラウラ「助けてくれお兄ちゃん!!」
刃「なんだ、どうした?」
ラウラ「そ、それが‥‥‥」
話の要約はこう。
『ラウラは女子力が乏しいからイッチーに嫌われるかもしれないから助けてくれ』だそう。
ふむぅ、女子力か‥‥‥。
刃「で、なんで女子力が足りないと感じたんだ?」
ラウラ「いや‥‥‥箒や鈴音を見ているとな」
刃「劣等感を感じちまったのか」
ラウラ「あぁ‥‥‥」
刃「‥‥‥よし、任しとけ」
と、いう訳で。
刃「第一回」
シャル「ラウラの女子力を上げようの会~」
刃「っつー訳で俺の部屋に集まってくれてありがとな」
簪「私がここに来ても大丈夫なの?」
刃「問題ナッスィン。というかかんちゃんにも協力してほしくてな」
セシリア「こうして顔をあわせるのも初めてですわね。はじめまして更識さん」
簪「えっと‥‥‥オルコットさんで合ってる?」
セシリア「えぇ。合ってますわ」
シャル「二人とも大分話が脱線してるよ。とりあえず意見をまとめる役割は僕がやるね」
刃「了解了解。さてラウラ、準備はいいか?」
ラウラ「あぁ、皆私にいい案を分けてくれ‥‥‥!!」
さて、まずは相談だな。
どうしたもんかねぇ~‥‥‥。
刃「うーん‥‥‥」
セシリア「それでしたら料理を振る舞うのはどうでしょう?」
刃「お、いいなそれ。採用」
シャル「待って二人とも。まずはラウラに料理が出来るか聞かないと」
刃「おぉ、そうだったな。ラウラ、お前料理出来るか?」
ラウラ「‥‥‥恥ずかしながら‥‥‥出来ない」
刃「えっ」
シャル「早速頓挫してるよ‥‥‥」
ラウラ「私の場合、もっぱらサバイバルだったからな‥‥‥料理なんてまともにした事がないんだ」
刃「あちゃー‥‥‥んじゃ別の案」
簪「じゃあ私いいかな?」
刃「お、いいぞ」
かんちゃんからの意見。
どんなもんかね?
簪「料理がダメならさ、一夏のお手伝いとかしたらどう?」
刃「ほほー、なるほどな」
セシリア「それはいい考えですわね、更識さん」
簪「簪でいい。更識って呼ばれるのは慣れてないし」
セシリア「わかりましたわ。簪さん」
刃「よし、それでは早速実践してみっか」
という事でIS学園廊下にて。
ラウラを除く俺たちはこっそり後をつけ、ラウラを観察する。
どうやらイッチーは書類を持ってんな‥‥‥。
ラウラ「嫁、どうしたのだその書類は」
一夏「あぁ、これか?山田先生に頼まれちまってさ、職員室に届けに行こうとしていたんだよ」
ラウラ「なるほど‥‥‥嫁、私に任せろ」
一夏「え、なんで」
ラウラ「いいからほら、貸してみろ」
一夏「大丈夫なのかラウラ?」
ラウラ「大丈夫だ嫁、私はこれでも元軍人‥‥‥」
一夏「ふ、ふらついてるぞ?」
ラウラ「大丈夫大丈夫‥‥‥ってわ~~~~~~っ!?」
一夏「ラウラ!?」
どうやらラウラはバランスを崩し、プリントをばらまいてしまった。
あちゃー‥‥‥こりゃ時間かかるな。
次回に続く!!
次回、ラウラの女子力大作戦後半戦。
では次回の更新で。
ではでは(´・ω・`)ノシ