史上最強の師匠と次元世界最強の弟子   作:網鋼

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第5撃です。今回は色々と自分の捏造も含まれますのでご注意ください。



第5撃 小説家(武闘家)と文学少女(剣術少女)

美由希「は、初めまして!わた、私は高町 美由希って言います!」

 

ケンイチの(表の)正体を知った美由希は、緊張により口が上手く回らない位ガチガチになっていた。

 

それは何故かと言うと、美由希は恭也や士郎と同じ『御神流小太刀二刀術』の使い手と言う物騒な肩書きの持ち主ではあるが、それを(のぞ)けば普通の文学少女と言っても良い女の子である。

 

そんな、『文学少女(物理)』とも言える美由希の数ある愛読書の中の一冊に、『戦え!梁山泊(りょうざんぱく) 著:白浜兼一』と言う本がある。

 

その袖(折り返し)の所にある、写真()著者(ちょしゃ)プロフィールにケンイチが載っていた事を顔を見て思い出し、ファンだったのも合わさり、普段ならありえない位、緊張する羽目(はめ)になったのだった。

 

そして、そんな美由希に対してケンイチは、微笑(ほほえ)みながら返事を返した。

 

ケンイチ「そっか、美由希ちゃんて言うのか。

初めまして、僕は白浜兼一って言うんだ。

さっきは、美由希ちゃんのお(かげ)で助かったよ。

後、そんなに緊張しなくても良いからね?ほらっ。」

 

(さら)にケンイチは、自然な動作で美由希の肩に手を()えて、優しく揉み始めた。

 

完全にセクハラ(肩揉み)である。

 

しかし、そのセクハラ(まが)いの行動による効果は絶大であった。

 

美由希「うひゃ?!な、何?え?何これ、だんだん、きもちぃ、ふへぇ~。」

 

何故、美由希が肩揉み(セクハラ)でこんな状態(たれ美由希)になったのかと言うと、実はケンイチが行った肩揉み(セクハラ)は、ケンイチの持つ知識と武術的技術を合わせた、無駄に廃スペック(ハイスペック)肩揉み(セクハラ)なのである。

 

ちなみに、そのやり方は『岬越寺(こうえつじ)式 整体術』と『()経穴(けいけつ)指圧法』により肩や首周りの筋肉を解して乳酸を押し流し血行の促進を瞬時に行い、『静の気』を用いた『気の掌握』により相手の気を支配して、気の流れを最適に(ととの)える事で、身体の不調や倦怠感などを抑え、なおかつケンイチが昔、長老に教わった『流水制空(けん)』の極意の一つで、『相手の気持ちになって相手の動きを予測する』と言う物があり、その応用で、相手が何処(どこ)をどの位の強さで揉んで欲しいか一瞬にして見抜くと言う、エステティシャンが卒倒しそうな内容である。

 

そんな、たれパ…美由希に肩を揉み終わったケンイチは先ほどから少し気になっていた事を聞いてみた。

 

ケンイチ「そう言えば、どうして美由希ちゃんは僕のこと知ってたの?あ、先生呼びは止めてね?」

 

そのケンイチの言葉に美由希はとろけてた頭を起動させながら答えた。

 

美由希「ふぇ?……!あっ!ご、ごめんなさい。実は私、白浜さ〈あ、ケンイチでも良いよ。〉それじゃあ、ケンイチさんで。

実は私、ケンイチさんの書く小説のファンで、その小説の折り返しに、ケンイチさんの写真が載ってたから知ってたんです。

ケンイチさんが初めて出した作品で『戦え!梁山泊』は最初の頃から読んでいて、しかも文藝賞(ぶんげいしょう)受賞(じゅしょう)した時は、凄く嬉しかったんですよ?

今じゃ私の愛読書一つでそれ以来、新刊《は()かさず買って読んでるんです!

それに、この間出たスピンオフ作品の『この信念を(こぶし)に宿して』も素敵な作品でした!」

 

そんな、少し興奮気味(ぎみ)な美由希に、ケンイチは一人の小説家として嬉しく思い、どのように良かったのか少し聞いて見たくなった。

 

ケンイチ「ありがとう、今後の参考にもし良かったら、何処(どこ)が良かったか少し教えてくれるかな?」

 

これはケンイチが、『精神的大ダメージ』を()らう事になる少し前の話である。

 




お読みくださった方々、ありがとうございます。今回はケンイチの小説家活動の説明になってしまったので、次回はもう少し進展するようにします。

恭也が空気に(笑)

追記
一部ルビを変更しました。
ヒント:肩揉み

追記その2
ルビが読みづらいと言う感想が複数あったので、古いまたは特殊な言い方や言い回しのみルビを振りました。肩揉みの所は外したく無いです。(笑)
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