やはり俺の私の青春大学ラブコメは間違っている。   作:久谷見志乃

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聞いてくださいよ奥さん。


多機能フォームから自動保存がされなくなってしまったぁぁぁぁぁ!!


そのせいで!
そのせいで!何回も同じところを書きました!
つっらい!

結局普通に書きました。
多機能フォーム使わずに。

そういうわけで遅れました。すいません。
そういうわけで誰か原因わかりませんか?


なので誤字脱字が多いかもです。
ご了承下さい。


3話:そしてかれらは果たし会う。

目の前に広がるは

空白であった。

 

 

 

 

 

時間的にも

空間的にも

空白と書き記すことが正しいと思う。

 

 

 

 

 

さてどうしてくれようか。

 

 

 

 

 

 

この状況を。

 

 

 

 

いろは「ちょ!ちょっと待ってください!一旦落ち着かせて下さい!」

 

 

 

 

それは俺も同意だ。

誠に同意見である。

 

 

 

折角バレずにいこうとして

早速ネタバレをしてしまったのだから。

当然と言えば当然である。

 

 

 

 

八幡「…。とりあえず着替えてきていいか…?」

 

 

いろは「…あ。どうぞ…。」

 

 

八幡「おう…。」

 

 

 

 

逃げた。

堪らず逃げた。

戦略的撤退などという言葉があるが

この場合は使っていいものだろうか。

 

 

自ら爆弾を投げ入れ

勝手に巻き込まれて

撤退などといい様ではないか。

 

 

 

一先ず

401と書かれたプレートに手をかけ

いつも帰ってる扉を

いつもとはかけ離れた様子で入っていった。

 

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと待ってほしい。

 

 

 

 

 

 

私一色いろはは

先輩と同じ大学にいくために

先輩と同じ学部に通うために

もっと言えば先輩に会うために

決して高くない学力を伸ばしてここまで来たのだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うまくいき過ぎじゃありませんかねぇぇ!?!?

 

 

 

 

 

 

 

 

なに!?

学校始まって初日に先輩と出会い!?

カフェで二人きりで過ごして!?

(これは自分のファインプレイだけど。)

挙げ句には!?

 

先輩が!?

 

隣の!?

 

部屋!?

 

ですと!?

 

 

 

 

 

 

なんじゃそりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと神様!?

私ここで死ぬの!?

こんな幸せって私死ぬの!?

ねぇ死ぬの!?

 

 

 

 

はぁ…。はぁ…。

 

 

 

よ、よし。

一旦落ち着こう…。

こういときは深呼吸。

 

 

 

 

すぅー…。

はぁー…。

すぅー…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「待たせたな。」

 

 

いろは「ひやぁぁぁぁ!?!?」

 

 

八幡「うぉ!?」

 

 

 

 

 

変な息の吐き方をしてしまった。

 

 

 

 

 

八幡「…ど、どうした?」

 

 

いろは「い、いえ。先輩の声に少し驚いてしまっただけです。」

 

 

八幡「そんな変な声してましたかね?」

 

 

いろは「それはもう。」

 

 

 

 

勿論変な声していたのは自分なんだけどね。

 

 

 

 

八幡「…とりあえず早速この段ボールの山を片すとしようぜ…。」

 

 

いろは「…そうですね。」

 

 

 

 

 

お互い敢えて

隣人になったことは触れず

予定よりも遅くに片す作業を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 

微妙な空気の中

あらかた一色の部屋の段ボールが

体積から面積と表すことが正しくなってきた。

 

 

 

 

 

 

 

が。

 

 

 

 

 

 

 

八幡「もう20時じゃないか…。お前荷物多すぎだろ…。」

 

 

いろは「女の子はこんなもんですよー。普通に。」

 

 

八幡「知らねぇよ。…あー。腹へった…。」

 

 

いろは「私もお腹すきました。よ?先輩?」

 

 

八幡「聞かれてもしらねぇよ。」

 

 

いろは「はぁ…。」

 

 

 

なんかため息つかれた。

 

 

 

いろは「仕方ないですね。先輩買い物行きましょう!」

 

 

八幡「え?そんな話してなかったよね?ね?」

 

 

いろは「その服装でも…。…。ギリギリ!ギリギリ横に立って歩くことを許可するんで!!」

 

 

八幡「お前の横はドレスコードあるのか。てか。ギリギリなのかよ。」

 

 

いろは「女の子の横に立つときのマナーですよー」

 

 

八幡「さっきからちょいちょい出してる『女の子一般論☆』みたいなのなんだよ。」

 

 

いろは「一般論ですから。さぁいきますよ!」

 

 

八幡「いやどこに…っておい。手を引っ張るな。」

 

 

 

 

かくして

色々とモヤモヤしたまま

一色に手を引かれていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

たどり着いた先は

近所のスーパーだった。

 

 

 

 

 

 

いろは「私。お礼とかしたいじゃないですか?」

 

 

八幡「いやだから聞くなよ。知らねぇから。」

 

 

八幡「なに?弁当でも奢ってれるの?」

 

 

いろは「…そんなお金で解決みたいなことするわけないじゃないですか。お金は割り勘ですよ!なんなら先輩が払ってくれてもいいですよ?」

 

 

八幡「俺お礼される立場じゃないのかよ。てかなに買うの?」

 

 

いろは「先輩何が食べたいですか?」

 

 

八幡「なんでもい…。」

 

 

いろは「何でもいい以外で☆」

 

 

 

 

口元に微笑みを浮かべ

目元も柔らかな感じなのだが。

 

 

 

 

 

声のトーンが恐ろしく低かった。

 

 

 

 

 

いろはすこっわ!

