IS-サクラサクラ-   作:王子の犬

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5/17 IS学園一般入試出願数と倍率を修正しました。
9/08 二次試験での一日当たりに受験可能な人数に誤りがあったため、試験期間を修正しました。


中学三年生(五) 入試

 時は流れて入試シーズン。曇天の中、霜が降りて息は白い。

 IS学園は専門的な内容を学ぶことから一般入試による募集人員が八〇名と少なく、その倍率は約一五〇〇倍に達する。そのため入学者選抜試験が二次試験まで課され、一次試験が学力検査、二次試験が実技試験並びに面接、心理テスト、身体検査である。学力検査はマークシート式を採用している。合格基準は八割で、一切ミスが許されない試験として名高い。理由は合格基準までの問題は標準的難易度だが、残り二割の問題が極めて難易度が高く作られていることから時間内に解くことは不可能とされていた。また全体の比率としては少ないものの、海外からの一般入試受験者がいるため学力検査に限り各国の主要都市に試験会場が設けられた。もちろん、各都道府県の主要都市も同様である。

 例年出願数が約一二万名に達することから、学力検査に限り各国の主要都市に試験会場が設けられた。

 そして学力検査とIS適性によって約一二万名が約四〇〇〇名まで絞り込まれる。一次試験と二次試験の間は約一ヶ月が開けられ、二次試験は延べ一七日にわたって実施されることになっていた。

 無事一次試験を通過した桜は、県外から二次試験を受験するため会場近くのホテルに部屋を借りて前泊していた。学校説明会での一件以来、伊藤や奈津子から口酸っぱく体調管理について(さと)されていた桜は、迷子になった事実を重く受け止めて反省した。奈津子の管理の下、試験二週間前から食事量の調整を行うなど行動で示した。桜としては安芸が心を痛め、母親が涙目になったことが一番辛かった。

 さて、桜の二次試験での受験番号は五二〇番である。朝、受験票を片手に試験会場へ赴き、待合室としてあてがわれた教室へ足を踏み入れると、初めのうちは張り詰めた緊張感が心地よく感じられた。

 ――みんなできそう。

 私語を慎む同年代の少女たち。伊藤情報によれば実質一日目の実技試験で勝負が決まるらしい。明日の面接試験はよほどの失態を演じない限り、合否にほとんど影響を及ぼさないのだとか。また心理テストや身体検査も心身ともに健康ならば特に気にしなくともよいのだという。

 桜は緊張と興奮のあまり挙動不審になっていて、教室内をうろうろと歩くうちに、隅の席で外国人にしては小柄な受験生を見つけ、好奇心からどんな顔立ちなのかと近寄っていった。

 ――きれいな子やね。西洋人形みたい。

 桜は金髪碧眼で、いかにもプライドが高そうな自信に満ちた雰囲気を漂わせる少女の横顔をぼんやりと見つめた。

 桜は知るよしもなかったが、彼女こそ英国の代表候補生にしてB.T.型一号機(ブルー・ティアーズ)の専任搭乗者、セシリア・オルコットである。推薦枠のため筆記試験を既に終えていた彼女は、スケジュール調整の結果、一般入試二次試験の日程に合わせて来日し、実技試験を受けるように要請されていた。学力実力とも既に入学条件を満たしていたセシリアにとって出来レースと言い換えても良かった。しかし、事前に試験官が元代表候補生と知らされていたことから、その心は(たか)ぶった。

 試験官の山田真耶は野戦フィールドでの戦績が良くなかった。だが、山岳フィールドにおいてはフラッグ防衛戦の名手として名をはせた女性である。経験値の差を考慮すれば、セシリアに油断は許されなかった。

 ふとセシリアは熱い視線に気がついて、その主を探した。

 

「……わたくしがどうかしまして?」

 

 視線の主はすぐに見つかったので柔らかく声をかける。

 一方、桜はじろじろと視線を向けていたことが気付かれたと悟ってひどく(あわ)てていた。

 

