仮面ライダーマーズ   作:銀河 流星

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第16話「やってきた天空祭」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そう言えば達也君、今日は修行を休んで学校に顔を出したらどうだ!?」

 

「学校に!?何で???」

 

「何でって今日から天空第一高校の天空祭だろ?」

 

 

俺は、最近強くなりたいと言う事だけを考えていてそんな事をスッカリ忘れていた。

 

 

「やべぇー!!こりゃ、火燐に殺されるな……。」

 

「お前がゴルゴ人って事は、妹もゴルゴ人なのか!?」

 

 

最近、叔父さんの所に居候してるポセイドーン……いや、今回からは天空児海人(てんくうじかいと)と呼ぼう。でも、海人が何で天空児の苗字を使ってるのかは微妙であるが……。

 

 

「海人君。それは、少し違うんだ。もしそうなら、彼女にも気みたいなのを感じるし奴らも狙うだろう……。」

 

「じゃあ、火燐は地球人!?」

 

「それを知ってるのは龍玄兄さんや千鶴さんだけなんだ。」

 

 

そう言われると俺は、少し不安になりながら朝食を済ませて借りている部屋に行き服を着替えた。

バックには、制服を詰めていた。

 

 

「さて、準備は出来たし……そろそろ行くか!」

 

 

俺は、そう呟くとサングラスをかけてガレージにあるバイクに乗りエンジンをかけた。

 

 

「火野、気をつけろ。嫌な気配がする。」

 

 

出る前にそう言ってきたのは、海人だった。俺は、精神を集中させると周囲の気を感じた。すると、邪悪な気が天空第一高校に向かってるのを確認した。

それも、数体……。

 

 

「なるほどな……今回は、妙に多いな。」

 

「それに、敵はお前が生きてることを知らないはず。

俺も後からそっちに行く。それまであまり地球人とは関わるな。」

 

「はいはい、分かったよ。じゃあ行ってくる!!」

 

 

俺は、そう言って叔父さんの家を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は、変わり天空第一高校。

そこでは、生徒だけの2日間として楽しいプログラムが作られていた。

 

 

「ただいまより、天空第一高校天空祭の体育祭を始めます!」

 

 

俺が駐輪場にバイクを置いた時には、体育祭が始まっていた。俺は、グランドの隅っこで体育祭を眺めていると昇降口に謎の男の集団が居るのを確認した。見た事の無い人達だった。新任の先生か!?

 

しかし、男達は俺を見ると何故か離れようとする感じで逃げるのだ。完全に怪しいと思った俺は、ゆっくりその後を追った。

 

 

 

 

 

「こんな裏に何があるって言うんだよ!?」

 

 

俺は、そう呟きながら学校裏に着くとそこには、見た事の無い倉庫があった。

 

 

「火野、どうした!?」

 

「海人、これ見たことないんだ。お前知ってるか???」

 

 

後から来た海人に聞くも海人も知らないらしい。

俺は、恐る恐る取っ手を持って開けるとそこには……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お兄ちゃん!助けて!!」

 

「か、火燐!!」

 

 

奥から火燐の叫び声が聞こえてきた。

俺と海人は、急いで奥へ向かうと十字架に張りつけられた明里、火燐、奈々、柊優、美南、剣心だった。

 

 

「お前ら、どうしたんだ!?」

 

「達也……すまない、実は三日前からこいつらに学校を乗っ取られた。」

 

「何!?」

 

「達也……助けて……。」

 

 

俺の目の前には涙目になっている明里がいた。明里や火燐、奈々、美南のスカート先や太ももや腕の所にはムチで打たれた傷があった。

逆に剣心や柊優には、顔面を殴られた後などがあった。

すると、急に倉庫が動き展開されると俺達はグランドの中央に立っていた。

 

 

「ふん、火野達也。我ら同族の敵討ちだ。ここでくだばれ!!」

 

 

そう言って校舎からやって来たのは、ワニの姿をした獣神・セベク、ライオンの姿をした獣神・セクメト、仮面ライダーウィザードに出てきた仮面ライダーメイジの姿をした獣神・イシス、そして、嵐をモチーフにした獣神・セトが立っていた。

 

 

「お前ら……明里達や学校のみんなは、関係ないだろ?離せよ!!」

 

「それは、無理な話だ……。」

 

 

セベクがそう答える。グランドに居た生徒達も先ほどの笑顔とは一転、恐怖の顔へとなっていた。

 

 

「てめぇ……絶対に許さねぇ!!行くぞ!海人!!」

 

