とある魔術の奇妙な冒険   作:喰いしん坊

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どうも喰いしん坊です

更新が遅れて申し訳ありません色々ありまして
ではどうぞお読みください

誤字 脱字 独自解釈 ネタバレ注意 キャラ崩壊注意


とある魔術の奇妙な冒険六話

[chapter:全てを視ていた]

 

とある路地裏にて

 

男は歩いていた、まるで何かを…いや誰かを探す様に歩いていた。

だがそれにしては用心深すぎる、男は分かれ道に辿り着くと慎重に辺りを見渡してからどちらの道に行こうか迷っていた

 

「学園都市と言うのは何処も同じ様な建物が多いせいか迷ってしまったぞ……」

 

男は少しため息をつけばスーツの胸ポケットから写真を1枚取り出す

 

「この少女を探せば良いんだな?……中々見つからないな幸先が悪いと言うべきだろうか、いや東方仗助……奴に見つかってないのは幸先が良いと思うべきか」

 

男はそう呟けば再び歩き出す、この男『吉良吉影』は歩く目的の少女を探し出す為に

 

とある路地裏にて

 

同じく路地裏を男が歩いていた誰かを探すように、だが吉良吉影と違うのは学生だと言うことだけだった。

彼もまた同じ写真を持ちそして少女を探していた

 

「この少女が全ての発端……と思うのはまだ早いか、だけど絵恋(エレン)の情報が正しければ核心に迫れるらしいけど」

 

そう言えば彼は"首を鳴らそうとするが鳴らす事は出来ない"だがそれはそこまで重要ではないちょっとした癖の様なものだ。

すると彼の携帯が鳴る、それに気づくと彼は携帯を開き電話に出る

 

『あっ、やっと出てくれはったわぁ!さっきから連絡してるのに一向に出てくれへんから心配したんどすえ?』

 

京都弁の様な喋り方の少女の声が聞こえる、彼はその声を聞くと少し安心した様に

 

「悪いね絵恋(エレン)、ちょっと人探しに戸惑ったんだ……流石に此処は広いな」

 

『なら良かったですけどぉ……で?進展の程はどんな感じですぇ?』

 

「流石に女の子一人見つけるのは簡単じゃないみたいだ……ところでそっちはどうだい?」

 

彼はむしろそっちの方を重要視してるかの様に質問する

 

『あー、流石にうちでも無理やさかい』

 

電話の向こうの彼女は残念そうに

 

『お役に立てなくてすんまへんなぁ、うちに出来るのは精々、"吉良吉影とDIOの居場所と行動範囲と行動パターンとどんな異能を使った形跡があるか"位しか解らへんわぁ』

 

今、少女の口からとんでもない情報が出てきた、

 

『本当なら目的や他の事まで調べられたらええんやけど』

 

「いや、それだけで充分だよ?」

 

『なら良かったどすえ、ほなっまた後程』

 

絵恋(エレン)

 

彼女は「非正規科学捜査のスペシャリスト」であり、『辿り屋』を自称している。

とある勢力に在籍しており、SNSやネット上の画像から何まで全てを利用し必ず相手に辿り着く事が出来る、SNSはもちろん街の監視カメラにハッキングまでし標的の情報を割り出す

 

「さて、まずは……絵恋(エレン)の情報を元にすれば」

 

『まずは吉良吉影から、この男は異常者のカテゴリーどすえ十分気を付けなはれや、監視カメラの映像から解析すれば女生徒の体の一部、特に腕を見てることが多い、更には能力はやはり見えへんわぁ、でも爆発させてる、いや爆弾の様なものを発生させてます』

 

なるほど、そう呟くとあらかた理解する。

本来なら監視カメラなんてものは警戒するものだが彼、吉良吉影は監視カメラの存在を脅威と思っていない、それは慢心からではなく監視カメラがどれだけ危険なものかを知らないのだ、次のDIOも同じだろう

 

『次はこのDIOって男ですぇ、能力は多分……信じられへんけど時間を止める能力どすえ、高速移動関連の能力にしてはこの男がばっちり映ってる映像をスローにしても急に現れてる、つまりは時間を移動してると考えるのが自然……気を付けなはれや』

 

