さぁ3章スタートです!
黒歌「なんとも雑な導入だにゃ…」
ソフィア「まぁまぁ…」
第21話 聖剣と美少女達です!
「…木場先輩の様子が変だと?」
ライザーとの1件から数週間が経過して学園の教室で昼飯(アリシア作)を食っていた俺に話をしてきたのは偶然同じクラスになった(多分リアスさんの差し金)小猫さんからだった。
「はい。少し前にイッセー先輩の家でオカ研の定例会議をしていた時の事です」
小猫さんは購買で買ったであろう菓子パンを食べながら話を続けた
「その日にイッセー先輩のお母さんがイッセー先輩のアルバムを見せてくれたのですが、写真の中に聖剣があったみたいです」
「で、その聖剣を見たあとから木場先輩の様子がおかしいと…それに関してリアスさんは何か言ってなかったか?」
「ひとまずはそっとしておこうと言ってました。今の木場先輩に何を言っても逆効果になるかもしれないから…と」
「ま、そうだろうな。それでその話を俺にしてくるってことは俺にも気にかけていて欲しいってリアスさんが?」
「いえ…部長の指示ではありません。これは私が勝手に同じクラスにいる安童さんに相談したんです」
なんともまあ信頼されてるな俺は
まぁでも聖剣の話は少し気になるな。ライザーとの1件の後に俺の携帯にかかってきた電話先の奴からも聖剣という言葉はあった。
もしかしたら木場さんと聖剣が関わりがあるようにもしかしたら俺に電話してきたやつも関わってるかもしれないしな
「わかった。そういう事なら俺も気にかけてはおこう」
「ありがとうございます…良ければこれどうぞ」
そう言って小猫さんがポケットからクッキーを一つだして俺に渡してきた。お。俺の好きなチョコチップクッキーだ
「お、おう…ありがとう」
小猫さんはそのまま自分の席に戻って行った。なんだったんだろう。まぁ少なくとも小猫さんからは嫌われてはないって認識でいいんだろうな。そうでもなければ彼女が自分のお菓子を他人に分けるなんて事はしないだろうし
まぁ俺からも木場先輩の事を聞きに入っておこう。
放課後ならリアスさんに会えるだろうしその時にでも良いか
「…なんか変な気配がするな。リアスさんたちではなさそうだし…客か?」
放課後に俺はリアスさんの拠点である旧校舎に来ていた。まだ校舎内には入ってないがオカ研部室からリアスさん達とは違う気配が2つと、校舎から少し離れたところに1つ確認した。中の2つからは聖のオーラが少しではあるが感じる。もしかしたら聖剣関係者なのかもしれないな
俺は警戒しながらオカ研部室に向かった。
そしてそのまま部室の前まで何も無く到着した。中からは依然として聖のオーラが2つとリアスさんと眷属のみんなが勢揃いしてるみたいだ
「…アン……それ…か」
「わたしは…を……さがし…」
途切れ途切れではあるが中の会話を少しだけ聞いてみたけどアンって俺の事だろうな…というか俺を知ってるヤツってそんなにいないと思うが…とりあえず扉を開ける
「…アンは俺だ。一体誰━━━━━━━」
扉を開けるとリアスさんと対面するように2人の女性が座っていた。片方は青髪で前髪に緑のメッシュが入った女性。もう片方は栗毛のツインテールの女性。
━━━━って、ちょっと待てよ!
「…やはり師匠「人違いだろう!」あ!待ってくれ!」
俺は即座にドアを閉じて廊下の窓から外に出る!
窓を開けた瞬間部室のドアが勢いよく開かれた
「待ってくれ師匠!ゼノヴィアだ!」
「そんな脳筋ガール知らねぇよ!というか師匠じゃねえよ!」
俺は青髪の女性━━━ゼノヴィアと旧校舎前の平野を追いかけっこしていた。ていうかなんでアイツらがいるんだよ!
