転生者がチートで何が悪い?   作:ティラミス

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本日ものんびりしてます。宜しくお願いします


第10話 乗り込みます!

第10話

 

 

黒歌とのデートの日の翌日。普通の平日。学生、社会人が最も嫌うであろう『月曜日』。俺は少し早めに起き、隣で規則正しい寝息を立てている黒歌の朝食を作り、[起きたら食べてくれ。暇だったら猫の姿になって学園に来てもいいがバレないように]という書き置きを置いて家を出た。

 

少し早めに出る理由は先日のデートでリアスさんが変装して俺を監視(それ程でもない)していたのを聞くためだ。

 

流石にプライバシーに関わったら俺でもちょっとは気にするからな

 

 

・・・・・────

 

場所は変わって旧校舎にあるオカルト研究部部室前

 

この時間からリアスさん達いると思うんだけれど、大丈夫かな?

ひとまずノックをする

 

「リアスさーん?安童ですけど?」

 

するとドアの向こうから「入っていいわよ」と言われた。

そして俺はそのまま扉を開き、部室の中に入る

 

そこには学生服を身にまとったリアスさん、その隣に朱乃さんがいた。木場先輩や子猫ちゃんはいないのか

 

「おはよう。安堂君。昨日の件ね?あれは大したこと無いのよ。悪魔の仕事よ」

 

リアスさん曰く、召喚された先の依頼人があの店の店長で、悪魔に店員になって手伝っていたらしい

 

リアスさんはいつも座っている椅子に座ると真剣な表情になり俺の方を見てくる

 

「安堂君…例の堕天使の件で進展があったわ」

 

…っ!思ったよりも早かったな・・・・・

 

「実は昨夜、イッセーが仕事で召喚された先の依頼主がある神父によって殺害されていたの。その神父は白髪の男だったわ」

 

だとしたらフリードの可能性が十分に高いな…だとしたらあの野郎よく生きるな・・・・・

 

「そしてその時、金髪の女の子が一人いたらしいの。イッセーの友達だったらしいのだけれど、向こう側の人間だというのがわかったわ」

 

金髪…俺が教会から出た時に会った女の子かもしれない。たしかシスター服を着ていたと思うし、堕天使側にいても違和感がないとは思うのだが…だがやはり俺の中では納得がいかない

 

「イッセー先輩は朝ここに来るのですか?」

 

「ええ。平日は毎朝ここに一度集まることになってるわ」

 

「もしかしたら神父、金髪の子…俺も面識があるかもしれません。あくまで可能性なのですが」

 

リアスさんは何かを考え始め、程なくして視線のみ俺に向けてきた

 

「安堂君…もしかしたら貴方の力が必要になる可能性があるわ。その時は協力してくれるかしら?」

 

「まぁそのぐらいなら。悪魔や堕天使の存在を知ってしまってますからこうなる事は予想していました」

 

「…アナタ、本当に何者?尋常じゃないほど頭の回転が速いように感じるのだけれど」

 

「俺はただの転生者ですよ。前から言ってるでしょう?」

 

「そうだったわね…あら、来たみたいね?」

 

そう言いながらリアスさんが扉の方に目を向けるとドアが開き、木場先輩、子猫ちゃん、兵藤先輩が揃って入ってきた。これでオカルト研究部、基グレモリー眷属集結か

 

「みんな集まったわね。早速だけど昨日のイッセーの件について話があるの。安堂君。君の知ってることを話してくれないかしら?」

 

「いいっすよ。ではまずは────」

 

 

 

────・・・・・・・・・・

 

 

「以上が俺が知ってる内容です」

 

「ビックリだわ…まさか神父だけじゃなく、女の子の事も知っているなんて…しかも神父と戦闘も…」

 

 

結果的に言ってしまえば、昨夜、イッセー先輩の遭遇した神父は俺が知っているフリード・セルゼン。金髪の子は俺も会ったことがある女の子だった。名前は[アーシア・アルジェント]と言うらしい。

 

そしてイッセー先輩の情報ではアーシアさんは回復系の神器を所有しているとの事だ。

 

 

 

…だとしてもやっぱりおかしい。

 

「イッセー先輩。貴方に一つ問いたい」

 

「?俺?なに?」

 

「アーシアさんがなぜあの堕天使…貴方を殺害したレイナーレと一緒にいるのか。ということです。私はどうしても彼女が向こう側にいることが可笑しいと思うのです」

 

「確かに…アーシアが自分からあんな奴について行く様な子には俺は見えない」

 

「だからこそです。私はアーシアさんの身が危ないと思います」

 

俺がそう言うと全員が驚きの表情を浮かべる。そりゃそうだ。こんなことを言われれば誰だってこんな反応する。俺だってするさ

 

「安堂君…貴方の答えを聞かせてくれないかしら?」

 

答え…俺がこの後どうするかという事と、その根拠って事か?