まじこっわ!!

 

 

 

八幡「…。に、肉じゃがで…。」

 

 

いろは「…ふむ。肉じゃがですか…。いいでしょう!受けて立ちましょう!」

 

 

八幡「なに?今から勝負でもするの?」

 

 

いろは「勝負…。そうですね!勝負ですね!勝負ですよ!先輩!」

 

 

八幡「なんの…。」

 

 

いろは「一先ず肉じゃがの材料買いましょう!」

 

 

八幡「え?なに作るの?誰が?」

 

 

いろは「勿論私に決まってるじゃないですか。お礼って言いましたよね?」

 

 

八幡「え?お前が?どこで?」

 

 

いろは「勿論先輩の部屋ですが?あ。鍋とかありますよね?」

 

 

八幡「は!?ちょっと待て!え!?俺の部屋!?いつそんな話を!?」

 

 

いろは「先輩…。動揺しすぎてキモいです。なにか見られちゃまずいものでもあるんですか?」

 

 

八幡「いや。そのようなものは決してないが。そう決して。けど待て聞いてない。」

 

 

いろは「そりゃ今言いましたから。」

 

 

言いつつ一色は

いつの間にか取っていた買い物かごに肉じゃがの材料と思しき具材達を入れていた。

 

 

 

 

 

因みに断っておくが

今一色の部屋のキッチンは

とりあえずは使わないだろうとして

手を付けず

むしろ段ボールの置き場となっていた。

 

 

八幡「発案するならせめて相談くらいしてくれないか…?」

 

 

いろは「したら先輩断るじゃないですか?」

 

 

八幡「そりゃな。あたりまえだ。」

 

 

いろは「ほらぁ…。…っと。これで材料全部ですかね?」

 

 

八幡「うわぁ。結構取ったな…。これ何人前だよ…。」

 

 

いろは「まぁ作くり置きしとけば先輩も助かるかと思いまして。」

 

 

八幡「そりゃ助かるが…。俺んちそんな量つくる鍋ないぞ?」

 

 

いろは「…まじですか…。」

 

 

八幡「ああ。」

 

 

いろは「…ふむ。仕方ないですね。鍋は私が持ってきたものをつかいましょう。」

 

 

八幡「マジで作るのか…。」

 

 

いろは「マジですよ。」

 

 

いろは「さて!お会計に行きましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店員「…以上で1898円です。」

 

 

八幡「うぉ。結構いったな。」

 

 

いろは「結構買いましたから。」

 

 

店員「袋はおつけしますか?」

 

 

いろは「あ。大丈夫です。」

 

 

言うなり

簡易バック。すなわちエコバッグをどこからともなく一色は取り出した。

 

 

八幡「…。持ってきてたのか…。」

 

 

いろは「勿論じゃないですか。」

 

 

いろは「あ。お会計は私がとりあえずしとくんで先輩はこのバックに買ったものいれてもらえますか?」

 

 

八幡「お、おぉ。分かった。」

 

 

と。

かごとバックを受け取り

買った材料をバックに詰め込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「地味に重い…。」

 

 

 

 

スーパーからの帰り道。

勿論のこと言わんばかりに一色に荷物を持たされていた。

 

 

 

 

いろは「せんぱーい。頑張ってくださーい。」

 

 

八幡「…。頑張ってるっつーの。」

 

 

八幡「てか。今何時だ?もう21時になるんじゃないか?」

 

 

いろは「そーですねー。」

 

 

八幡「…。やっぱり弁当とかで良かったんじゃないか?」

 

 

いろは「…先輩は私の手料理を食べたくないと?」

 

 

八幡「そういうことじゃない。時間的にだ。」

 

 

いろは「まぁ。そうですね。決してすぐ出来るものじゃありませんし。」

 

 

いろは「その分!美味しいといわせてやりますよ!」

 

 

八幡「そうか。」

 

 

いろは「勝負ですからね!」

 

 

八幡「…。そうか。」

 

 

 

 

 

流れではあるが。

一色と料理対決が行われることになっていた。

…。

まぁ俺は食べるだけなのだが。

 

 

はぁ…。

お腹すいた…。




どうでもいいですが。
先日一人焼き肉を達成しました。

大分プロボッチへの道を歩んでいけてると思います。

美味しかった。

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