俺が逃げていると目の前を塞ぐように栗毛ツインテが回り込んできた
「見つけたわよ先生!」
「どけイリナ!というかなんでお前らが悪魔の…それもグレモリーの領域に入ってきてんだバカタレが!!」
「説明するからひとまず止まって!今はレイン先輩もいないから!」
「お前らに捕まったらまた俺を教会かレインのとこに連行するだろうが!そもそも俺はもう戻らねえってミカエルさんに言ったはずだ!」
…わいわい騒いだ結果ひとまずリアスさんが俺の身元を保証してくれるということで落ち着いた。
なんでこの町でコイツらと会わなきゃならんのだ…!
場所は戻ってオカ研部室。俺はリアスさんの横に座らされた。リアスさんの後ろには朱乃先輩がニコニコ笑顔をしていた。これじゃ逃げることも出来ないじゃねえか…
「で…安童君。2人とどんな関係?」
気になったであろうリアスさんが俺に聞いてきた
まぁそうだよな。2人は教会側の人間なんだし
「ライザーの件の後に天界と教会に用があったので寄ったんですけどその時にコイツらに絡まれまして…」
「天界に用って…いえ、ひとまずそれは置いておくわ」
訳ありだと思ったのかリアスさんは深くは追求してこなかった。
まぁサーゼクスさんの提案でデジルクをミカエルさんに渡しに行ったんだけどね。後でアザゼルにも渡すつもりだ。
理由はもう時期3大勢力のトップで会議をするからその時の和平になる要因の一つになるからとサーゼクスさんに言われたから。
まぁ多分アザゼルは元から和平にするつもりだろうけど
元からアザゼルからは戦争をする意欲を感じなかったしな
そして咳払いをしたゼノヴィアが話を始めた
「…話を戻そう。リアス・グレモリー。先程の話…私達の『聖剣奪還及び破壊』の行動に手を貸さない事を約束してくれるか?」
「当たり前じゃない。グレモリーの名にかけて手を貸さないことを誓うわ」
「それが聞けて満足だ…行こうイリ「ちょっと待てや」…師匠?」
「聖剣奪還及び破壊…?まさかお前ら…盗まれたのか?」
「あ、そっか。先生は今来たんだもんね。じゃあ説明するわ」
イリナが気を利かせて今回2人が来た理由を教えてくれた。
簡単にまとめるとこの世界に存在する7本の聖剣のうち6本を教会が3つの派閥に分かれて2本ずつ管理していたが3本が盗まれ、盗んだ犯人がこの町に潜伏しているという。
犯人は“
昔コカビエルと少しだけ手合わせをしたことがあるが堕天使の中ではかなり強い部類だったと思う。現代だと確か聖書に名前が書かれてる程じゃなかったか?まぁ昔は俺が圧勝したんだけど
で、盗まれた聖剣を奪還及び破壊をする為にこの2人が派遣されてきた。そして聖剣を敵視している悪魔側が関与しない事を頼みにリアスさんのところに来たみたいだ。
まぁ悪魔にとって聖剣は害があるからな。それを警戒して言いに来たのだろう……けども…うーん…なんというかまぁ
「随分と身勝手な振る舞いだなお前ら。それが人にものを頼む態度か?」
「…師匠、どういう意味だ?」
「自分らの不注意で七本の聖剣のうちの三本盗んだやつがここにいるからお前らは手を出すんじゃないぞって事だろ?とても頼んでる側の態度とは思えねえな。お前らは悪魔側を下にでも見てんのか?」
「悪魔は我々とは相容れることのない種族だ。そんな奴らに敬意を払う必要など無いだろう?」
「…その発言は俺を助けてくれた悪魔の人達に対する宣戦布告と受け取っていいんだよな?ゼノヴィア。お前がそういう態度で臨むのなら俺にも考えはある…が、いい加減殺気を抑えてくれません?木場先輩」
「…安童君。それは僕の事情を知っての事かい?」
部室に入ってからずっと木場先輩はゼノヴィアとイリナの持ってる聖剣から目を離してはいなかった。まぁ前もって小猫さんから事情は聞いてたしな
今の木場先輩は聖剣を破壊すること以外何も聞きやしないだろうしここはその心境を利用させてもらうとしよう。木場先輩の昔のことも知ってるしな