 

「危ないと思う根拠は2つ。1つ目。イッセー先輩も仰ってましたが、彼女、アーシアさんは自分から悪事を働く様な人間には見えないという事。2つ目。これはかなり重要な事です」

 

するとリアス先輩がはっと何かを閃いたかのようにして椅子から立ち上がる

 

「もしかして堕天使が関係してるのかしら?」

 

「その通りです。レイナーレが言っていた魔女という言葉。そしてアーシアさんの神器。これが関係してると思ってます。そこはアーシアさん本人の過去でしょう。そこで俺は堕天使…レイナーレのところに行く。そしてアーシアさんを彼女から連れ戻す。俺の考えが正しければ…レイナーレはアーシアさんの神器が目的だと思う」

 

「なるほどね…欲に堕ちた堕天使ならその可能性もある…」

 

「だから俺はアーシアさんに身の危険が行かないうちに行く。アンタはどうする?アーシアさんのお友達の兵藤先輩?」

 

「っ…俺も行く!アーシアはシスターだろうが関係ない!!俺の友達だ!友達が危ないならそれに駆けつけるのが友達ってもんだ!!」

 

イッセー先輩のその言葉にみんなは微笑みが生まれた。

そうか…こういう人間なんだな。兵藤さんは。良い人だ…だからこそヴァーリ同様【龍】に魅入られてしまったのかもしれないな

 

「気張るのはいいけど…行くならまずは授業がすべて終わってからね?」

 

「は、はい・・・・・」

 

ま、当然だな。

 

 

さて、俺は俺でやることをやってしまうか。頑張れよ。【赤い龍】さんよ・・・・・

 

 

 

・・・・・────

 

その日の夕方。俺は例の教会に来ていた。

だが俺だけではなく、兵藤先輩、子猫ちゃん、木場先輩と一緒だ

 

「兵藤先輩。中に入ったら恐らくフリードがいますので気をつけて」

 

「神父は僕が相手するよ。安堂君とイッセー君、子猫ちゃんは彼女の所に」

 

「どうも。木場先輩。それじゃあ子猫さん。入ったら真正面の女神像の台を壊してくれ」

 

「わかりました・・・・」

 

「んじゃぁ…行きますか。女の子を救いに行くヒーロー…イッセー先輩!」

 

「おう!」

 

俺はドアを蹴破る!

理由?特にないけどその方がそれっぽいから!

 

「おぉ?!誰でござんしょ?!!おろろ!!イッセーきゅんにナイトくん!そしてそして!安堂きゅんじゃあーりませんかぁ!!」

 

「うわきも・・・・・」

 

やっぱりフリードがいた。気配察知でなんとなく察してはいたが出来れば会いたくはない人間だ

 

「安堂君。真顔になってるよ?」

 

 

いや、木場先輩…こういう人苦手何ですよ…なんて言えるわけないよなぁこんな状況だし

 

「フリード!アーシアをどこにやった!!」

 

「アーシアたんならそこの階段の奥にいるよん?でも通りたかったら僕ちんを倒して────っ!??」

 

フリードが喋ってる途中ですごい吹き飛んだ。何故なら俺が思い切り蹴り飛ばしたからだ。なんかデジャヴ感じるけど気にしてられるか!やっぱりあぁいう奴は嫌いだ!すげえウザったい!!

 

「じゃあ倒したのでいきましょうか」

 

「…安堂君…?」

 

「木場先輩…すんません。我慢できませんでした」

 

「…チート」

 

「子猫さん…それ言わないで」

 

少し気まずい感じになってしまったが俺達は地下へと続く階段を降りていく────

 

 

────・・・・・・・・・・・・・・・

 

side:三人称

 

 

「ふぅん…あんたがわざわざ手を掛けた少年がまさか……ねぇ?」

 

「そのまさかじゃったよ。わしが手をかけたのじゃが、その前からそうなっておったのだ。こりゃあの子は大物に…それも天使、堕天使、悪魔の中で存在が大きくなるじゃろう・・・・・」

 

「ま、アンタが与えたのが殆どないって事をアイツは知らないんだろう?」

 

「うむ。2つ与えたと言ってるからの。どちらもあの者の中にとっくにあったものじゃ。それを伝えてもあの子は受け入れるとは思わなかったからのぅ…じゃが、いずれ儂の元に来るであろう。それもそう遠くないうちに…な」

 

「そうかい…じゃあ今度は俺が直接会ってみるとするかな。なに、手をかけはしないさ。ただ会話をするだけだ」

 

そういった青年は幾重もの漆黒の翼を羽ばたかせたがらその場を離れた

 

「やれやれ…あやつのコレクター魂に火をつけてしまったかのぅ・・・・・」

 

 




これからものんびりと書いていきますのでよろしくお願いします!

それではまた次回!
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