発想を垂れ流すSS集   作:旧人名無し

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※暴力 R15

どうも、旧人名無しです。
今回は話題の「くッ、殺せ」をやってみたいです。

それでは、どうぞ ノシノシ


第八幕 オークと女騎士

「フッハハハハハハ、死ね!死ね!しねぇえええええええ!!」

 

時はオーク帝国本拠地、一人の女騎士が一騎当千、いや、一騎当万の力を見せていた。

だがそれも長くは続かなかった、帝国軍の苛烈な物量攻撃に一人の女騎士は、敗走した。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

女騎士拾った。

 身体中傷だらけの女を俺は抱えた持っていた槍は引っぺがして持つ。

さて、どうしようか。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「ん・・・ここは?」

 

「起きたか」

 

女騎士をのぞき込むオーク

鋭い右ストレートがオークを襲う。

オークはそのストレートを見極め、避ける。

それに臆さず左フックを飛ばそうとするが・・・

 

「ッ!?」

 

「あ~、まったく・・・傷だらけで無理するからだ」

 

女騎士は自分の身体を見直す、傷口には包帯が巻かれており先程痛みを感じた部分から血が滲んでいた。

女騎士はオークを見遣り

 

「捨て置けばいいものを」

 

と吐き捨てる、オークは呆れてため息を吐き出し

 

「そういうわけにもいかんさ」

 

とついさっき作った卵粥を置く

 

「食え」

 

「・・・いらない」

 

「食いなさい」

 

「いやだ」

 

「・・・まぁ、良い。食いたくなったら食え」

 

「いっそ、殺せ」

 

「それは俺の信条に反する、それに倒れていたら介抱するのも普通だろう?」

 

「おかしいオークだ、いつか寝首を狩ってやる」

 

「はぁ、お前はどうしてそこまで・・・あの帝国から生きて帰って来たんだろう?」

 

「・・・そうだ」

 

「それだけでもお前は歴戦の女騎士であることはわかる、あの右ストレートを見れば尚更・・・だが、いや、だからこそ、お前は何故オークに戦いを挑む?お前ほどの腕ならばオークよりもよっぽど強い・・・それこそ最近侵攻してきている巨人族の討伐に向かえば良い、こんな・・・討伐任務に出ることが嫌がられるような所に来る?」

 

「・・・こんな理性的に話すオークは初めてだ」

 

「そりゃどうも、まぁ、そのせいでこんな辺境で暮らしているんだがな」

 

女騎士は少し考え、決心したように

 

「・・・私は、親を蹂躙された・・・オーク、いやオークキングに」

 

オークは沈む顔で

 

「そうか・・・それは、なんか、悪かったな」

 

「構わない、自分で言い出したことだ。」

 

「だが、それだけの理由で討伐をしに行くのか?死にに行くようなものじゃないか」

 

「ああ、死にに行くようなものさ、だが、私は・・・命を賭してでもオークキングを、醜悪な糞野郎を・・・殺したい」

 

女騎士の目は暗く、それでいて黒く、黒く輝いていた

 

「・・・あまりほめられたことじゃないな、仮に殺せたとしても、その後は絶望的な程の喪失感だろう」

 

「それでいい、私はアイツを殺して自分も死ぬつもりだからな」

 

「復讐・・か、」

 

オークは懐かしそうな遠い目をしていた

 

「私は・・・アイツの元へ行く」

 

そう言い放つと傷だらけの身体を引きずり、帝国の方向へ向かう

オークはそれを止めて。

 

「その傷でどうする気だ?」

 

「離せ・・・殺すぞ」

 

女騎士は巨人族ですら射殺さんとする殺気を含んだ目で睨む

オークはそれを見て鼻で笑い

 

「ハッ、今の状態で俺ですら倒せないのに行こうっていうのか?」

 

オークハ続けざまに

 

「行きたかったら、俺を倒してみろよ」

 

と挑発する

 

「・・・」

 

女騎士は無言でオークに殴りかかる、怒りに身を任せるように直線的な攻撃を続ける

それをオークは片手で捌き、片方の手で本に目を通している

そして片手間に

 

