ダンジョンズ&ドラゴンズもの練習   作:tbc

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なるべく現実に近いままに、歴史へD&Dのファンタジー要素、若干のゲームっぽい世界観をぶち込んだ設定、そしてその影響を考えるためにメモっておく。そして読者に共有するために記す。



思い付きの世界史

 

太古。地球には恐竜や魔獣、竜といった強力なモンスターが地表を埋め尽くすほど繁殖したが、増えすぎて絶滅したとされる。今の時代にも彼らは残っているが、絶滅に瀕した経験が遺伝子に刻まれ、かつての時代より数は減った

 

紀元前3000年ほど前。エジプト大陸で神秘を学び、操り、超常現象を生み起こす術――後に秘術と呼ばれる、最初の魔法が生まれた。彼らは秘術を極めて不老不死を目指し、吸血鬼(ヴァンパイア)など数多くの外道、アンデッドを生み出した。今もあの地を支配する彼らを指して、暗黒大陸と呼ぶ

 

西暦元年頃。“神の子”が現れた。原初より存在する数多くの概念を司る神と異なり、主は人間という種の守護神となった。また厭われし外道の術を用いずに、神格(ディヴァイン・ランク)を与えられることで聖人(あるいは半神)という不死者(イモータル)になる例が示された。この頃より、人型生物の中で人間が飛び抜けるようになる

 

西暦10世紀以降、かつてより少しずつ広まっていた秘術がこの時代に解明され、世の理を歪める“願い(ウィッシュ)”の呪文が使われるようになった。そして彼らはこの地球と別の世界――外方次元界とも呼ばれる外惑星を恒常的につなぐ次元の門(ポータル)を作成し、悪魔(デヴィル)魔鬼(デーモン)を呼び込んだ。人を堕落させ、魂を奪う悪魔や、全てを破壊し、暴虐する魔鬼たちを呼び込んだ秘術使いたちの狼藉を罰するため、信仰術者たちにより魔女狩りが始まる。この歴史から以後、信仰でないこの秘術魔法はよろしくないものとされる

 

西暦14世紀頃。ルネサンス、文化運動により秘術魔法その他超常の存在・能力が見直される。これにより、信仰術者と秘術術者に見られる共通点がエルフ学によって解き明かされる。私たちは魂に経験が蓄積されることで段階的に成長する生き物であることが判明した。後に「レベル」と呼ばれるのだが、これは術者のみならず全ての戦士や技能家等にも適用されると分かった

 

西暦17世紀頃から、出力的に不安定な魔法など超常エネルギーに依存しない、安定した原動力が発明される。初めは蒸気機関から生じる運動エネルギーから、やがて電気エネルギーを経由するようになり、電子機械が生まれた。燃料においても、石炭から、オイル、ガス、自然エネルギーから最終的には放射性物質(いわゆる原子力)という危険な物質すら扱うようになった。この技術は魔法に比べた、瞬間出力の弱さから最初は軽視されていたものの、徐々に発展し、原子力の頃には並の魔法の出力を上回るようになり、今や術者でなくとも宇宙(アストラル)に進出可能な『宇宙船』が発明された

 

西暦20世紀になって、それまで地球上を鏡に映すような幽霊の世界と謳われていたエーテル界が、実は電波が経由する世界である……らしいことが判明した。説明すら難解すぎて私には理解出来なかったけど、人類はエーテル界に限って、まるで神のように世界を自由に制御出来るようになった。“次元界転移(プレイン・シフト)”の呪文でもエーテル界に生み出した物質を現世に持ち出すことは叶わなかったが、限定的な無から有を創造する術は人類の進化・発展へ更に寄与した。例えば高価な物質を必要とする呪文でもエーテル界で創造すればほぼタダで発動出来るし、あるいはエーテル界に創造したモンスターを倒すことで経験点を積んだりすることだって出来るらしい。

 ただ、やはり前提として次元界間の移動という高難易度な手段が必要なため発展速度は鈍いし、フル活用も難しいが、少しずつ拡大されていっている分野。……そして悪魔や魔鬼たちに悪用されつつある分野でもある。デヴィルの餌食にする強い魂を生み出すため、ネトゲしたら蠱毒のデスゲームが始まったでござるの巻、とか結構起きてる

 

 

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