鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ 作:アインスト
では、どうぞ。
さて、派手にラウラがスッ転んで数十分ぐらい後。
また俺の部屋に集まってる訳だ。
ラウラ「うぅ~‥‥‥いったいどうすればいいんだ‥‥‥」
簪「お手伝いもダメだったしね」
ラウラ「恥ずかしい限りだ‥‥‥」
セシリア「料理もダメ、お手伝いもダメ‥‥‥あと何か挙げられますか?」
シャル「うーん‥‥‥何か、か‥‥‥じゃあ勉強を教えてあげたらどうかな?」
ラウラ「勉強、か‥‥‥」
刃「まーやるだけやってみっか。よし、今行けるか?」
ラウラ「あぁ。勉強くらいなら何とでもなる」
刃「よっしゃ、じゃあ実行だな」
簪「上手くいくといいけど‥‥‥」
っつー訳でラウラをイッチーの部屋に突撃させる。
勉強道具を持たせてな。
で、俺たちはこっそり隠しカメラを使って観察する。
ラウラ「嫁、勉強するぞ!!」
一夏「どうしたんだラウラ?いきなり勉強するって‥‥‥」
ラウラ「いや、嫁が授業についていけているか心配で‥‥‥」
一夏「わかった、じゃあやるか。飲み物何か持ってくるよ」
ラウラ「うむ、わかったぞ」
俺の部屋で観察していた俺たちは誰しもが『あれ、これ上手くいくんじゃね?』と思っていた。
だがしかし。
一夏「なぁラウラ、ちょっとここわかんねぇんだけど‥‥‥ラウラ?」
ラウラ「‥‥‥」
一夏「ラウラ、どうした?」
ラウラ「ぼへぇ‥‥‥」
一夏「うわっ、どうしたんだラウラ!?」
‥‥‥あー、あれか。
知恵熱的な?
え、何まさかラウラお前勉強してないの?
まぁ俺も勉強してないけど。
シャル「あちゃー、これもダメかぁ‥‥‥」
セシリア「前途多難ですわね‥‥‥」
簪「というかボーデヴィッヒさんは何が出来るのか気になるんだけど‥‥‥」
刃「しゃーないシャル、ラウラを回収してきてくれ」
シャル「わかった。じゃあ行ってくるよ」
刃「ふぅむ‥‥‥」
困ったなぁ。
これだと一向に進まねぇ。
どうすっかなぁ‥‥‥?
シャル「回収してきたよ。けどこれは保健室で休ませた方がいいかも」
刃「わかった、じゃあ頼む」
シャル「任せて、刃」
こりゃ俺でもお手上げか‥‥‥?
ラウラside
ふと目が覚めると、見慣れた天井‥‥‥とはいかないが普通の天井が見えた。
どうやら私は慣れない事をしたためか、頭を使いすぎて倒れたようだ。
私は愚かだな。
いつも慣れない事をするからこうなるとわかっているのにやってしまう。
情けない。
ラウラ「まったく‥‥‥本当に私は馬鹿だな」
そんな事を呟き、ふと顔を横に向ける。
楯無「確かに、貴女は馬鹿ねぇ」
ラウラ「‥‥‥のわぁ!?」
楯無「あ、はじめましてかな?ボーデヴィッヒさん?」
ラウラ「そのリボン‥‥‥まさか上級生ですか?」
楯無「そうよ。私は更識 楯無。気軽に『たっちゃん』って呼んでもいいわよ?」
ラウラ「い、いえ‥‥‥貴女は先輩ですし流石に‥‥‥」
楯無「いいのよ、私はそういうのは気にしないし」
ラウラ「そうですか‥‥‥それで、何故私の所に?」
楯無「えっとねぇ、悩める貴女にちょっとしたアドバイスしようかなって思ったの。どう、聞きたい?」
ラウラ「はぁ‥‥‥」
楯無「それはね、『いつも通りが一番』なのよ。変に気を引こうとしても、だいたい失敗しちゃうのがオチだしね」
ラウラ「いつも通りが‥‥‥一番‥‥‥」
楯無「そう。だから貴女は無理して頑張る必要はあまり無いかな」
ラウラ「そうですか‥‥‥ありがとうございます、楯無先輩」
楯無「お礼はいらないわ。大丈夫、貴女は強い子だからね‥‥‥ってマズイわ、早く戻らないと‥‥‥」
ラウラ「仕事、サボっていたんですね‥‥‥」
それから彼女はそそくさと帰っていった。
私はまだまだ未熟だったようだ。
‥‥‥少し、頑張るか。
次回に続く!!
次回、急展開(?)
お楽しみに。
では次回の更新で。
ではでは(´・ω・`)ノシ