「聖剣計画…でしたっけ?ある研究施設で実験体にされた子供達…その中の1人ですね?」
俺の問いかけに木場さんは目を閉じて肯定した
「実験体にされ、廃棄処分になったけど僕は何とか生き延びた。そして部長に助けてもらったんだ。勿論部長には感謝しきれない。だけど僕は…同胞たちの無念を晴らさないといけないんだ」
「…その気持ちは良いんだがアテはあるのか?というか言っちゃ悪いがこの2人に責任は無いはずだ。アンタのその気持ちは別のやつに向けるべきだろう?」
「なぜそんなことが言えるんだい?」
「簡単だ。聖剣計画にこの2人は関わってないからだ。というかそもそもイリナに関しては本来は聖剣を持つことは出来なかったんだからな」
「え!?なんでそれを先生が知ってるの?!教えてないはずなんだけど…」
「あのなぁ…その程度の事は大体察しがつく。お前の体内に本来無いものが宿されてるんだからな…それに俺だって少しだけ教会にいたんだ。知識くらいはつける」
たしか今の教会に所属してる奴らは聖剣を持つことが許される時に儀式を行なうはずだ。で、その儀式の時に因子と呼ばれる聖のオーラを体内に宿す。それによって聖剣が扱えるようになる。
だがその因子を宿す為にはそれ相応の因子が必要になる。そこで『聖剣計画』と呼ばれる計画があった。これは大雑把に言えば子供達から因子を取り除き、因子を統合するという計画だ。
そして因子を取り除かれた子供たちは用済みとなり処分が言い渡されてしまう。その子供たちの中の1人が木場先輩だ
「そういうわけで木場先輩。アンタが本当に同胞たちの仇を取りたいと言うなら計画の首謀者になる訳ですよ」
「…首謀者?」
「バルパー・ガリレイ。ゼノヴィアとイリナは聞いたことがあるだろ?教会から追放されたヤツだ」
「あぁ。『皆殺しの大司教』と呼ばれた男だな」
「その通り。木場先輩。言っときますけどこの二人に危害を加えるようなら相応の覚悟をしてくださいね?」
俺の警告のように言った発言に木場先輩は渋々ながらも了承してくれた。ちゃんと理性があるようでよかったよ。
ま、断ってきたら実力行使するつもりではあったけど
「さてと…それはそれとしてゼノヴィアとイリナ。ちょっと外に出ろ。リアスさん、ちょっと外の広場を借ります」
「良いけれど…何をするの?」
「この二人がどのくらいの実力か見ておきたいので二対一で模擬戦をしようかと」
俺の提案にリアスさんはすこし考え込んでたが条件付きで了承してくれた。その条件とは
「…俺が負けたら眷属に入れ…ですか?」
「そうよ。それが了承出来ないならあの二人と手合わせをする話はなし。どうかしら?」
「いいですよ。その条件受けます。一応皆さんには聖のオーラに当たらないように結界を張っとくので」
もしかしたらこの手合わせでイッセー先輩や木場先輩、小猫さんに何か教えられるかもしれないしな
「先生と手合わせなんて初めてね!」
「ふっ…ではお言葉に甘えるとしようか」
「よし。これでリアスさん達は安全なハズです」
場所は旧校舎前にある開けた広場。俺とゼノヴィア、イリナを中心にしてドーム状の結界を張った。聖剣のオーラが悪魔であるリアスさん達に行かないようにするためだ
ゼノヴィアとイリナは纏っていたローブを脱ぎ、ぴっちりしたボンテージ服を着ていた。うーん…イッセー先輩の事言えたことじゃないけどこの二人は中々すごいスタイルだよな。
「師匠…本当に聖剣を使って良いのか?」
「俺は悪魔じゃないんだから気にすんな。それにお前らじゃ俺に傷を負わせることなんて難しいだろうな」
「でも先生…流石に木刀はどうかと思うわよ」
イリナの言う通り俺は観光地のお土産にある感じの木刀を持っている
真剣でやって二人を傷つけるのも嫌だからな。それにこの木刀はただの木刀じゃない。生半可な攻撃じゃ傷すらつかない特別な木から造ったものだ
「手合わせなんだからこんなもんでいいんだよ。じゃあ勝敗はそうだな…手元から剣が離れたら…なんてどうだ?」
二人は頷いてくれた