「拳が直線的だ、どこに攻撃するか予測が付きやすく捌きやすい、オークの雑兵は倒せてもその状態じゃ軍隊長にすら勝てないぞ」

 

その挑発を含んだ指摘に女騎士はフェイントを混ぜつつ攻撃していく

だがそれでもオークは片手で攻撃を捌いていた

 

「さっきよりは良くなったが、まだだ、まだ分かりやすい、それに傷のせいだろうが遅い」

 

オークは飽きたと言わんばかりに背中に回り込み手刀を決める。

女騎士はその場で崩れ落ちた

 

「ったく・・・」

 

オークは女騎士を担いで布団へ寝かした。

 

ーーーーーーーーーーー

 

「・・・クソッ」

 

「起きたか」

 

オークはそう言うとまた攻撃をしようとする女騎士を制止した

 

「まずは傷を治せ、すべては其処からだ」

 

女騎士はあきらめたように手を降ろす、

オークは納得したように飯を女騎士に差し出す

 

「食え、治すには飯も必要だ」

 

「・・・感謝する」

 

女騎士は卵粥を口に運ぶ、すると少し驚き

 

「おいしい・・・」

 

オークはしたり顔で

 

「だろう?」

 

「・・・うぜぇ」

 

女騎士はその顔で少しイラッとしたようだ

 

「ひでぇ」

 

オークはしょんぼりした表情で言う

 

二人は食事を済ませる

女騎士は毛布にくるまると

 

「寝る」

 

一言で寝た

 

「おう」

 

オークはそれに答える。

 

ーーーーーーーーーー

 

 

「治った、戦え」

 

「・・・まぁ、良いだろう」

 

オークはロッカーから女騎士の槍を取り出す

それを女騎士に私

 

「外に出ようか」

 

と促す

 

 

 外に出た二人、女騎士は槍を構える、その姿は孤高の女騎士の風格を漂わせていた。

オークは苦笑して

 

「ハッハッハ、倒すには骨が折れそうだ」

 

ダッ

 

一気に距離を詰める女騎士、槍は滑らかな軌道を描きオークに向かって突かれる

それを巧みに捌く

其処にフェイントを織り交ぜる

オークは捌ききれず攻撃を掠める

 

「爆ッ」

 

オークはそう言うと、突然女騎士の足元で小規模の爆発が起こる

女騎士は少し驚きつつ大きく後ろに飛ぶ

オークは女騎士に

 

「槍を持つと中々やれるじゃないか」

 

と余裕ありげに言い放つ

女騎士も

 

「元々の使用武器だからな」

 

とクールに返す

再び足に力を籠め飛ぼうとする、が

 

「・・・動けん」

 

女騎士は足元を見ると片足が固定されていたことに気が付く

オークは笑いながら

 

「まだまだ・・・だがな」

 

「くっ」

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

オークは地面にあおむけで倒れていた。

 女騎士の槍の切っ先がオークの目と鼻の先にある

オークは乾いた笑いを浮かべながら

 

「くっ殺せ」

 

と言ってみる、女騎士は切っ先を除け

 

「・・・断る」

 

仰向けになっているオークを一瞥し帝国方面へ足を進める

 

「・・・行くのか?」

 

「ああ、最初からそういう約束だっただろう」

 

「まぁな」

 

「・・・今まで私を鍛えてくれてありがとう」

 

「鍛えたつもりはないんだがな」

 

「フンッ、嘘つけ」

 

「フッ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「グッハハハハハハ、我がオークキングである」

 

「御託は良い、かかってこい糞豚」

 

「何だと!この我を侮辱した罪は重いぞ!」

「嗚呼、あっけないものだな」

 

女騎士は串刺しにされたオークキングを見て呟いた。

 

「・・・帰っても、良いのだろうか?」

 

ガチャン

 

女騎士は振り返る、そして微笑みを浮かべながら

 

「ありがとう」




此処まで読んできただき有難う御座います。

最初はくっころを書いてみようと思ってたんです
蓋を開けたらそこには無駄にファンタジーでした(白目

まぁいろんな種類のものを書いていきたいので良かったと思いましょう(´・ω・`)

それでは、また、いつか ノシノシ
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