おくれてすんませんしたぁー!!(DO☆GE☆ZA!)
これからどうするかほとぼりが冷めるまでいたらいいのだが
「奴はどこだ!」
「隊長それより援軍をさらに増加して本部全体を監視するのは?相手は護衛を一撃で沈めたそうです。これくらいの用心は当然かと」
「そうだな!それでは援軍の増加の要請。本部内の監視データを兵士一人一人に送れ!」
……胃に穴があきそうだ
霞は表情は全く変えなかったが内心はげんなりとしていた
「お前は誰だ?」
しかしこの軍は意外とレベルは低いのかもしれんな。会議室にいた連中は少なくとも重役だろう。その護衛ならかなりの強者が務めるはず……なのにあれではな
「おーい聞いているか?お前に言ってるんだよお前に!」
そういえば扉の前は静かになったな。そうだ。ここで霧になってゆっくり範囲を広げて見えなくなるまで霧をうすくすれ「無視すんなぁ〜!」誰だ。うるさいな。しかし周りを見ても誰もいない
?気のせいか。そう思い霧になり見えなくなった霞は会議室まで移動した。
「あいつ。この私をずっと無視し続けやがった。ぐやじい〜」
そう言って泣きわめく女性の姿が部屋にあった。
▼▼▼
あ、あちゃ〜
ま、まさかこんなことになるとは……
軍の中は今から大規模戦闘をするのか!と突っ込みたくなる様な体制になっていた。横目で周りを見ると上役たちはこの事態を起こしたと言ってもいい永琳をずっと睨んでいる。まとめ役の綿月殿はこの状況を楽しんでいるのかのほほんとしてる。そして永琳は
(あら、今日の空は快晴なのね。洗濯物がよく乾きそう)
あまりのことに窓からの景色を見て現実逃避していた。彼女は他の奴らの驚いた顔を見たくて霞を連れてきたのだがこんな事をして驚かすつもりは全くなかった。
しかしまぁ誰が想像できる?このことは都市の頭脳と呼ばれている永琳ですら不可能だった。霞を呼んで1分も経たないうちに戦闘。そして霞と兵士の鬼ごっこ。
(いつ説明しましょうか……まぁ時間が経てばなんとかなるでしょ!)
ついに思考を放棄した。
その時
永琳の横に霧が集まり霞が現れた。この後どうなったかはみんなの想像の通りなので割愛ーーー
▼▼▼
だからーーーというわけでーーー彼はかなりの戦力になると思います。」
色々あったが腐っても上役すぐに落ち着きを取り戻してしっかりと説明を聞いていた。
「ふむ霞といったか?私は綿月龍玄ーーわたつきりゅうげんーーという。八意殿がそこまで申すのなら信用に値する人物なのだろう。だが我々としてはその力を自分達の目で見ないことには完璧とは言えないのでね。故に貴殿の実力を我々に示してほしい。
なぁに簡単なことだ。この私と手合わせをしてもらいたい。良いかな?」
永琳からは聞いていたがーーーなかなかの実力者だな。霞は今まで多くの強者と戦ってきたからわかる。
彼は間違いなくこの軍での最高戦力だ。ーー「そして貴様に選択肢は無い」ーーといわんばかりの警戒と威圧のこもった瞳でこちらを見ている。
「……」コク
▼▼▼
「先に有効打を与えるか行動不能にさせた者の勝利とするわ」
ハァまさか竜玄様が直々に相手をするなんて……ドンマイね霞。でも私としては竜玄様と霞がどんな勝負をするのか気になるけどね。
竜玄様の得物は刀でその腕前は大妖怪をも圧倒するとか。 霞はーー素手?まさかのステゴロ?ま、まぁ確かに日頃から人間か疑うくらいのトレーニングを難なくこなしてるけど……
「どちらも準備は?……ではよぉ〜い」
二人の間に空気が張り詰め見ている私たちからも冷や汗が滲み、喉が乾く
「はじめ!!」