ゼノヴィアが持ってるのはたしか破壊力特化の“
「さてと…どこからでも来な」
「では遠慮なく…っ!」
まずはゼノヴィアが聖剣を構えながら俺に向かって走ってくる。イリナの方は回り込んで死角から俺を攻撃するみたいだな
ゼノヴィアは聖剣を突き刺す様に俺に向けてきたが俺は聖剣に木刀を当てて鍔迫り合いの形に持ってった
「いきなり特攻か?お前らしいな」
「私はこういう戦闘スタイルだからな」
「そうだったな…だからこそお前はまだまだということ…だっ!」
俺はわざと体重を後ろに少し逸らしてゼノヴィアの重心を前に移させ、腹部に膝蹴りをする
「生憎、俺は剣はそこまで得意じゃないんでな」
「ゼノヴィア!」
ゼノヴィアが俺と距離をとったと思うとそれと入れ替わるかのように背後からイリナの擬態の聖剣が意志を持ったロープのように俺の右腕に絡みつく
「いくら先生でも簡単には取れないでしょう!」
「ナイスだイリナ…これで!」
好機と見たのかゼノヴィアが再び俺に向かって聖剣を振り下ろしてきた…が
「お前らなぁ…レインから教わってないのか?俺の本領はここからだぞ?」
「え、ちょ…ちょっと?!聖剣の制御が…効かない…?!」
イリナが俺の右腕に聖剣(ロープ状態)を絡めた瞬間、俺はロープ状の聖剣を握ってオーラを聖剣に逆流出させて支配権を無理やり奪った
そしてそのままロープを自分側に引き寄せ、イリナの手から聖剣が離れる
「はいイリナ脱落。あとはゼノヴィアだ」
イリナから奪った聖剣を木刀の形に変化させて二刀流と形にした。
戦略自体は無難なものだったがこの2人のコンビネーションは中々だった。今回は敵が俺というのがイリナの敗因だな
「流石は師匠…!だが私はイリナほど甘くはない!」
「お前のそういう所だよゼノヴィア」
ゼノヴィアは一直線に俺に向かって聖剣を振り上げる。
当然胴体ががら空きだから俺はゼノヴィアの腹に思い切り蹴りをいれる。ゼノヴィアはがら空きの腹部に一撃を貰ってそのまま後ろに少し飛んで倒れる
「が…はっ…」
「どうした?そんなんで俺の事をどうするって?」
「ぐ…がはっ…まだ…だ!」
ゼノヴィアは少しよろめきながら再び立ち上がる
まぁたしかに剣は手から離れてないから勝敗はついてない。付いてはいないけれども彼女の身体はあの一撃でもうフラフラだ
「止めとけゼノヴィア。レインもここら辺でいいだろう?」
俺が旧校舎側に向かってそう言うと旧校舎入り口前の空間が歪み、一人の女性が出てきた。身長はリアスさんくらいでゼノヴィアよりも暗い藍色のロングヘアーだ
「さっすが旦那様!私の事がきちんと見えて「だから旦那じゃねぇ!」…んもぅ…恥ずかしがっちゃって♡」
これだからレインの相手は疲れるんだ。実力や容姿はとても良いのに何故か俺にぞっこんなんだよな
俺は結界を解除し、イリナに聖剣を返す。今の所持者はイリナだからな
「なぁレイン。悪魔のリアスさんたちはこの件に関わらないって事だろ?」
「うん!だって聖剣は悪魔からして見たら存在が許せないものでしょう?余計な争いをしないで回収出来るならその方が良いし」
「はぁ…ちゃんとそう言えばリアスさん達は納得するだろうに…ゼノヴィアの言い方はあんまり良くはなかったな」
俺はそう言ってレインを連れてリアスさんたちのところに向かう
そしてレインはリアスさんに謝罪をして自己紹介をした
「リアス・グレモリーさんですね?私はレイン・アルバールと言います。ゼノヴィアとイリナの上司で旦那様の妻で「だから違うって言ってんだろ」もう…先程は2人が皆さんのことを悪く言ってしまって申し訳ありませんでした」
レインはグレモリー眷属の人達に深々と頭を下げた
「ええと…レインさん…だったかしら?そこまでする必要は「当然のことですから」…え?」
「この謝罪は教会や悪魔などという立場的なものではなく、1人の人間としての謝罪なのです」
「…そういう事なら気にしてないから頭を上げて。ところでレインさんは安童とどういった知り合いで…?」