「ご、ごめんなさいっ……!」

 

 外国人といえばコテコテの大阪弁を話すスペイン系の少女としか話したことがなかった桜は、不思議に思って首をかしげたセシリアから気品のようなものを感じ取って、いてもたってもいられなくなって、腰を九〇度に折って謝る以外に思いつかなかった。

 セシリアは目を丸くした。「謝られる覚えはない」と口を開こうとしたら、桜が脱兎(だっと)のごとく駆けだして自らに割り当てられた席に向かってしまった。

 

「もうっ……なんですの」

 

 桜の無礼に向かって不機嫌な声を出す。桜の行動が悪目立ちしたのか、はたまた教室に一人だけ外国人がいるためか、セシリアに好奇の目が集まっている。セシリアは納得がいかない顔つきで正面に向き直った。

 桜はチラとセシリアを忍び見て、今ごろになって失礼な対応をしてしまったと反省し、自席で小さくなっていた。

 時間になって担当の男女二名の職員が入室した。女性がクリップボードを片手に持ち、男性が段ボール箱を乗せた折りたたみカートを押している。

 全員が席についていることを確認した職員が試験の流れを説明する。要約すると一人当たり試合時間は五分。一教室につき四〇人がいて、それぞれ担当の試験官がいる。試験終了は一八時の予定である。

 セシリアは最前列の右隅で話を聞いていた。受験番号五〇一番とはつまり、一番最初に実技試験を行う。一方桜は昼食後しばらくしてからという計算だった。もちろん試験が速く進めば前倒しになるし、何かトラブルがあれば後ろにずれこむ。二交代制とはいえ試験官への負担が大きく、セシリアが最初に戦うことになったのは試験官側のベストコンディションを考慮してのものだった。

 そして職員が段ボール箱を教卓に置き、袋に番号が書かれた紙が入った水着のような衣装を取り出して見せた。

 

「今から実技試験で使用するためのISスーツを配布します。サイズに関しては皆さんが願書に記載したデータを使用しています。もしサイズが変わった場合は申告してください。予備がありますので交換します」

 

 セシリアが質問するべく挙手した。入室時にカートを押していた男性職員が彼女の前に立つ。職員は英語による意思疎通が可能だと知らされていたが、セシリアはあえて日本語を使った。

 

「ISスーツを持参してきた場合は?」

 

 男性職員は戻って、女性職員に内容を伝える。女性職員が受験生の顔を見回した。

 

「先ほどの説明に補足させていただきます。ISスーツを持参した場合は受領する必要はありません。実技試験では持参したものを使用してください」

 

 女性職員の答えを聞いて、セシリアが満足したように礼を言った。

 

「これからISスーツを配布します。袋に番号が書かれた紙が入っています。受験番号と一致する番号を取ってください。よろしくお願いします」

 

 職員が二人で分担して袋入りのISスーツを列ごとに配布する。桜は学校説明会の頃よりも背が伸びて一六〇センチになっていた。

 ――水着と変わらん。

 もう慣れたこととはいえ、男性の精神を有する桜にとってはある意味拷問のようなデザインである。しかしながら、恥ずかしがってしまうと余計に目立つと経験的に知っていたため、渋々紙に記載されたサイズを確認する。伸縮性があるらしく、今の体型でも十分に間に合うので交換する必要がなかった。

 ちなみにサイズアップを申し出た生徒は一名、スーツを持参した生徒はセシリア一人だった。

 

「今から冊子を配付します」

 

 職員は全員に冊子が行き渡ったかどうかを確かめ、つづけて記載内容の説明を行った。

 

「実技試験で使用するISのデータシートです。拡張領域(バススロット)に入れる装備を選択できます。冊子表紙の枠に受験番号と名前、選択する装備の記号を記入してください。装備はよく考えて選択してください。なお、記号が未記入の場合は標準装備が選択されます」

