鋼鉄の咆哮~わかさ級戦艦空母わかさの物語~   作:ならや

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どうもならやです
今回は対空戦闘回です
このペースだと超兵器登場が何時になるのやら
それでは、どうぞ


第4海里 近衛の役割

「敵か?」

艦長室から出てきたわかさに副長が答える

「ソナーに感があり、ASROCで対処しましたが電波を発信されました」

「仕方ないな、来るとすれば航空機か潜水艦か」

「恐らくは、ですが水上艦隊の可能性もあります」

「対水上、対空警戒を厳としろ。ソナーから目を離すな」

「「了解!」」

その時レーダーに光が映った

「艦長、噂をすればです」

「距離は?」

「450㎞先、なおも接近中!恐らく敵の偵察機です」

「対空戦闘用意」

「了解しました。対空戦闘用意!」

副長が部下に叫ぶ

「CICに行きましょう」

「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「スタンダードミサイル射程まで10分!」

ミサイル担当の妖精が砲雷長に報告する

そしてその砲雷長が艦長に指示を仰ぐ

「艦長、迎撃許可を」

「迎撃を、許可する」

その一言を聞いた砲雷長は部下に指示を出す

「スタンダードミサイル、スタンバイ!」

「了解!スタンバイ!ロックオン完了!」

「射程に入り次第発射せよ!」

接近中の敵機の件は砲雷長に任せて、わかさは副長に指示を出す

「副長、航空隊の発進準備を。準備完了次第フルバック一機を敵偵察機が現れた方面へ放て」

「了解しました」

その時

「スタンダードミサイル射程内!」

「発射せよ!」

「了解!発射!」

右舷のスタンダード対空ミサイル発射機からミサイルが飛び出し目標に向かって飛翔する

その1分後、空が光った

「敵機、撃墜!」

「艦長、フルバック発進します」

左舷飛行甲板からフルバック偵察機が飛んでいった

「偵察機からの報告を待つ。警戒をしとけよ」

「了解です艦長」

 

 

 

 

その40分後

「フルバックより報告!敵艦隊発見、空母5隻からなる有力な艦隊との事」

「攻撃隊を放て、偵察機には正確な位置情報を伝えさせろ」

「了解しました」

しかし

「艦長!レーダーに敵の攻撃隊とおぼしき反応が!」

「数は?」

「400です」

「対空戦闘用意!航空隊は予定通り敵艦隊を攻撃させろ!長門に通信を繋いでくれ」

「了解......どうぞ」

「こちら長門、どうかしたのか?」

「敵空母5隻からなる有力な艦隊を発見したがその直後、400機の敵攻撃隊がこちらに向かってるのをレーダーが捉えた」

「400だと!?どうするんだ?この速度じゃ逃げられないしこの数の攻撃隊の攻撃を喰らったら全滅するぞ?」

「ああ、だから艦隊守る為に攻撃される前に攻撃隊を全滅させる」

「出来るのか?」

「元々近衛艦隊だからな、防衛に置いては世界最高クラスだか......不安でも?」

「いや、何でもない。通信終わり」

通信を切ると部下が

「艦長、ミサイル射程まで5分です」

「セミアクティブレーダーホーミング方式からアクティブレーダーホーミング方式に切り替えろ。打ちっぱなしじゃないとこの数はキツいぞ」

「了解!空に黒い花を咲かせましょう!」

部下の言葉に思わず苦笑いしたわかさだったが直ぐに切り替えて次の指示を出した

「主砲、対空砲弾を装填、再装填はしなくていい」

「主砲、射程内!」

息を大きく吸って

「主砲、撃て!」

「発射!」

「敵攻撃隊の鼻先で炸裂、撃墜30!」

「ミサイル、射程内!!」

「ミサイル撃ち方始め!」

「了解!発射!」

両舷に装備されている発射機から装填されているミサイルがきっちり敵機と同じ370発発射される

「艦長、味方攻撃隊より報告!敵空母5隻撃沈とのこと」

「対空目標全滅、レーダーに反応なし」

「了解、戦闘体制解除」

「艦長、吹雪より通信です」

「吹雪?わかった繋いでくれ」

少し置いて耳に当てていた通信用のヘッドフォンから声が流れる

「わかささん、航空戦は終わったんですか? 」

「ああ、敵攻撃隊は全滅したし艦隊も壊滅させたから敵はいないな」

「そうですか......あの、守っていただいてありがとうございます」

「気にするな。元は近衛艦隊所属だ、守る為にあるようなものだからな」

「そうだとしても、ありがとうございます。通信終わります」

通信が終わってふと隣の副長を見るとニヤニヤしていた

「いや~艦長、ずいぶん気に入られましたな?」

「向こうもそんな気は無いだろ?」

「分かりませんよ?」

「バカなこと言ってないで、航空隊を収容するぞ」

少しつまらなそうな顔をしながらも副長は航空隊収容の準備と指示を出し始めた




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