「婚約者です♡」
俺は頭を抱えてしまった。ついさっきまでのきちんとしたレインはどこにいったんだよ…俺への執着心さえなければモテてただろうに
「以前教会に言ったことがあると言ったでしょう?その時に知り合って手合わせをした程度ですよ」
俺がため息混じりにそういうとレインはあからさまに「ガーン!」と文字で出てる様な驚きの顔をしてきた
いや事実だからな?それまでお前の事なんて知らなかったんだから
「でもでも旦那様!もう私は協会の者じゃないんだから良いでしょう!?」
「言い訳あるか…って待てぇ!お前教会抜けたんか?!」
「ちょっと色々あって…追放に…ん?あ、アーシアちゃん!!!」
突然アーシアさんの姿を見たレインはアーシアさんの身体を抱きしめた。突然の事でアーシアさんは驚いているが離れようとはしてなかった
「ふぇ?!レ、レインさん…?」
「ごめんね…アーシアちゃん…私がアーシアちゃんの傍にいれば…怖い思いもしたでしょう?でももう私がいるから…」
レインは声を震わせながらアーシアに謝罪していた。
最初は驚いていたアーシアさんだったがレインを落ち着かせる様に宥めた
「レインさん…確かに怖い思いもしました。魔女と言われて追放されて…孤独になりました…けど今は違うんです。今はイッセーさんや部長さん、朱乃さんや木場さん、小猫ちゃんが一緒にいてくれてるから…もう独りじゃないんです!」
「…そっか。リアスさん。元保護者としてアーシアちゃんを…よろしくお願いします」
「えぇ。もちろんよ。私にとってアーシアは妹だと思ってるわ」
レインはその言葉を聞いて微笑んだ。
アーシアさんが追放されてからずっと心配していたからその心配が解消されたのだろう
アーシアさんに対する心配が無くなったレインはゼノヴィアとイリナの元に歩いていった。そして二人の前に立つ
「2人とも…急な事でごめんなさいね」
「レイン先輩!そんな事言わないでくださいよ!というか、なんで教会から追放されなくちゃいけないんですか?!」
「そうだ!レイン先輩ともあろう人が追放なんてありえない!」
レインは二人からはちゃんと慕われてたんだな。
レインは2人の頭に手を置いて優しく撫でた
「理由は言えないけど…所属が違くても私はあなた達の先輩であることには変わらないわよ。だからこれからも仲良くしてくれたら嬉しいわ」
ゼノヴィアとイリナはレインの言葉に静かに頷いてこの場を後にして行った。元々あの二人は教会の関係者。そしてここはリアスさん達の管轄領域だからな
「さてと…旦那様?ちょっとお願いが」
「…旦那じゃないって言ってるだろ。なんだ?」
「私、無一文だから旦那様のお家で働かせてはくれないかしら…?」
あぁ…一応追放されてるんだっけか。そりゃ無一文だよな…しかしレインを我が家(リアスさんから貰った)にかぁ…
「わ、私からもお願いします安童さん!レインさん!」
俺が悩んでるとアーシアさんがレインの横まで来て俺に頭を下げてきた
「…アーシアさんに頼まれちゃ断るわけにいかないか。いいぜレイン。これからよろしく」
「はい!アーシアちゃんもありがとう!これからは私もアーシアちゃんの力になるわ!」
「はい!またよろしくお願いしますね!レインさん!」
そんなこんなでレインも俺の下につくことになった。これで俺の戦力はソフィア、黒歌、アリシアにエレシア、リンシアとシンシア、そしてネルリアともう一人もいれて10人か…随分と増えたなぁ
「旦那様とひとつ屋根の下…うへへ…」
「そういう事言うと外に放り出すぞ?」
「じょ、冗談です。ふつつか者ですがよろしくお願いします…」
まぁでもレインは戦力としてはかなり助かるな。俺のチームはどうも近接戦闘に偏りがあったからな。レインは魔法を主軸として仲間のサポートも出来るヤツだ。
こう言ってはなんだがレインはかなり心強いな
ゼノヴィアとイリナのこともあるし、レインと行動するのも悪くはないかもな