世は常に、理不尽と不条理で満ちている。
わからないままに流されて、決められないままに選択し、価値なき結末(おわり)へ向かっていく。
得てして世界は残酷に出来ており、無慈悲に染まっており、諦めることでしか前には進めない。

―――ちがう。それは、ちがう。
認めたくない。その結論には頷けない。それはまだ、岸波白野(わたし)が至るべき答えではないと思う。
理屈は分かる。理解もできるし、正しくないとも思わない。けれど、認めるにはあまりにも悲しい結論ではないか。
自分のものとは思えないほど、重くなった手を伸ばす。ほら、ここにいる。まだ諦めていない人間が、ちゃんと、ここにいる。たとえちっぽけでも、儚くとも。

前に進む原動力は、きっと、希望であるべきだから。

「―――それは、僕には終ぞなかった答えだ。だからこそ、僕は君のチカラになろう」


―――――――――

※この作品は「Fate/EXTRA」と「真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE」のクロスオーバーのようなモノです。基本、人修羅さんをお招きしただけ。
原作ネタバレ、独自解釈、理解不足、ご都合展開など閲覧に注意が必要である場合がありますので、ご了承ください。

※この作品の岸波白野は「はくのん」、つまるところ女性主人公です。赤王や嫁狐とのイチャイチャは御座いませんので、ご容赦ください。

※今回の人修羅さんは作品の都合上、喋ります。ザビ子とふたり並んで無口では間が持ちませんでした。口調は投稿者の妄想ですので、ご注意ください。

※当方、まともに小説というものを綴るのは初の経験なので、至らない部分が多々見受けられると思われます。申し訳ありません。
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