鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ   作:アインスト

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お久しブリブリーパー(EDF並感)
ほんっとにお久しぶりです(´・ω・`)

とりあえず今回はちょっと不穏な流れかと。

ではほんへ、どぞ。


代償はこの身一つ、なんだよな

 

 

 

医師「───ええ、これで退院しても大丈夫ですね」

 

刃「おー、長いようで短かったな」

 

医師「ですがくれぐれも無理をなさらぬよう。いいですね?」

 

刃「うぃー」

 

医師「では、お大事に」

 

 

 

 

オッスオラ刃。

 

あれから数日が経ってようやっとこさ退院許可が出たぜ、イェイ。

 

とはいえ戻ってもまた大変なんだろうなぁ‥‥‥。

 

書きたくねぇよ、反省文‥‥‥(遠い目)

 

とりあえず病院から学園までは近いので歩きで移動する事に。

 

おっ、言ってるそばから信号機‥‥‥懐かしいな、ボタン式かぁ。

 

まぁボタン押さねぇことには変わらないしさっさと押すかね。

 

 

 

 

───スカッ。

 

 

 

 

‥‥‥あり?

 

珍しいな、目測を誤っちまったか?

 

まぁたまにはそんなこともあるか。

 

ボタンポチー、信号機ペカー、はい変わった。

 

‥‥‥本当に俺大丈夫なんだよな?

 

 

 

 

刃「‥‥‥とりあえず、戻っては来たけどよぉ‥‥‥」

 

 

 

 

あちこちがボロボロで、突貫作業中なのが見てとれる。

 

まぁあんな事が起こりゃなぁ‥‥‥。

 

学園祭もパーになっちまった訳だし。

 

でも思ったよりも落ち込んでねえみたいだ。

 

お、ちっふー先生だ。

 

 

 

 

千冬「楠上、もう良いのか?」

 

刃「うっす、先生のお墨付きで」

 

千冬「そうか‥‥‥ともかく復帰できたようで喜ばしい限りだ。よくやったな」

 

 

 

そう言ってちっふー先生は手を差し出す。

 

あー、握手的な流れか。

 

じゃあ遠慮なく。

 

 

 

 

 

───スカッ。

 

 

 

 

 

千冬「‥‥‥楠上?」

 

刃「あ、あれー?おっかしいなぁ‥‥‥スンマセンちっふー先生、改めて」

 

千冬「‥‥‥お前まさか」

 

刃「はは、そりゃないっすよ。だって現にこうやって‥‥‥ん?」

 

 

 

その時、左目から何かが伝って滴ったような気がした。

 

ふとそれに触れると‥‥‥。

 

 

 

"ぬるり"

 

 

‥‥‥血?

 

何処から?

 

まさか‥‥‥。

 

 

 

 

刃「‥‥‥ちっふー先生、鏡あります?」

 

千冬「一応、手鏡ならあるぞ。ほら」

 

刃「そんじゃ失礼して‥‥‥あー‥‥‥」

 

千冬「また、無理をしたのか」

 

刃「みたいっすねぇ。試しに左目で見ても見えない‥‥‥ってことはこれ見えなくなってるなぁ」

 

千冬「お前は!そんな呑気に‥‥‥!」

 

刃「良いっすよちっふー先生。結果的にダチも守れて、学園もなんとか守れたんだし」

 

千冬「だが‥‥‥!」

 

刃「まぁ‥‥‥ちと不便ではあるっすけどね。それに、退院してから薄々感づいていたんですわ」

 

千冬「‥‥‥お前は、それで良かったのか?」

 

刃「‥‥‥そっすねぇ‥‥‥多分、良かったんじゃないっすかねぇ?」

 

 

 

 

そうだ。

 

これでいい。

 

せっかく生かして貰ってんだ。

 

これだけの代償、なんぼのもんじゃい。

 

それに、俺の大好きなやつらを守れるなら、これでいい。

 

それから俺は医務室へ向かい、眼帯を受け取ってそのまま休み時間の教室へ向かった。

 

 

 

 

刃「‥‥‥よっ、元気そうじゃん」

 

一夏「ああ、刃‥‥‥!?」

 

鈴音「ちょっと、それどうしたのよ!?」

 

刃「んー、多分またやらかした」

 

一夏「やらかしたってお前‥‥‥」

 

刃「でもま、結果的にまーるく収まって大団円になった訳だし別に減るもんじゃねえよ。そんな気になさんな」

 

一夏「だけどよ‥‥‥」

 

 

 

 

いつも通り軽く話をしていると背後から肩を叩かれる。

 

振り向くと突然"パンッ"と乾いた音が響く。

 

‥‥‥目の前には、今にも泣きそうな顔をしたセシリアが立っていた。

 

 

 

 

刃「セ、セッシー?どうs「ふざけないでくださいましっ!!」おぉう‥‥‥?」

 

セシリア「どうして‥‥‥どうして、刃さんはそうやって振る舞えますの?どうして、ご自身の身体を大事にしませんの!?刃さん、あなたは、あなたはっ‥‥‥!!」

 

 

 

 

涙をポロポロと溢しながら、必死に訴えかけるセシリア。

 

その時俺は、どうしようもなく答えられなかった。

 

‥‥‥ヘタレだな‥‥‥俺は。

 

 

 

 

刃「その‥‥‥なんだ‥‥‥俺は大丈夫だからよ、セッシー。その‥‥‥あんまり心配すんな。な?」

 

セシリア「刃さん‥‥‥あなたって人は‥‥‥!!もう知りませんわ!!」

 

刃「あ、おぉいセッシー!待てって!」

 

一夏「‥‥‥行っちまった」

 

刃「‥‥‥俺、そんなに自分のこと大事にしてない?」

 

一夏・鈴音・箒『してない(わよ/ないな)』

 

刃「えぇ‥‥‥」

 

一夏「お前は無理しすぎなんだよ。ここ最近ずっと表情が堅いしさ」

 

刃「え、堅かったか?」

 

箒「そうだな、いつもよりは堅かったぞ。どうしてそこまで気を張っている?」

 

刃「あー‥‥‥無意識にそうなってたってことかぁ」

 

鈴音「ま、今回は庇いようもないし。とりあえず仲直りできるように頑張んなさいよ?」

 

刃「うぃーす‥‥‥」

 

 

 

 

‥‥‥行かねぇと。

 

あいつの、元に。

 

 

 

 

 

次回に続く!!

 

 




という訳でほんへでした。

いかがだったでしょうか?

楽しんでいただけたのなら幸いです(´・ω・`)

では、次回の更新でお会いしましょう。

ではでは(´・ω・`)ノシ





※遅れた理由について(´・ω・`)

ちなみに遅れた理由は‥‥‥

「何です?」

‥‥‥Warframeのアプデだ(グリーンベレー並感)

「わぁ待って!止まれ!うわぁぁぁ!!」

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