送られてきた資料データーを読み終えると彼は少し考え、そして動き出す

 

「じゃあまずはこの男からだな」

 

彼は標的を決め動き出す、彼の名は上里翔流(かみさとかける)……何処にでもいる平凡な高校生だ。

 

[chapter:不幸と殺人鬼]

 

第六学区のショッピングモールにて

 

普段ならば人の多いこの第六学区だが今回は人が少なかったいやほぼ居ないに等しい、もう少しすればこの二人を除いて人が居なくなるだろう。

その中心に上条当麻は立っていた、そして目の前にはスーツの男吉良吉影が居た

 

「おい……あんた」

 

上条当麻は吉良吉影に警戒しながら話しかける

 

「おい、小僧……私はあんたなんて名前ではなく吉良吉影と言う名前があるんだ、そう呼んで欲しいものだ」

 

吉良吉影は少しため息をつきながら右手に持った"女の腕"を見つめる

 

「なんでその人を殺したんだ!!!」

 

「簡単な話だ……この私が殺したいから殺した、ただそれだけだが?」

 

遡ること数十分前

 

上条家に一本の電話が入る

 

「もしもし上条ですけど……」

 

公衆電話からかかって来たので、誰だろう?と上条当麻は電話に出る

 

『上条当麻の家で間違い無いんだな?』

 

少し渋い声が聞こえる歳上だろうか?

 

「そ、そうですが……どちら様ですか?」

 

恐る恐る聞くと

 

『名前を名乗り忘れていたな、俺の名前は空条承太郎だ、ちょっと君に用があってな落ち着ける場所で話をしないか?』

 

「あの、セールスはお断りなんですが……」

 

セールスか何かの電話だと思い切ろうとしたその時

 

『やれやれ……こう言えば信じるのか?魔術サイドと科学サイドの戦争、いや……それ以上の事になる』

 

その言葉が聞こえた途端上条当麻は受話器を耳に当て直す

 

「おい!あんた何者だ!!多分それが出てきたって事は普通の奴じゃないんだろうけどな!」

 

『俺も詳しいことは話せる自信はない、落ち着ける場所で話さないか?お前の知り合いも居る』

 

知り合い?誰だろうと思い電話を切り外に出ようとする

 

「とうまとうまー、こんな遅くに何処に行くの?」

 

居候の腹ペコシスターが声をかけてくる

 

「えっとなぁ……ちょっとコンビニにな?」

 

彼女にばれると厄介なので上条当麻は誤魔化して出ようとする

 

「ふーん?とうまがそう言うなら……」

 

少し不機嫌そうにしていると部屋の中にある段ボールハウス?から小さな人影が声をかける

 

「おい……行くなら行くでお土産でも買ってこいなんならお高い高級アイスでも構わんぞ?」

 

段ボールハウスの主、神様でありこの世界を造り出した元魔神であり今はリカちゃん人形サイズになってしまったオティヌスが声をかける

 

「だーめ!?うちにそんな余裕はないんですぅ!!!」

 

経済的余裕からしたらそんなものを買える余裕はなく

 

「買えないと言うのならば神様の本気を見せね…ばぅ!?」

 

神様の本気はスフィンクス(三毛猫:お腹すいた)に阻まれ背中をくわえられて何処かに運ばれていった

 

「お、おい!?離せ!?この猛獣がッッ!?離せええええええええッッ!!!」

 

それを見届けると彼は家を出て目的の場所へ向かう

 

「確か第六学区を抜けた先だったな…?」

 

ショッピングモール等があり賑やかだったが今日はいつもより人が少ない……いや?少なすぎる

 

「今日はなんか……いやおかしいぞ、まだこんな時間なのに店が閉まってる…?」

 

殆どの店がシャッターを閉めて居た。

まるで避難したかの様に、すると奥の方から銃声が聞こえる。

 

「もしかして……いやまさかな」

 

何か胸騒ぎがし彼は走り現場へ向かうとそこにはスーツの男と警備員(アンチスキル)が戦闘を繰り広げていた、だがおかしい警備員(アンチスキル)にしては装備が何段階か上だそれにたった二人だけなのはおかしい本来ならば5人編成で鎮圧する筈だが

 

