鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ 作:アインスト
ヤッタネ(*´∀`)
では、どうぞ。
カタカタ‥‥‥
カタカタ‥‥‥
‥‥‥ッタァーン!
闇奈「‥‥‥あ"ー、もう無理ホント無理やってらんないなんで私が調べ事なんてしなきゃなんないのよー」
そう愚痴りながら私はチマチマチマチマと手を休めずに作業をしていた。
それも一人で。
スコールとオータム、マドカは任務。
肝心のゼハートは教員。
手が空いてるからって私に全部押しつけないでよ‥‥‥。
闇奈「ふー‥‥‥やっと終わったぁ‥‥‥さて、と?みんなは何をしてるのかなーっと」
エクストリームからコアを移植して作ったレギンレイズのセンサー等を利用して、様子を見てみる。
‥‥‥リア充しやがって。
まぁ別に?
悔しくなんてないし?
私大人だから?そこまで羨ましくないし?
‥‥‥あれ、涙が出てきたんだけど。
おかしいなー?
‥‥‥もうやだ。
本当はわかってる。
私はきっとさびしいんだ。
私が"ここ"に来るまでに生活していた前世では私は孤独だった。
両親は私に見向きもしなかった。
その時は私に弟がいた。
両親は世間からもおかしいと言われるほど弟を溺愛していた。
でもある時‥‥‥弟が病気で亡くなった。
元々弟は体が弱く、すぐに病気にかかったりした事もあった。
だからこそ、両親は弟を放っておけなかったんだと思う。
弟がいなくなった数日後、私は両親の話を聞いた、いいえ"聞いてしまった"。
『何故あの子が死ななきゃならない』
『むしろアイツが死ねば良かった』
‥‥‥私はそんな言葉を聞いてしまった直後、持っていたティーカップを落とした。
落として割れた音が聞こえたと思われる両親が私に気がつくと、その時までとはがらりと表情を変えて取り繕った笑顔を私に見せた。
『どうしたんだい?』
『あなたもさびしいのよね。あの子あなたにべったりだったもの』
‥‥‥心底嫌気が差した。
私の両親が、あんな低俗な人だったなんて。
私は生きるのが嫌になった。
だから‥‥‥弟が苦しんだ分、私も苦しんで死ぬ事にした。
一番苦しいのは‥‥‥当時の私が思いつく限りではリストカットだった。
それも、風呂場で。
それを実行してしばらくして、いよいよ死ぬ時、私は怖くなった。
きっと、弟も死ぬ時怖かったんだ。
そう思って、私は前世を去った。
でも、今の生活をしていると私はふと思う。
あんな死に方じゃあ、ただ単にかまってほしいからやって、勝手に死んだ馬鹿な女なんじゃないか‥‥‥と。
闇奈「‥‥‥嫌な事思い出しちゃったな」
私は‥‥‥さびしい。
きっと、誰かに褒めてもらいたくて‥‥‥たまらないのかもしれない。
私は気分を落ち着かせるために、紅茶をティーカップに注いで少し口に含む。
闇奈「‥‥‥うわ、苦っ‥‥‥砂糖入れなきゃ」
紅茶を飲みつつ、調べあげたデータをゼハートに送る。
それから数十分かな。
それくらい経ったあと、一通のメッセージが届く。
闇奈「‥‥‥ふふ、ありがとう。ちょっとは報われるかもしれないわ」
そう言って、私は自分のレギンレイズの最終調整を再開した。
Dear.パピヨン
From.ノーネーム
よくやった
end
次回に続く!!
遅れて本当に申し訳なかった‥‥‥((((;゜Д゜)))
さらには短くてすみません‥‥‥(´・ω・`)
とりあえず闇奈さんの過去でした。
あ、察しの良い方なら闇奈の新たな専用機がわかるかと。
ちなみに次回はクリスマス特別編。
そのため大幅に更新が遅れます‥‥‥(´;ω;`)
では、次回の更新でお会いしましょう。
感想等いつでもお待ちしてます。
ではでは(。-∀-)ノシ
追記(*´ω`*)
活動報告内にてアンケート取ってます。
よろしければご協力くださいなm(__)m