 

 桜はもらった冊子にさっそく名前を書く。表紙をめくると、小さな文字がびっしりと詰まったデータシートと装備の写真が敷き詰められている。

 ――何や、これえ……。

 九ミリ拳銃に一二.七ミリ重機関銃、はたまた二〇ミリリボルバーカノン、四六ミリガトリング砲、スモークグレネード。日本刀にしか見えないロングブレード、コンバットナイフにしか見えない近接ショートブレード。キラースティックと呼ばれる戻ってこないブーメランまであった。ヴァル・ヴァラという変な名前の武器が載っているのを見つけ、気になって備考に目をこらせばブーメラン型ミサイルと書かれていた。

 ――中学生に持たせる武器やない。

 データシートを目で追っていくと下の方へ行くにつれ内容が怪しくなり、IS用バールやIS用シャベル、ドリル、パイルバンカーまでもが記載されていた。ちなみに標準装備は一二.七ミリ重機関銃とロングブレードである。二〇ミリリボルバーカノンも推奨とされていた。

 これら訓練機は多種多様な装備を利用するため実技試験用に調整され、装備の有効化(インストール)無効化(アンインストール)によって限られた領域(リソース)を確保していた。打鉄は癖のない平均的な性能のISコアを利用しているため、どんな武器でも扱うことができた。同様の事がラファール・リヴァイヴにも言えた。

 職員がハンズフリーマイクに向かって言葉を交わしている。しきりにうなずく様子からして準備が整ったらしい。

 

「今から読み上げた番号の生徒は引率する職員の後に従ってください。試験後この教室には戻りません。荷物を忘れないようにしてください。なお、使用後のスーツに関しては担当の者の指示に従ってください。では番号を読み上げます」

 

 五〇一番から五〇四番までの生徒が呼ばれ、静かな教室に席を立つ音が騒がしく響いた。

 

 

 昼食はコンビニ弁当で、腹をふくらませるには十分である。だが、IS学園の食堂でとった定食と比べて同じ値段とは思えないほど味の差があった。

 五一七番から五二〇番まで読み上げられ、桜も席を立つ。

 カバンにしまったISスーツをよけて、受験票と筆記用具、配布された冊子を突っ込む。職員の引率に従って併設された大きなアリーナに連れて行かれた。アリーナの側に部屋があってその中に職員がいた。職員が受験番号を告げ、倉庫と思しき空間に通される。その場でISスーツを身につけるように指示されたので、桜はISスーツを身に着けた。

 そして職員に荷物を預けてから倉庫の奥へと案内された。

 ――この感じ。懐かしい。

 桜は武骨な甲冑(かっちゅう)の周囲に、つなぎや白衣を着た男女が(せわ)しなく働く姿を見て昔を思い出していた。桜は事前に配布された冊子を取り出して職員に渡した。番号が若い順に確認していた職員が桜の提出した冊子だけ、他の受験生よりも長く見つめていた。

 ――銃は標準や。なら、シャベルを選んだのが変なん?

 桜は扱いやすいだろうと思い、一二.七ミリ重機関銃とIS用シャベルを選択していた。ロングブレードでも構わなかったが、たかが五分間で扱いに慣れることはできないと考えたためである。シャベルを選んだのは単に一番扱い慣れた鈍器という理由にすぎない。

 職員が手持ちのクリップボードに番号をチェックし、装備転換を担当するつなぎ姿の男性の整備員に冊子を渡した。

 整備員もまた桜の冊子を見てにやにやと笑った。

 桜の眼前には二機の打鉄が並び、装備の簡易メンテナンスや装甲の洗浄が行われている。試験会場に運び込まれた受験者用のISは全部で二一機。打鉄一八機に、ラファール・リヴァイヴ三機である。それに加え、試験官用ISが七機加わっている。

