__永遠の争いが人類を強くし、永遠の平和が人類を弱くするのだ
アドルフ・ヒトラー__
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今日は家を引っ越す日だ。
母さんに言われた通り必要なものだけを持ってあの塔へ向かう。
内心嬉しかった。友達にも自慢できるし友達の家にも近い。
これだけラッキーなことは無いと。
「母さん。向こうでの生活楽しみだね!」
と、僕は元気に答えた。すると母さんは少し悲しい顔をした。
『え、えぇ…そうね。』
「どうしたの母さん?何処か具合でも…」
『いやいやいや!大丈夫だから!母さんはいつでも元気でしょ?』
「う、うん!そうだね!ごめん母さん!」
…いつもこうだ。
母さんは何か調子の悪い時や、言えないことがあるといつもこのセリフを言う。
それでも母さんには申し訳ないから、僕は何も言わなかった。
『さ!行きましょ!』
明るい母さんの声と共に母さんと僕は家を出た。
........これから起きる惨劇など、思うことなく。
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.....疲れた。
「母さん。僕お外で遊んでくるよ!」
『あまり遅くならないように気をつけてねー!』
「塔」の中の掃除や家具の設置などを済ませて外へ出る
急ぎ足で街の公園に着くと、そこにはいつも一緒に遊ぶ同い年の友達が二人揃って僕を待っていた。
「ごめん!待った?」
・・・まぁ、また何か言われるんだろうなぁ。
『おせぇよアヤギ!どれだけ待たせるんだっての!』
ほらやっぱり。
僕に文句を言ってきたのはこの当の近くの住宅街で・・・
自称一番強いガキ大将の「バリナル・コーディー」
大人からはよくからかわれる子だけど、判断力や行動力は僕よりもあるしイケメン。
最近、ACについて勉強していると聞いて…僕もこっそりと勉強してたり…。
…僕もいつかはこんなカッコいい男になれるかな…?
『もぅ!コーディー君ったら!…大丈夫だよアヤギ君!私たちも今来たばかりだから!』
…この子はこの街にいる子供達の中では人気者の女の子の『天城 雪』
いつも明るく元気で、結構な男の子から告白されてるけど、全部断ってる。
理由は『皆が好きだから』だかららしい。
誰かが喧嘩してたとしてもその間に入って止めに来たりするけど…
たまに雪ちゃんが殴られそうになるときは必ずコーディー君が助けに行く。
そんな中、これと言った特徴がない僕だけど…
そんな僕でも…二人は優しく歓迎してくれた。
…本当に嬉しかった。だからいつか大きくなったら恩返ししたいと思ってるんだ!
『よし!じゃあ遊ぶか!よーし!せーのでいつものやろうぜ!』
「『うん!』」
【せーのっ!】
__その時だった__
__ドォォォォォオオン!…と、大きな爆音が街から聞こえたのは__
『な、なんだ!?』
「ま、街からみたいだよ!?」
本当にいきなりだった。
『アヤギ君!あそこの煙!』
雪ちゃんが指差した方向を見ると…
その煙は、塔のある方向から出ていた。
するとその直後に逃げるようにこちらに走ってきた大人の人がこう言った
「おい君たち!早くEGF方面へ避難するんだ!」
そう言い終わった時、周りを見ると沢山の人がEGF方面へと逃げているのが分かった
『おいアヤギ!俺達も逃げるぞ!』
…待って、嫌だ…
『アヤギ君!早く行こうよ!』
雪ちゃんが僕の腕を引っ張る
…確かに怖い。それに…逃げたい…でも…!
