鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ   作:アインスト

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地味~に見ていてくれる方がいますのでゆる~く更新します。


IS生みの親、篠ノ乃束博士だよな?

 

さて、状況を整理しよう。

 

まず女神様にIS世界へと転生させてもらったはいい。

 

しかし、何故落とした。

 

しかも展開がベタなもの‥‥‥すなわち束博士と最初っから接触。

 

おかげさまで頭がごっつんこだよ。

 

めちゃくちゃ痛かったぞ。

 

で、今束博士に事情聴取されてる。

 

 

束「で、君は何処から来たの?それと名前教えて」

 

刃「えーと、俺は楠上 刃(クスガミ ジン)。それと何処からと言われましても‥‥‥」

 

 

女神様から転生されて落ちてきました!!

 

なんて言えねぇしなぁ‥‥‥。

 

絶対信じてくれないって。

 

あの篠ノ乃束博士よ?

 

絶対無理じゃね?

 

 

束「ん、と、じゃあ君はくーくんって呼ぶよ。で、なんで言わないのかな?何かやましい事でもあるの?」

 

刃「あいや滅相もない。と、言ってもなぁ‥‥‥絶対信じてくれないって」

 

束「とりあえず言ってごらんよ」

 

刃「‥‥‥はい」

 

 

という訳で一から丁寧に事情説明。

 

‥‥‥信じてくれないよな、多分。

 

 

束「ふーむなるほどね~‥‥‥んまぁ信じられないけど一応信じるよ」

 

刃「‥‥‥マジっすか」

 

束「うんマジ。それと‥‥‥その手にある物は何?」

 

刃「ん?物?」

 

 

そうして右手に目を向けると、一枚の記録カードと一通の手紙がその手に握られていた。

 

試しに手紙を読んでみる。

 

えーと、何々?

 

『拝啓 楠上君。どうやらきちんと転生できたみたいね。まずその記録カードの中身は君が所望したありとあらゆる鉄血のオルフェンズ系列の機体データが入ってるから大事に扱ってね?あ、そうそう。楠上君に一応言っておくけど貴方は死ににくくしてあるからガンバ。という訳で良い第二の人生を☆ 女神より』

 

ん?

 

死ににくく(・・・・・)

 

 

刃「はぁ!?」

 

束「うわっしょい束さんびっくり!?」

 

刃「‥‥‥つまりただでは死ねねぇって事かよ‥‥‥」

 

束「えーと、くーくん?顔真っ青だけど大丈夫?」

 

刃「え、あ~‥‥‥多分大丈夫です」

 

束「とても大丈夫には見えないなぁ‥‥‥」

 

刃「あ、そういえばこれでしたね。これはどうやら様々な機体データが入った記録がみたいでして‥‥‥」

 

束「え、機体データ!?見せて!!」

 

刃「え、あ、はぁ」

 

 

束博士に記録カードをひったくられる。

 

で、早速端末にカードブッ差して見てる。

 

 

束「な、何この機体達‥‥‥束さんの考えてる機体とはかなり違う‥‥‥オーバースペックすぎだよ!?束さんもだけど」

 

刃「あれ、そんなにすごいんですか?」

 

束「すごいも何もとにかくヤバい代物だよ!!くーくん凄いや!!」

 

刃「‥‥‥それは俺じゃなくて女神様に言ってくれませんかねぇ‥‥‥」

 

束「あ、ごめん。‥‥‥よーし、決めた!!」

 

刃「‥‥‥なんか嫌な予感」

 

束「くーくん、うちのラボにおいでよ!!この子達造ってあげる!!」

 

刃「‥‥‥あ、えーと‥‥‥」

 

束「どうせ多分住む所はないんでしょ?」

 

刃「‥‥‥わかりましたよ。でも一ついいですか?」

 

束「なぁにくーくん?言ってごらんよ」

 

刃「その記録カード、大事にしてくださいよ?スペアなんてないんですから」

 

束「あ、本当に!?じゃあ一層大事にしなきゃね!!」

 

刃「ホントに頼みますよ‥‥‥」

 

束「よし、ついてきて!!」

 

刃「おわっ!?」

 

 

俺は束博士に手を引かれる。

 

うわ、すげぇいい匂い‥‥‥っといかんいかん。

 

直後、何やらデカい人参型ロケットに乗せられ、飛んでいった。

 

 

数分後、束博士の言うラボに到着。

 

いや速すぎるだろ!?

 

どんなターボエンジン積んでんだ!?

 

 

束「ほら、早く行こう?」

 

刃「あ、はい‥‥‥束博士」

 

束「も~‥‥‥くーくん、束博士じゃなくて何か呼びやすいようなアダ名で呼んでいいよ?」

 

刃「あ、はい‥‥‥じゃあ束姉さんで」

 

束「お、なんでかな?」

 

刃「いや、何かお姉さんキャラかと思いまして。それに知的なお姉さんは俺、好きですから」

 

束「いやぁ~嬉しいな!!私にはね、一人妹がいるんだけど‥‥‥そういう風には呼んでくれなかったな‥‥‥」

 

 

束博士、もとい束姉さんは何か悲しそうな目で遠くを見ていた。

 

で、ラボの内部。

 

‥‥‥なんじゃこりゃあ。

 

 

刃「‥‥‥なんじゃこりゃあ」

 

束「あはは、ごめんね?長年籠ってたもんだから少し汚いんだよ~」

 

刃「‥‥‥」プッツン

 

 

その時、俺の中の何かが音を立てて切れた。

 

‥‥‥汚ねぇ、掃除だ掃除。

 

 

刃「束姉さん‥‥‥」

 

束「ん、なぁに?」

 

刃「少し奥の方に行って待っててくれますか?」

 

束「あ、うん。わかったよ」

 

刃「‥‥‥汚物は消毒じゃあああああああ!!」

 

 

そうして俺は掃除を開始した‥‥‥。

 

数時間後。

 

ようやく掃除を終え、休もうとしたら一人の女性が現れる。

 

 

クロエ「助かりました。私はクロエ・クロニクル。‥‥‥まぁ呼びやすいように呼んでくださって結構です」

 

刃「あ、俺は楠上 刃。えーとじゃあクーさんでいいっすか?」

 

クロエ「えぇ、構いません。それと束様がお呼びです」

 

刃「へ?束姉さんが?」

 

 

という訳で奥の部屋へ。

 

入った瞬間度肝を抜かれた。

 

何故ならそこに‥‥‥束姉さんの目の前に2体の機体、ルプスとフルシティが鎮座していたのだから。

 

 

刃「‥‥‥って早速造ったんですか!?」

 

束「いやぁ~、理解するのがちょっと大変だったよ。でも性能は限りなくオリジナルに近づけてあるからね♪」

 

刃「流石は束姉さん‥‥‥」

 

束「さ、早速乗ってみて!!」

 

刃「えーと、どっちから?」

 

束「好きな方でいいよ」

 

 

とりあえず直感でルプスに手を触れる。

 

すると俺"自身"がルプスになったようだった。

 

 

束「よし、じゃあテストを始めるよ!!」

 

 

 

 

次回に続く!!




多分連投します。

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