 五一七番が呼ばれ、打鉄に背中を預けるように指示された。他の整備員が彼女に注意事項を言い聞かせている。しばらくしてロボットアームが打鉄をつまみ上げ、ベルトコンベアに乗せられて実技試験場へと運ばれいった。

 桜は自分の番号が呼ばれるまで少し時間があったので、脇に控えていた職員を捕まえて質問する。

 

「あの……私が選択した一二.七ミリ重機関銃って反動が強すぎたり、弾丸がまっすぐ飛ばないようなことはありませんか」

 

 高速での旋回戦闘が発生する可能性を考え、弾丸の初速が遅いと色々やりにくい。実技試験場の広さから中距離戦までのため、気にしなくとも良いと言えたのだが、桜にとって初めて手に取る銃火器だから聞いておかずにはいられなかった。

 職員は聞き始めこそきょとんとしていたが、すぐさま口を開いた。

 

「懸念されているような事象は発生しませんよ」

「ありがとうございます」

 

 桜は礼を口にする。もう一つの選択装備であるシャベルは見たままの用途だから特に言うことはなかった。

 装備転換と洗浄が終わった機体から順番に搭乗するように言われ、一〇分ほど経過したときに桜の番号である五二〇番が呼ばれた。

 

「はい!」

 

 勢いよく返事をすると、つなぎを来た男の職員が声をかける。気持ち目が笑っている。彼は桜とのすれ違いざまにこっそり「がんばれよ」とつぶやいた。

 足を止めた桜が丁寧にお辞儀をすると、先導する職員の指示に従って段を上り、ISの装甲に触れた。よく見ると装甲の隙間に塗料が残っている。

 静電気が指先を走り、なぜだか懐かしさがこみ上げてきた。

 そして、とにかく肌になじむ。打鉄が桜が乗ることを待っていたかのような錯覚に陥った。

 背中を預けるように、椅子に座るような感覚で灰色の装甲をまとう。コックピットに座るのとは違って打鉄が桜を受け止めて彼女の体に合わせて装甲が閉じられた。

 外部装甲の裏を伝うダクトから排気音が伝わる。最初から一体であったかのように神経とISコアが接続され、生身の手をグー、チョキ、パーと形を変えようとしたら打鉄のマニピュレーターが桜の意図通りの動きを示した。

 ――これがIS。

 すると視野が一気に広がった。大空の中に一人で両手を広げて風に乗るかのような感覚がとらわれ、倉庫を見下ろし、そこにいる人々が何をしているのかがすべて手に取るように分かった。桜自身も神の視点から見下ろした一つの個体である。

 つなぎ姿の整備員は待機する桜の表情を見て、「おやっ」とつぶやいた。彼女の隣に五一九番の受験生がいたが、彼女はとても緊張していて目が泳いでいた。無理もない。英国の代表候補生である五〇一番をのぞく一般入試受験者は今日初めてISに搭乗したのである。そしてわけもわからないまま実物の武器を持たされ、模擬戦をしろと言われる。イメージトレーニングをしようにも、日本にいる限り現実の武器を手にする機会はほぼ無い。しかも試験官はベテランであり審査基準が非公開ときて、緊張しない方がおかしい。

 改めて五一九番と五二〇番を比較すると、後者がとても落ち着いていて素人らしくないのがわかる。手元のデータには総搭乗時間の欄に「ゼロ」と記載され、初搭乗だったにもかかわらず、まるでずっとISに乗ってきたかのように自然に振る舞っている。ISという名の衣服を身に着けている、という印象を抱く。フィッティングの最中でも目が輝いていて、そのくせ倉庫にいる職員の動きを把握しているかのような顔つきだった。「見られている」という感覚がたまらなく不気味だった。

