コロナの影響で学校が休みになり毎日ゲームしてるならやです
その割には更新遅いという(
それではどうぞ!
硫黄島鎮守府に着いた一行は早速わかさをドックへ入渠させ提督の元へ向かった
「久しぶりだな!坂元!」
「山口、元気してたか?」
提督、坂元健太郎は200隻以上の艦娘が在籍する硫黄島鎮守府をまとめる男である
航空機と巨砲、水雷をミックスさせて"立体的な戦い"を得意とする彼は数々の大規模作戦を成功に導いてきた
また、常に艦娘優先に考える事から配下の艦娘からの信頼も厚い
まさに提督の理想形という男だ
そんな坂元と山口は同期であり、親交も深かった
「上からやれと言われたからやるが、200対3の演習に意味があるのか?」
「ああ、俺も最初は思ってたがわかさ達3隻艦隊が勝ちそうだぞ?」
「まぁ、指揮は大和に任せてある。俺達は特等席から見てよう」
複数ある会議室の内1つに大型モニターが運び込まれセッティングしてある
責任者としてわかさも居たが、そこに2人が入ってきた
「わかさ、自己紹介を」
「ウィルキア近衛海軍所属、わかさ級戦艦空母わかさです」
「硫黄島鎮守府の提督をしている、坂元だ。よろしく」
「セッティングはどうだ?」
「完了です。いずも所属のUAVからの映像をタイムラグ無しに映せます」
「分かった。明日の演習は全力でやれよ?」
「ええ、分かりました」
夜だった事もありそのまま用意された部屋に向かうわかさ
その後は何事もなく眠りにつけた
「艦長、出航用意完了です」
「ワールウィンドといずもは?」
「両艦とも出航用意完了、旗艦に合わせるとの事です」
「了解、警笛鳴らせ!出航!」
3つの警笛が鳴り響き、大型艦が出航していく
それを見るのは今回の相手であった
「あんな大型艦3隻が揃うと壮観ね.......」
「アレが相手なんですよね?」
「3対200なら、勝てるわね!」
多くの艦娘が勝利を確信していた
何せ戦力差が普段見ることの無い程着いているからだ
そんな事を知らないわかさ艦内では艦長、副長、砲雷長、航空長のブリーフィングが行われていた
「山口提督から全力でやれとのご命令だ、期待に応えて航空部隊も全力出撃させる。航空機の準備は?」
「大丈夫です。ヘリの収束装置も修理しました。全機が出撃出来ます」
「分かった。航空戦が終了次第、3隻で敵艦隊に突っ込んで残敵を掃討する」
「3隻で突っ込むのですか?本艦とワールウィンドはともかくいずもも?」
「そうだ。ここで我々の圧倒的な力を日本海軍に見せつける。それで今後のあらゆる交渉に多数の選択肢が生まれてくる」
「しかし......それならば本艦とワールウィンドのみで良いのでは?」
「いや、いずもの純粋な戦闘艦としての力を見せてやりたい。我々は航空機が無くとも3隻で十分な戦闘力を持っている、このメッセージを込めている」
「なるほど.....了解しました」
演習海域に近付くとわかさは艦内放送用のマイクを取って乗組員にメッセージを伝えた
「全乗組員へ、艦長だ。よく聞け、ただし手は止めるなよ。今回の演習は200対3と圧倒的な差が初めからあるが、気にする事は無い。こんな戦闘は本艦にとっては日常茶飯事であり、頼れる味方も居る。今回の演習、絶対に勝つ。以上だ」
全乗組員はこの放送で高かった士気が更に高まり、艦全体の士気は最高峰であった
既に艦娘側は戦闘用意を完了させており、演習開始の合図は提督に任せられていた
今か今かと両艦隊が開始を待つ中、全艦に提督から通信が入った
『演習海域の全艦へ通達、現時点より演習開始!』
この通信が終わった瞬間、両艦隊が戦闘へ突入した
「いずもに通達、航空機を発艦させろ!本艦も航空機発艦!全艦へ通達、対空戦闘!!」
「いずもより返信、了解との事!」
「航空部隊発艦開始!」
「対空戦闘用意!航空部隊とのデータリンク完了!」