「二人は先に行って!僕は母さんを迎えにいってくる!」
『おい!この状況でまだそんなこと_』
「僕にはもう母さんしかいないんだ!」
僕はコーディー君にそう言い残し大人達が逃げていく方向とは反対方向へと走った。
…お願いだから…神様…
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塔の近くに着く頃には、辺り一面煙におおわれていて何も見えなかった。
「何も見えなか…うわっ!」
何かに足を引っ掻けてしまい転んでしまった。
「いてて…何がここに置いて…あ………」
…僕が転んでしまったところを見ると…そこには…
地面に赤い液体をばら蒔いたまま動かなくなった人が倒れていた。
…嘘、だよね?…
だって、そこにあるわけがない
そこにあってはいけない
嘘に決まってる…
恐る恐るその赤い液体に触れると、その液体は温く臭いは鉄の臭いがした。
__血だ。__
それもドッキリとかで使う小道具じゃなく本物の。
…"ソレ"が現実だと分かったとき、僕は思った。
__世界は、最初はとても狭くて短いものだと思っていた。__
__でも本当は広くて長くて、みんなが明るく暮らしていて。__
__幸せだった。__
__でも、それはウソだった__
_本当の世界は、広くもなく長くもなく。ただただ狭く狭く。
どす黒くて血と泥の混じった生臭い塊が飛び散っている世界で_
_世界というものは、残酷なものだったと言う事に気づかされた_
そう。ソレが真実だということに。
<<あとがき>>
はい。おはようございます。こんにちわ。こんばんわ。おやすみなさい。
ポン酢(レンマ)です。
…はい。今回、本当に遅れてしまい申し訳ございませんでした!
前回の話の辺りはまだ大丈夫だったのですが、最近のリアルがとても忙しくなり書く時間がとれず…このように長引いてしまいました…。
本当に、申し訳ございません!
そんな状況の中で書いていたので、途中途中おかしな所があるかもしれませんが、お許しください…。
では…本題に写ります
はい。皆様がおっしゃりたいことは大体想像できております。
『おいゴラァ!AC二次創作なのにAC出てないじゃねえかゴラァ!』
はい…本当に申し訳ございません。理由は先程申しましたが、リアルがとても忙しくなりあまり書けなかった為、生存報告も兼ねての投稿とさせていただきました。
話の展開から察してくださっている方も居るかもしれませんが、次回からACが登場します。
作者としての願望は「敵ACとの戦闘シーンまで書けたらなぁ」という所です。
また長引いてしまうかもしれませんが、どうか暖かい目で見守って頂きたいです…。
《キャラクター紹介》
はい。アヤギ君とアヤギ君の母親についての説明は以前やりましたので、今回から初登場となる二人のキャラクター。
バリナル・コーディー
天城 雪
この二人について説明…と、言いたいのですが。
本編にて既に説明してしまいました…。
なのでその代わりとして、この情報が必要なのかは分かりませんが(皆様一人一人にお任せします)、キャラの外見や家系などについて説明しようと思います。
『バリナル・コーディー』
彼は本編にも説明されている通りの性格ですが、喧嘩っ早く街で悪さをする年上相手に喧嘩を振ります。
そのため、彼の年齢では中々出来ない体つきになっております。
それでも身長は157cmで体重は55kgで、髪型はショートバック&サイドという感じです。
結構普通と思われます。…あれ?これ…10歳だよね…?(汗)
彼は富豪夫婦の一人息子と言うことで、服装はリッチな感じが見られます。
『天城 雪』
性格面は先程のコーディー同様本編に記載してあります。
身長は145cm、体重は37kg。髪型は茶髪が少し入っているセミロングです。
彼女は嫌な予感などを感じたりするとその元気がなくなり、その予感が的中した場合彼女は相当恐怖を感じてしまうという弱点があります。
その為、本編に「誰かが喧嘩してたとしても間に入って止めに来たりする」とありますが、これはその予感が的中した上で、覚悟を決めて入っていった。と言う形です。
なので実際は相当非力で怖がりです。
彼女の家系はアヤギとは真逆で父親との生活となっており、彼女の母親は彼女がまだ産まれたばかりの時に亡くなってしまっています。
その為、父親が一人で頑張って生活資金を集めるために無茶をしても元気で明るい笑顔を見せる父親の努力を見て育ってきた為、父親に似た明るい性格になった。と言うわけです。
《最後に》
何度も言っているのでくどいかもしれませんが、遅くなってしまい本当に申し訳ございませんでした!
次回も楽しめる話を作れるよう頑張りたいと思います!
…さてはて、次回までに私の精神面が生きてくれているのでしょうか…。
心配です…。
それでは皆様。
ここまで見ていただきありがとうございました!