「こ、このッッ!!化け物がッッ!!」

 

女はそう叫びながら銃を乱射する、だがその弾丸は何か見えないものに捕まるかの様に宙を浮いていた、いや違う見えない何かが弾丸を受け止めていた

 

「君は初対面の人間を化け物呼ばわりするのか…?」

 

ため息をつきながら冷静に戦場を分析していた

 

「お、お前はッッ!?先輩達を皆消したんだ!!いや殺したんだッッ!!その見えない何かでッッ!!」

 

その言葉で上条当麻は理解した、何が起きたのかを

 

「確かに消したがね?、だが悪いのは君達の方だ、私はそこの子供を保護しようとしていただけなのに」

 

男が指を指すとそこには少女が居た、そうだあの子は確かミチルだ、だがまるで何かに怯えるかの様だ、何故彼女がこの男に狙われてるのかは解らない、だがこのままだと最悪の事態になるのは間違いない

 

「全くこの私、吉良吉影の手を煩わせないで欲しいのだがね?」

 

男は警備員(アンチスキル)に気にも留めず近づく、その時だったもう一人が後ろから取り抑えようと襲い掛かる、だが

 

「キラークィーン……」

 

その一人が殴り飛ばされる、そう見えない何かによって

 

「やれやれ……折角のスーツがシワになったらどうしてくれる?」

 

殴り飛ばされた方は何が起きたのかを理解できていない

だが上条当麻は直感で理解したあのままだと死ぬと

 

「さて、邪魔だから消させてもらおうか?」

 

そう言えば何かはその殴り飛ばした警備員(アンチスキル)の服に触れるが見えないので具体的には何をしたのかは解らない、そして吉良吉影はこう呟く

 

「君の服の一部を爆弾に変えさせて貰った」

 

こいつはいったい何を言ってるのか理解出来なかった、だが吉良吉影はスイッチを押すかの様に何かを起動する

 

「な、何を…ッおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

 

何が起きたのかを理解できない、いや理解しようにも知識がない、ただ目の前で爆発し綺麗に消えたのだ

だがこれだけは解る魔術でも科学でもない未知の異能なのは理解出来る

 

「あ、あああああ!!!」

 

もう最後の一人になってしまった、彼女の装備している物騒なものはどれも役には立たない、それを理解してしまい怯える事しか出来ない

 

「さて、君も消えてもらうがその前に君の腕は美しい……ではこれだけ貰おうか」

 

キラークィーン、そう呟けば彼女は爆発し綺麗に腕だけが残る

 

そして時は戻る

 

「邪魔者は消すに限る……静かな生活の為なら、やれキラークィーン……」

 

キラークィーンは100円玉を握り締めるそしてそれを上条当麻の足元に投げる

 

「100円玉……ッ!?」

 

そして殺人鬼はこう宣言する

 

「その100円玉を……爆弾に変えた」

 

それを聞いた瞬間上条当麻は咄嗟に"右手"で100玉に触れる

 

「馬鹿め……そんなことしても死ぬのは変わらない、第一の爆弾ッッ!」

 

この瞬間本来ならば死んでいた筈だった、だが爆発音はしなかった、代わりに何か硝子の割れる音が聞こえ

 

「な、なッッ!?何故貴様ッッ!?生きてるんだ小僧ッッ!!キラークィーンは100円玉を爆弾に変えた筈だぞ!?」

 

吉良吉影には誤算が二つあった

 

1つは彼の目の前で能力を見せてしまったこと

 

そしてこれが大きな誤算だ、上条当麻、彼の右手は幻想殺し(イマジンブレイカー)と呼ばれる異能ならどんな力も神様の加護さえも打ち消してしまう右手があると言うことを

 

「確かに……お前の能力は魔術でも科学でもない能力かも知れない、でもな爆発する前にこの右手で触れちまえばただの100円玉だろ?」

 

新たな戦いが始まってしまった




更新遅れてすみません、いやもう二回目ですがすみません
色々構成をやり直したりしてたら時間がかかりました

後何話位まで書けるかなこの作品、と日々思ってます
そこまで多くはないんじゃない?と予想をしてますがどうなるかは……。

オティヌスなにそれ?って人は原作を買うとハマりますよ?
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