わかさ達は早期警戒機であるE2ホークアイのレーダー情報や対潜警戒機のフルバックやシーホークによって敵航空機の発艦状況や潜水艦の分布を把握していた
「敵の航空部隊は現在発艦中、最終的な数は1000機前後が予測です。潜水艦も20隻程を確認しています」
「敵航空隊ですが速度から現在発艦している機体は戦闘機が全てです。攻撃機や爆撃機はこれからかと」
「なるほど......艦娘側の指揮艦はこちらの空襲を警戒しているな。が、予定通りだ。航空部隊を突っ込ませろ。F35は正規空母、ホーネットやF2は軽空母、水上機母艦にする様に」
わかさの予測通り、艦娘側の指揮を執る大和は事前にわかさ達の情報をある程度聞いており、航空部隊の編成を戦闘機多めにしていた
戦闘機の発艦はほとんどが完了しており、これから艦攻、艦爆を発艦させる様に命令を出そうとした時、空母部隊をまとめる赤城から悲鳴の様な報告が飛んできた
「大和さん!!」
「赤城さん?どうしました?」
「戦闘機隊から報告です!敵部隊と接敵するも誘導出来る噴進弾の様な物や高速で突っ込んでくる航空機に次々と撃墜されているらしいです!」
「噂に聞いていたみさいる、と言うやつですか........それで被害は!?」
「加賀、蒼龍、雲龍、大鳳、翔鶴、瑞鶴所属の戦闘機と連絡取れません!他の空母の戦闘機もほぼ壊滅です!」
流石に開幕10分程で戦闘機が壊滅すると思っていなかった大和は作戦の再考を余儀なくされるが、既に艦隊上空にはわかさ航空部隊が進入していた
F35は今回、爆弾を搭載して高空からの急降下爆撃を命じられていた
急降下爆撃でなくともレーザー誘導による誘導爆弾や対艦ミサイルがあったのだがそれだけでは面白くないと考えたわかさがジェット機による急降下爆撃を考えついたのだ
また、F2やスーパーホーネットには航空魚雷が装備されており、こちらは雷撃を担当する
五十鈴や大和と言った艦には電探があるのだが、ステルス機であるF35は当然捉えられなかった
猛スピードで急降下するF35を最初に発見したのは空母赤城の対空見張り員であった
「敵機直上ォ!!急降─」
その先は、叫べなかった
わかさといずも、両艦合わせて30機のF35は赤城を始めとする正規空母に次々と急降下し爆弾を見舞って悠々帰還した
撃墜された機体はゼロ
それに対して空母の方は赤城、加賀、蒼龍、飛龍、雲龍、翔鶴、瑞鶴、大鳳の全艦が大破した
当然周りの駆逐、巡洋艦には動揺が走る
自分達が気付かぬ間に護衛対象の空母が爆撃され、大破したとなれば動揺しない方がおかしいのだ
そんな事を感じていた大和はすぐに次の指示を飛ばした
「正規空母の皆さんは海域外へ退避して下さい!軽空母の皆さんは航空機の発艦急いで!その他全艦は敵艦隊へと全速力で前進!砲撃や雷撃を仕掛けてください!!」
その命令を聞いた艦は次々と増速して敵艦隊へと前進するが、軽空母と水上機母艦の周りに居た艦はそれどころではなかった
低空を敵の航空機が突っ込んで来たからだ
F2やF18スーパーホーネットは対空砲火の中軽空母や水上機母艦に航空魚雷を投げていく
狙い済まされた魚雷はほとんどが命中、軽空母艦隊を壊滅へと追いやった
帰還するわかさ攻撃隊からは戦果報告が続々届いた
「正規空母、軽空母含めて全滅です、艦長」
「よくやった。こちらの損害は?」
「ホーネットが2機落とされました。僚機からの報告では撃墜したのは軽巡洋艦矢矧と重巡洋艦高雄だそうです」
「了解した。帰還した機体には対空、対艦ミサイルを着けて発艦させろ。まだ始まったばかりだぞ」
わかさの言葉通り、演習は始まったばかり
両艦隊は速度を上げ、互いに決戦へと進んでいった
いかがでしたか?
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それではこの辺で