「OK!」

 

 

海人がそう言うと、

左手を添えてベルトを出現させると、海人は、バックルを取り出してへそから下の部分に取り付けるとレールが伸びて、腰を一周すると「カチャ」と言って装着した。

 

海人は、懐から球体を取り出すと持っている左手を前に突き出して円を描く様に回してから一旦伸ばした腕を自分の方に戻してから真上に掲げるとそのままバックルの部分に球体をセットした。

 

対して俺は、左手を腰の位置へ右手を真上に掲げてからゆっくり自分の前へ下ろすと右手を左胸の前まで持ってくると左腰にあるメタルフォルダーから朱雀メダルを取り出すと右手につけている四神ブレスにセットする。

 

《Are you lady?》

 

という音声が流れると両腕を大きく回して右手を斜め右下に左手を右肩に構えると

同時に海人は、セットした左手を右胸に持ってきて握り拳を作る……。

 

 

「「変身!!」」

 

 

そうお互いと叫ぶと、

俺は、右手を右斜め上に左手を左腰に移動させる途中に左手で四神ブレスを擦ると右手を右斜め上に持ってくると気を貯めるように握り拳を作って右胸に持ってくると同時に左手も握り拳を作る。

対して海人は、左手を左斜め下に広げてポーズを取る。

 

《チェンジ!マールス!…スザク!!》

《チェンジ!ポセイドーン!》

 

ベルトがいつも通りに光輝くと四神ブレスから赤い炎の鳥、朱雀が出てきて俺の体を包み込むと俺は、

仮面ライダーマーズ・スザクフォームに

 

海人は、ベルトの球体から溢れ出てきた水を身に纏うと仮面ライダーポセイドンにそれぞれ変身した。

 

 

「なるほど、データよりも少し雰囲気が違うな。」

 

「テメェらは、死んでも許さねぇぞ!」

 

 

そう言うと俺の身体に異変が起こった。全身に黒い稲妻が走り始めたのだ。そんな事に気付かず、俺は、セベクとセクメトに向かって走り出した。二体の獣神は、それぞれ戦闘態勢に入ると俺が近づくのを待っていた。俺は、セベクにパンチを放つと手で止められた。すると、後ろに回っていたセクメトに背中を鋭い爪で引っかかれるとセベクに腹部を蹴られた。

 

 

「なら!!」

 

 

俺は、そう言うとセベク達から距離を取ると四神ブレスから朱雀メダルを取り出すとメダルフォルダーにしまってから白虎メダルを取り出すと四神ブレスにセットしてから左手で四神ブレスを擦る。

 

《チェンジ!マールス!…ビャッコ!!》

 

俺は、白い姿ビャッコフォームへ姿を変えた。

 

「王者の牙で悪を斬る!!」

 

 

四神フォームの時に何故名乗るかは、分からないが名前を名乗らないでカッコイイ台詞を変わりに言うことにした。多分、そっちの方が決まると思ったから……(笑)

 

 

「データ通り姿を変えたか……。」

 

 

そう言うセベク達を見た俺は、タイガーセイバーを振り攻撃を仕掛けると何発か当たりセベク達の身体から火花が散ると俺は、回し蹴りをしてセベクを倒すとセクメトをもう一度タイガーセイバーで切り裂くと、俺は視線をポセイドンに変えた。目に入って来たのは、少し苦戦気味のポセイドンだった。

何とかしようと近づくと後ろからセクメトが接近してきた。それを感じた俺は、タイガーセイバーを後ろに突き出してセクメトに刺すと抜き左手をベルトのバックルにかざす。

 

《ビャッコ!!スラッシュエンド!!》

 

と言う音声と共にタイガーセイバーが白く輝くと後ろを振り向きセクメトに近づくとタイガーセイバーで斬り込んでいく……

 

 

「喰らえ!セイバーアタック!!!」

 

 

そう叫ぶと次から次へとタイガーセイバーでセクメトの身体を斬り込んでいき、最後にジャンプして左手にあるタイガーセイバーでセクメトを真っ二つに斬った。

 

 

「おのれ!良くもセクメトを!!」

 

「お前らは、謝ったって許さねぇーぞ!!」

 

 

俺は、セベクを睨みつけながらそう言うと四神ブレスから白虎メダルを取り出してメダルフォルダーにしまうと再び朱雀メダルを四神ブレスにセットして左手で擦る。

 

《チェンジ!マールス!…スザク!!》

 

「炎の翼で悪を討つ!!」

 

 