合図と同時に互いが飛び出し、ちょうど中央でぶつかり合う。無駄なく洗練された抜刀から横一閃ーーしかし霞は刀の下を右手のひらで押し
そのまま右手を円を描く様にして竜玄の重心を崩し右足でカウンターを入れようとするが竜玄は力を殺さずそのまま左に移動し距離を取る。
そして竜玄は霊力を固めた弾幕を展開した。
(ちっーー厄介だな)
霊力の弾幕は同じ霊力などで相殺できる。しかし逆に言えば霊的な手段でないと防ぐことができない。
霞は鬼をも凌駕する圧倒的なまでの身体能力が武器だ。だが霊力ーー実際のところ人狼という妖怪なので妖力ーーが生きるための最低限しか持っていない。故に霊力などの攻撃に対しては相性が非常に悪い。
すかさず霧となり腕のみ実体化させカウンター。とっさに刀で防ぐが腕力の差でいとも簡単に吹っ飛ばされた。
竜玄は空中で一回転して態勢を立て直した。
「居合、神巫!」
その直後部屋をほとんど埋めんばかりの巨大な斬撃が霞の霧ごと切った。
霧が晴れると大きな切り傷のついた霞がいた。
「今のを受け、それほどの切り傷をつけても平然としているとはー貴殿の実力を認めよう…故にどちらが上か決めようか!」
見ていた者が全員驚いた。竜玄は元から冷静沈着で温厚なのだ。ーーそう認識したいた。
しかし彼は、日頃から強大な理性で制御しているからだ。彼は、綿月竜玄という人間の本当の姿はバトルジャンキーである。
そして竜玄は今のやり取りで分かっていた。
ーー彼も飢えているのだ。血湧き肉躍る戦いを!我々ならそれが可能だ!ならば戦おうじゃないかーー
そして霞は獲物を見つけた獣のような。はたまた大好きな玩具を与えられた子供のような獰猛にして最上の喜びの含まれた笑顔を浮かべた。その表情に竜玄はさらに気持ちを昂らせ、それ以外の者は戦慄した。
しかし
「待ってください!このままでは本部がもたないです!だから次の最後の一撃としてたった入られた方が勝ちにして下さい!
永琳が勇気を出して意見した。
そしてその通りだと思い、賛成した。
そして竜玄は鞘を捨て霊力を解放した。その量は周り大気を揺らし刀を青色の光包むと元の刀身より1,5倍ほど刀になった。
「これが私の能力、霊力を流した溶媒を変える程度の能力…貴殿の能力は霧になるだけではあるまい。見せてみろ!」
確かに霞は人狼なので元の姿が本気だろう。しかしここで感情に流され自分が人外であることをばらし、後々の事を考えられない程に激情家ではない。それと同時に彼と全力をぶつけたいならどうするか…
皮膚の下だけ獣化すればいい。それなら今の体では負担が大きいが正真正銘の全力だ。
そして霞は姿形はバレないように目を閉じ集中して獣化した。その時彼の纏う空気が変わり、その場全ての人間が霊力や妖力では無い力全く別の力の気配を感じていた。異質であり我々ならよく知っている力。
ーーそれは一番近くに存在している力。
ーーそれは支配、蹂躙する際に用いられる力。
ーーそれは全ての生物が持ち、また生物の根幹的な部分に恐怖を与える力。
それすなわち
ーーー暴力ーーー
圧倒的なまでの暴力の気配が渦巻いた。
「これが俺の全力だ…行くぞ!綿月竜玄!」
霞の右腕に霧が集まり霞よりひと回りもふた回りも巨大な狼の顎のようになった
「来い!霞!私最強の技一刀覇で貴殿を倒してやろう!」
すると揺らめく蒼の光が刀を中心に渦を巻き霞の狼の顎程のサイズになった。
と同時に二人は動き出す。
お互いのいた床は吹き飛び二人は中央でぶつかり衝撃がおきた。
その瞬間軍本部が大きく揺れた。
「見事…」グラ
「………」グラ
ドサ
結果引き分け
戦闘描写って難しすぎ
文才を〜
誰か私に文才を〜