ロキファミリアで長男でいるのは間違っているだろうか?   作:ニャンゴロ

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初投稿ですが、よろしくお願いします。
聖闘士星矢とのコラボですが、技と主人公以外は関係ありません。
皆様よろしくお願いします。


本伝
プロローグ 第1話 〜息子になった日、母になった日〜


  広大な地下迷宮、通称「ダンジョン」を中心に栄える迷宮都市オラリオ。そこには、多くの神々が暇つぶしに、多くの人々が豊かな人生を夢見て暮らしている。これは、その中で生きていく子供思いの神と家族思いの長男の家族の物語である。

 

  「フンフンフーン」

 オラリア郊外の森を鼻歌を歌いながら歩く神物《じんぶつ》がいた。その神物は赤毛の髪にスレンダーな体である。この神は悪戯の神である。天界において大規模な戦争を起こそうとしたが失敗し、自分がおもちゃとおもっていた神々が下界に降りてきたことで新たなおもちゃを見つけるために自分も下界に降りてきたのである。

「暇やなー」

  だが、多くの友神達がファミリアを作り上げ人間と家族のように暮らしているように自分はする気にはなれなかった。それは、天界において家族との中が深くなかったためである。そのため暇潰しに森を歩いているのだ。だが、そこでこの神は不思議な物をみつけた。

「なんやねんこれ?」

 この神が困惑するのも無理はない、そこにいたのは籠の中に眠る1人の赤子とその子供がよく眠れるように歌を歌い隣に座る女性がいた。普通それだけなら誰も驚きはしない、しかし、その女性は半透明であったことが神を驚かした。

「あんた、なんにもんや?」

 神は下界で許されるレベルの神威を使い質問した。たが、女性は何事もないように返答した。

「この子が起きてしまうわ。話はしてあげるから、神威を抑えてくれないかしら?」

  神は神威が聞かないことには驚いたものの、その女性から邪悪な気配が感じぬため、神威を抑えた。

「私の名は女神アテナ。貴方のお名前は?」

  女性、アテナは微笑みながらまるで何処かの貴族のような雰囲気を持って返した。

「あたしはロキや。あんた、アテナゆーんか。でも、おかしいな。あたしの知り合いにもアテネは居るけど、アンタみたいなお嬢様やあらへんで。本当は何もんなんや?」

「そうですね。私はこの世界のアテナではありません。そしてこの子は私の世界の子供と同じ魂が入った子です。この魂の持ち主はずっと家族を知らぬがために周りが許したというのに自ら地獄に行きました。だから、この世界で家族を知ってほしいのです。」

  アテナは、少し悲しそうにそして、何よりも愛おしいそうに子供を撫でながら語った。

「だから、あなたにこの子と家族になって欲しいのです。」

「んな!」

 いきなりの宣告にロキは焦った。

「なんで、あたしが家族にならなあかんねん。そんなんどこかの愛の神に頼めばええやんけ!」

 だから、ロキのこの文句は正当であろう。しかし、アテナは微笑みながら言った。

「あなたがいい。いや、あなたじゃないとダメです。今私が決めましたから。この子を頼みましたよ。」

 そういって、アテナは悪戯が成功した子供のような顔をして消えて言った。

「ほんま、なんやねんな。」

 それは、ロキの本心であろう。ロキはこの時赤子を無視して捨てることも出来た。どこかの神に預けることも考えれた。しかし、ロキはその考えを持たなかった。それは、悪戯の神が悪戯されたと思っているのが大きい。ここでこの子を見捨てたら、悪戯の神の名折れである。だから、ロキは赤子を抱き上げ言った。

「これから宜しくな坊!ウチが今日からカーちゃんや!」

  ロキの腕の中で眠る赤ん坊は、嬉しそうに微笑んだ。

「そや、名前が無いと不便やな。」

  ロキは考えた。自分がこの子を育て、この子の物語をみたいと。それを考えたらすぐに答えは出た。

「あんたの名前はサガや!あたしの子の物語やでロキズ・サガや!」

  だが、ロキは知らない。奇しくもそれは、アテナが持ってきた元の世界の男と同じ名前であったことを。その男が最強の12人の中でも異常な強さを発揮したことを。最も使命感に熱い男であることを。そして、正義と悪の二面性に最も悩んだことを。

  そしてここから、子供を愛す母と家族を愛す子の物語が始まる。




ということで、聖闘士星矢からは、ジェミニのサガに来てもらいます。
こんなの違うなどあるかもしれませんがよろしくお願いします。
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