妹に砲を向けられた時   作:風月 雪桜

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どうしても書きたくなってしまって...

こちらは、亀更新になるかと


函館編
防衛戦


息が白くなる程寒い中

俺は、海岸近くの林の中に息を潜めていた

 

双眼鏡で、海を見ると

異形の生き物...深海棲艦が蠢いている

 

その近くには、艦娘...かつて俺らと一緒に深海棲艦と戦った者達がいる

 

奴等が動きだし

砲をこちらに向け発砲する

俺が潜む林の近くの浜辺や飛行場に次々と着弾し爆発か生じる

無線を聞く限り友軍に被害はない

 

奴等の中で艦娘だけが、浜辺に上陸する

深海棲艦は上陸出来ないのだ

 

その瞬間浜辺に対して銃撃が開始され、艦娘達は浜辺に伏せる

 

艦娘は...20体

勝てない相手じゃないな

深海棲艦は、無視しても大丈夫だろう

俺らの任務は函館の民間人を逃がすまでの足止めらしいが、殲滅しよう

 

スナイパーライフル...64式7.62mm狙撃銃を構え...撃つ

一人の艦娘が仰け反り動かなくなる

 

接近戦担当班も突撃を開始し、タクティカルナイフやサバイバルナイフ、日本刀や軍用シャベルまで持って艦娘とCQCを繰り広げる

 

俺は、味方を撃たないように艦娘を狙撃する

ちなみに、普通の銃弾は艦娘や深海棲艦には効きにくい

友軍の持つ武器はすべて妖精さんと呼ばれる不思議な存在が作った対深海棲艦用の素材で作られた武器だ

 

5体狙撃した時、上空から嫌な音がした

 

深海棲艦と艦娘の艦載機だ

友軍も必死に銃を使い叩き落とすが、艦載機から落とされた爆弾で無線から悲鳴と怒号が流れる

さらに新たな艦娘の艦隊が出現する

その数50

 

『暦、撤退するぞ

函館の民間人も避難が完了している

直ちに合流ポイントに向かえ』

 

「ちっ

了解した」

 

武器をハンドガン...H&K USPに持ち替え、移動を開始しようとした時

 

浜辺の方から一人の艦娘が歩いてきた

そして、艦娘も俺の存在に気が付く

 

「お前か...吹雪

三年ぶりか」

 

「お兄ちゃん、覚えててくれて嬉しいです」

 

「ほざけ、俺はお前の兄貴じゃないし、お前にとって俺は殺す対象でしかないくせに」

 

吹雪は俺になんの感情も籠ってない目で見つめ、砲を向ける

 

「よく分かっているじゃないですか?

なら、大人しく私に殺されてください」

 

「俺がはい、分かりましたと言うわけないだろう!」

ハンドガンを向け、吹雪に撃つ

 

吹雪は、避けながら主砲を放つ

 

後ろで爆発が聞こえ、砂や石が降ってくる

俺は吹雪の顔に狙いを定めるも、撃つのを躊躇う

 

くそっ!

吹雪は、俺を人間を騙してたんだぞ

艦娘は敵だ

俺の...仲間の仇だ!!

 

「お兄ちゃんは、優しいから私を殺せないですよ

だから、早く投降して欲しいです」

 

「うるさい!

俺は、仲間の仇を取る!!」

 

俺は吹雪にハンドガンを放つが避けられ、接近戦に持ち込まれる

 

弾切れになったハンドガンを捨て、サバイバルナイフで斬りかかるが主砲で防がれ、腹をそのまま主砲で殴られる

 

俺は文字通り殴り飛ばされ、木にぶつかる

 

「くそが...

やっぱり、俺はCQC苦手だ」

 

内臓を傷めたのか、俺は血を吐く

吹雪が無表情で俺の元に来る

 

「早く殺せよ、吹雪」

 

「......」

 

俺は死を悟り目を閉じた




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