 ベルトコンベアの駆動音が徐々に大きくなる。五一八番の搭乗機が戻ってきた。

 ――これまた手ひどくやられているな。

 青いペイント弾の被弾跡が合計三発残されていた。搭乗者は試験が終わったことを安堵(あんど)しながらも、荒い息をついて余裕がなさそうにしていた。打鉄を固定すると、すぐさま端末からコマンドを送信して受験生を下ろす。別の職員が待機していた五一九番の受験生に声をかけ、ロボットアームが忙しない動きで打鉄自体をベルトコンベアの上に乗せて試合会場へと送り出す。

 すぐさま矢継ぎ早に五一八番の受験生が使っていた機体に水が噴射され、汚れを落とすや温風を吹きかけて水分をとばした。五二一番以降の受験生が到着しており、職員が説明を行っている。

 ――もうすぐや。

 桜は胸の高鳴りを押さえきれなくなっていた。楽しみだった。なんとなくこのISが素直な子だという感触を抱いていた。打鉄は癖がなくて扱いやすい機体だと言われていたが、今初めてその理由が理解できた。

 視野の下部に「受験生の皆様へ・実技試験について」というメッセージが点滅していたので、桜は眼球を動かして内容を展開する。簡単な操作方法と試験官のISと装備についての情報が記載されていた。

 ラファール・リヴァイヴ。フランス・デュノア社製。搭乗者は山田真耶試験官。武装は二〇ミリリボルバーカノン二(ちょう)とナイフ型近接ショートブレードというシンプルな装備だった。

 ――二〇ミリかあ。当たったら痛そうやね。

 桜は二〇ミリ弾を被弾する様子を想像してみる。操縦する機体に穴があいて、金属が悲鳴を上げる様はとても恐ろしく、死の直前にさらに大口径の四〇ミリ機銃弾によって片肺を潰される致命傷を負ったことを思い出して震え上がった。

 ――何にせよ。がんばらな。父ちゃんに母ちゃん、奈津ねえに安芸ねえ。イトセンに同級生たちの応援に応えなかんわ。

 桜は彼らの顔を思い浮かべ、口を真一文字に引き結ぶ。

 あっという間に五一九番の機体が戻ってきた。青いペイント弾の直撃を受け、受験生は呆けたような顔をしている。わけがわからないうちに終わってしまった、と考えているのは想像に難くない。

 

「五二〇番!」

 

 桜が鋭く返事をすると、ロボットアームがその乗機をつかんだ。

 

 

 




補足です。
本作におけるIS学園の一般入試二次試験の期間は以下の計算を根拠としました。
(9/8 修正しました)

【目的】
・ISの割り当てについて
IS学園保有の訓練機を合計三〇機とします。
内訳は打鉄が一八機、ラファール・リヴァイヴが一二機。
受験生に割り当てられた二一機中、一八機が打鉄、三機がラファール・リヴァイヴです。
残り九機のうち七機が試験官の乗機とする。二機が補機となります。

・受験生について
一グループを四〇人とします。
試験を9:00開始、18:00終了とした場合、試験時間は休憩を考慮すると実質八時間となります。
ISに対して簡易整備と試験を行った場合、一機あたり二〇~三〇分かかるものと仮定しました。
三機あればローテーションを組むことができ、一時間当たり六人まで試験ができます。
ここでは多少余裕を持たせて試験官一人に対して一時間あたり五名の試験が行われるものとします。

・試験期間について
予備日として二日間多く設けています。

【計算結果】
・グループ数
受験生に割り当てたISの総数/一グループあたりの割り当て数=グループ総数
二一機/三機=七グループ

・一日に受験可能な人数
グループ総数*一グループの人数=受験可能な人数/日
七グループ*四〇名=二八〇名/日

・試験実施期間
一次試験合格者数/一日に受験可能な人数=日数
四〇〇〇名/二八〇名≒一五日
予備日を二日間とすれば、延べ一七日間になります。

5/17補足追記
本作では、日本国における女子の高校入学者定員を約四八万人とし、そのうち二五%(一二万人)がIS学園に出願したものと仮定しました。


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