俺は、そう言うとマールスブレスレットを変形させて爆炎カリバーを取り出すと構える。それを見たセベクはやけになり近づくのを確認した俺は、爆炎カリバーをベルトにかざしてから四神ブレスを左手で擦る。

 

《スザク!!スラッシュエンド!!》

 

「喰らえ!」

 

 

俺は、そう言うと今まで以上に強い火力で燃え上がる爆炎カリバーを振りかぶると

 

 

「超!爆炎斬ッ!!」

 

 

と叫びながら振り下ろして超・爆炎斬を放つと巨大な三日月の斬撃がセベク目掛けて進み出した。

 

 

「クッ……覚えてろ!!仮面ライダーマーズ!!」

 

 

そう言い残してセベクも消失した。

俺は、ポセイドンの方を見ると完全に押されていた。イシスの魔法に身動きの出来ないポセイドンにセトが雷で攻撃していた。

俺は、それを見ると爆炎カリバーをベルトのバックルにかざした。

 

《マールス!スラッシュドライブ!!》

 

「爆炎斬!!」

 

 

と叫びながら振り下ろすと爆炎斬がセトの右腕を破壊した。

 

 

「何!?セベクや、セクメトがやられた!?」

 

「大丈夫か!?」

 

「あぁ、俺はあの魔法使いを倒す!お前は……」

 

「分かったよ!」

 

 

俺は、そう言うと爆炎カリバーを構えながらセトの方を見ると爆炎カリバーを前において、四神ブレスから朱雀メダルを取り出してメダルフォルダーにしまい込むと黄色いメダル黄龍メダルを取り出すと四神ブレスにセットすると、左手で四神ブレスを擦る。

 

《チェンジ!マールス!オウリュウ!!》

 

その音声とともに四神ブレスから出現した黄色い龍が全身に身に纏うと俺の身体は、黄色い姿仮面ライダーマーズ・オウリュウフォームに姿を変えた。

 

 

「正義の雷が…悪を裁く!」

 

「悪を裁くだと!?」

 

 

そう聞き直したセトは、俺に向かって雷を乱れ打ちしてきたがそれを自らの雷を盾にしてバリアー能力で防ぐとオウリュウフォーム専用の武器ゴールドサンダーアックスを右手で握ると爆炎カリバーを左手で握るとセトに近づいた。セトは、パンチやキックで攻撃してくるがそれを躱して先にゴールドサンダーアックスを振り攻撃すると、強烈な電気がセトを襲う。

 

 

「雷には、雷で勝負!!」

 

 

俺は、そう言うとゴールドサンダーアックスを振り回して次々とセトを痺れさてる。

 

 

「これでトドメだ!」

 

 

俺は、そう言うとゴールドサンダーアックスをバックルにかざす。

 

《オウリュウ!スラッシュエンド!!》

 

すると、上空が曇り大量の雷がゴールドサンダーアックスに当たり黄色に光るとそれをしっかり持ってセトに近づくとセトの身体を横に斬ると、振り上げたゴールドサンダーアックスを振り下ろした。

すると、四分割にしたセトの身体が爆発した。

 

 

「……アックスサンダーチョップ!!」

 

 

爆発後に俺は、そういった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は、視界をポセイドンに移すと彼の方も戦いが終わろうとしていた。

 

 

「これで決める!!」

 

 

彼は、そう言うとバックルにある球体を上に変えてんさせた。

 

《ポセイドーン!フィニッシュドライブ!!》

 

その音程と同時にポセイドンは、イシスの近くまで行くとライダーパンチを放ちダメージを与えると今度は、下向きに回転させる。

 

《ポセイドーン!フィニッシュドライブ!!》

 

「これで終わりだ!!」

 

 

そう言うとポセイドンは、左足にエネルギを貯めるとライダーキックを放ち、イシスを倒すことに成功した。

それを確認した俺は変身を解除して火燐達を十字架から解放すると、最後に明里を十字架から解放しようとする……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明里に触れた瞬間俺に大量の電気が流れ込む。

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

 

俺は、そう叫ぶと意識をなくしてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、明里の十字架と達也は暗い地下へと姿を消して行った……。その時に四神ブレスと四神達のメダルが取れてたのを竜也は、知らなかった……。

 

 

 

 

 

 




《次回予告》
達也は、目を覚ますとそこは、天とは逆の地獄と思える世界に居た。
そこに居たのは、人の悪を見てきた人だった。
その人は、この世界と地上を開通させて人々を抹殺しようと企んでいた。

第17話「ようこそ地獄へ(前編)」

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